新刊著書

『病まないための職場サバイバル戦略』(集英社新書)

がいよいよ明日、発売されます!

 

病まないための職場サバイバル戦略 (集英社新書)

 

 

出版を記念して、連載を書いていきますね。

 

連載1はこちら

 

 

さて、働いていると、難しい判断を迫られる場面に直面することがあります。

 

十分な情報も時間もないなかで、関係者の意見が対立している。
失敗したときの影響が大きく、しかもどの選択肢を選んでも、何らかの不利益が生じるかもしれない。

 

そんなとき、私たちはどのように論理的に考え、情報を整理し、意思決定をすればよいのでしょうか。

 

新刊『病まないための職場サバイバル戦略』(集英社新書)の第二章では、こうした「難しい場面での意思決定」を扱います。

 

 

  いきなり決めようとせず、まずは問いを立てる

 

難しい判断をするときにやってはいけないことは、「この問題をどうにかしなければならない」という思いのままに、いきなり決めようとすることです。

そうではなく、まずは問題を明確化し、①一般的で基礎的な知識についての問い、②自身のケースに焦点を当てた個別知識を得るための問い、の2種類の問いを立てること。
そのうえで、そうした問いの答えを見つけるという視点から、意思決定の拠り所となる情報を的確に探すことが重要なのです。

 

 

  情報は、妥当性と関連性の観点から批判的に吟味する

 

情報を集めたら、それらを精査し、批判的に吟味することも大切です。

 

いまは、検索すれば膨大な情報が得られる時代です。

 

このため、集めた情報を

「その情報がどれだけ信じられ、自分のケースにどれほど当てはまるものか」

妥当性と関連性の観点から、批判的に吟味する必要があります。

 

批判的に吟味したら、今度は、それらの情報を踏まえて、考え得る選択肢を挙げ、それぞれのベネフィットとリスクを比較し、さいごに、自分が置かれている状況や、これまでの経験、価値観なども考慮して決めていきます。

 

こうした意思決定プロセスを踏むことで、自分自身が納得できる決断をすることができるのです。

 

 

  映画『フロントライン』の主人公の意思決定に学ぶ

 

新刊『病まないための職場サバイバル戦略』は、不確実性と価値観の多様化が進む現代において、従来のメンタルヘルス対策を補完する新たな視点として、「極限」ともいえる緊急事態から得られた知見を基に、職場で自分を守りながら状況を変えていくための科学的な手法をまとめたものです。

 

そのため第二章では、まず、2020年2月に英国籍のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で発生した新型コロナウイルス感染症のアウトブレイクへの対応を描いた映画『フロントライン』を取り上げ、主人公の意思決定を推察しながら、先に述べた考え方を説明しています。

 

次に、

「上司と先輩で言うことが真逆」

という職場で起こりやすい事例とともに、6つのステップから成る意思決定プロセスを解説し、さらに理解を深めていきます。

 

新刊『病まないための職場サバイバル戦略』第二章が、日々、難しい判断を迫られている皆様にとって、自分自身と周囲を守りながら、次の一歩を踏み出すためのヒントになれば幸いです。

 

 

明日発売! Amazon予約がオススメです下差し

 

 

 

映画『フロントライン』については、上記ブログで書いたので、よろしければご笑覧ください▲

 

----

▼蝦名玲子のオフィシャルサイト

Dr. Ryoko Ebina

 

▼著書と監修DVDの一覧

蝦名玲子の著書と監修DVD | Dr. Ryoko Ebina

 

▼蝦名玲子へのお仕事のご相談

蝦名玲子(保健学博士)へのお問い合わせ