このブログのタイトルは、「ヘルスコミュニケーションな日々」。



そして、私は、自治体や病院などで働いている保健医療福祉専門職の方々に、ヘルスコミュニケーションについての講演・研修コンサルティング専門職向けの雑誌の執筆 をさせていただくお仕事をしています。



さらに、約8年前に設立した私の会社は、グローバルヘルスコミュニケーションズ という名前で、ヘルスコミュニケーションの計画づくり・実践・評価・コンサルティング をしています。



そんな私の軸となるヘルスコミュニケーションについて、まず簡単にご紹介したいと思います。




ヘルスコミュニケーションというのは、「ただ情報を伝える」のではなく、


心理学・行動科学・社会科学分野の理論と、経験・創造力を駆使し、「いかに伝えるか」戦略的な目線をもって、情報の伝え方を探究する学問です。




私は、1999年まで、アメリカのミシガン州立大学と大学院で、ヘルスコミュニケーションを学んできたのですが、


日本人で一番早く、この学問を学んだのは、私チョキ


といえるほど、新しい領域です。




当時の、私の指導教官の、キム・ウィッティ教授が


この領域の研究や米国疾病管理センター(CDC)をはじめとする研究機関へのアドバイスをしていた頃、ヘルスコミュニケーションが体系的に確立されていったのです。




そんなヘルスコミュニケーション初期の頃、


私がヘルスコミュニケーションの世界に惹かれるようになったきっかけとなった研究を、今から、ご紹介したいと思います。




当時、シカゴの黒人の住んでいる地区のティーン(女子)の間で、


まだ若く、生活力がないのに妊娠してしまい… 


でも、相手の男子は逃げてしまい (サイアクですよね~パンチ!!! ← 心の中のツッコミ)、


親も自分の経済的な問題やドラッグ問題、恋愛問題などで助けてはくれず、


結局ひとりで生み… でも育てられず、健康を害する、


という問題がよくありました。




こうした状況を予防するために、コンドームの使用を推奨するプロジェクトをしていたのです。




でも、「コンドームを使わなかったら、妊娠してしまいますよ」というメッセージでは、ぜんぜん効果がありませんでした。





妊娠したら、学校もやめなきゃいけないし、


パーティにも行けなくなるし、


彼氏にもフラれ(フラれない人もいますが、その後、経済的なプレッシャーのため喧嘩の絶えないカップルになることが多い)


傷つく。




なのに、どうしてこのメッセージでは、効果がないのかはてなマーク




当時の私には、不可解でなりませんでした。




でも、キム先生の研究班が、面接調査からその答えを見つけ、納得。



長くなってきたので、その答えは、また次のブログで、お伝えしますねニコニコ




ヘルスコミュニケーションについての詳細説明は → こちら