私たちは、仕事やプライベートで、やる気や思い入れの強さを表す表現で「一生懸命やらせて頂きます」とか「全力投球しています」と口にする。


言葉にうそはないし、思わず出た素直な言葉に違いない。


しかし、「一生懸命」や「全力投球」が口癖になっている人は、如何なものかと思ってしまう。


「一生懸命」や「全力投球」は、きれいな言葉・プラスの言葉。
誰だって「適当にやらせてもらいます」と聞くよりは、気分が悪い。



「一生懸命」や「全力投球」の言葉の裏には、完璧を目指すという価値感がある。
それは、素晴らしいことだが、仕事に完璧などない。


完璧を目指すのも、ほどほどがいいのではないのか。


完璧にとらわれるあまり、苦心惨憺したものと、「80%程度の出来で良し」と、ノリで仕上げ、あとは周囲の意見やアドバイスを取り入れたものと、どちらの出来がいいのだろう。


評価は後者に軍配があがるはず。



私も、かつては「一生懸命」や「全力投球」を口癖にしていた。
プラス思考で行動力があることを誇示するために。


今は、これらの言葉でなく「いい仕事をさせて頂きます」に変わった。
抽象的だが、うそがない私の素直な気持ち。


誤解を承知で言うが「一生懸命」や「全力投球」が口癖の人は、信用できない。