まず朝一のラウンドテーブルでは、前日に発売開始した新刊『病まないための職場サバイバル戦略』(集英社新書)についてお話しいたしました。
参加者の皆様が貴重なご経験をご発表をしてくださり、心から感謝しております。
また本セッションをスムーズに進められたのは、慶應義塾大学大学院の岡田結生子さんのおかげです。ありがとうございました!
日本健康教育学会には、長年にわたり志と価値観を共有している「年に一度会う家族や親戚」のような仲良しの先生方がたくさんいるので、ご講演から深い学びが得られるだけでなく、嬉しさと懐かしさでいっぱいになります!
まずは、この素晴らしい学術大会の大会長、福田洋先生。
記念写真を撮るとき、私の新刊をタイトルがきちんと見えるように持ってポーズをとってくださり、優しい福田先生。
大会長講演「生涯を通じたヘルスリテラシーの向上」では、健康教育・ヘルスプロモーション、そしてヘルスリテラシーとの出逢いから、各分野の発展の歴史、さらには組織のヘルスリテラシーの必要性に至るまで、福田先生が医師として歩んでこられた人生と個人的なご経験を振り返りながらご講演くださいました。
福田先生の思いが強く伝わり、拝聴していて、胸にこみ上げるものがありました。
また、「health literate settings(そこにいることで、自然に健康に関する知識や情報に触れ、健康的な行動をとりやすくなる場)」を実現するために、私たちは健康教育やヘルスプロモーションに取り組んでいること、
そして、健康はゴールではなく、やりたいことを行うための「資源」なのだと、改めて実感しました。
残念ながら欠席せざるを得なくなったドン・ナットビーム先生のpptを、「福田先生の視点から解説される」という特別講演も新鮮で、大きな学びが得られました。
筑波大学の阪本直人先生(向かって左)と、私と同じ所属の京都大学大学院の岡田浩先生(右)のシンポジウムでのご講演にも非常に感銘を受け、各先生方のご活動の重要性に深く共感いたしました。
記念写真を撮るとき、新刊のチラシを持って宣伝してくださる、優しい先生方!
阪本先生は私のラウンドテーブルにも来て、盛り上げてくださいました!
阪本先生は、多様な人々が動き出すきっかけと場をつくることが専門職の役割で、「医学生に背中を見せる」「暮らしの困りごとを一緒に考える」という入口から住民を巻き込んでいく神栖市のヘルスプロモーション活動についてご講演くださいました。
中学生と脚本を書き、「人生会議」の舞台をされた事例など、拝聴していてワクワクしました!
また岡田先生は「薬局に来た患者さんと気軽に話し、忙しそうな医師にはなかなか言えない悩み事や愚痴を聞き、その内容や解決策についての情報を提供する」という一見小さな介入であっても、行動変容を支えるナッジとして機能し得るという視点からの薬局のヘルスプロモーションについてご講演くださいました。
薬局を「薬を調剤・販売する場所」から、「患者中心のケア(patient-centred care)を提供する場」へと発展させる国際的な動きについても学びとなりました。
懇親会では、日本健康教育学会の理事長、武見ゆかり先生と記念撮影。
武見先生は「食事バランスガイド」の開発者で、わが国の栄養学や食育分野を率いてこられた第一人者です。
健康な社会の実現に不可欠となるのが政策であるため、ヘルスプロモーションの活動戦略の1つ目は「健康的な公共政策づくり」ですが、武見先生はそうした側面からも長年ご尽力され、心から尊敬しております。
武見先生にあこがれ続けて早25年が経ちますが、今でも先生を見ると、嬉しくてニコニコしてしまいます。
まだまだ書ききれないことがたくさんある、充実した素晴らしい学会でした!
皆様、ありがとうございました!
第34回日本健康教育学会学術大会開催前日に発売開始された新刊▼



鈴木美奈子先生、福田洋先生、阪本直人先生が編集された書籍。今回の学術大会の、より深い理解に役立つ内容です▼
----
▼蝦名玲子のオフィシャルサイト
▼著書と監修DVDの一覧
蝦名玲子の著書と監修DVD | Dr. Ryoko Ebina
▼蝦名玲子へのお仕事のご相談





