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トッコのウィンターシーズンはとっても忙しいのです。10月から12月にかけては毎週末放送されるフィギュアスケートのグランプリシリーズ観戦、そして年末の全日本選手権。先週末は四大陸選手権の放送があったし、来月はいよいよ世界フィギュアの開幕!です。ほとんどの放送をDVDに録画しているので、既にDVDのハードディスクはスケートでいっぱいです。そして、寝る前には必ずお気に入りの選手の演技を一つ見てから寝ています。(最近はスイスのランビエール選手のエキシビションの演技がお気に入り!)
こんなスケート狂いのトッコですが、実のところスケートファンとしてのレベルはまだまだ初級、レベル1(スケートファンの方ならこの意味わかりますよね。)なんですね~(;^_^A ジャンプの種類を見分けることができるようになったのも、試合のルールや採点方法などがわかってきたのも、つい最近のことなのですから。そして、もう少しファンとしてのレベルを上げたい!もっとスケートを知りたい!と思って手に取ったのがこの本です。長くフィギュアスケートの取材活動をしてこられたアメリカ在住のジャーナリスト、田村明子さんの著作です。
スケート好きのトッコにとってはものすごく面白く、一気に読めました。簡単に内容をご紹介すると、第一章は、フィギュアスケート界を揺るがしたナンシー・ケリガン襲撃事件やソルトレイク五輪の判定スキャンダルについて。第二章は、氷の上での闘いについて。試合前の緊張感、質の良いジャンプとは?滑りの美しさとは?などについて言及しています。そして最終章は、裏方事情。コーチや振付師の世界、そしてジャッジや採点について。まさに、スケートファン必見の入門書という感じです。
実はトッコ、94年のリレハンメル五輪~02年のソルトレイクシティ五輪のころってそれほど熱心にスケート観戦をしていなかったのです。伊藤みどり選手以来、あまり日本人選手の活躍がパッとしなかったのもありますし、仕事に追われて忙しかったり、育児に追われて忙しかったりなど、日々の生活の中でスケート楽しむゆとりはなかったのです。なので、この本の第一章に載っているような事件やスキャンダルについては全く知りませんでした。 「へ~そんなことがあったんだ~」と驚くやら呆れるやら。ライバル選手を襲撃するなど本当に許しがたい。判定スキャンダルについても同様です。そもそもフィギュアスケートというのは陸上競技のようにタイムを競う明朗スポーツと違って、人間が採点する競技だから完璧はありえない。選手やその周囲の関係者だってそれは分かりきっているはずなのです。この本によるとソルトレイクの判定スキャンダルは北米メディアが主導して世論を煽り、大騒動を引き起こしたのだとか?それが事実ならこれまた許しがたい。フィギュアスケートを冒涜する卑劣で下品な行為と言えるでしょう。ただ、こういう事件があるから良い道を模索することになるのでしょうが、でも北米でのフィギュアスケート人気はバブルがはじけて今や下降の一途をたどっているのは事実のようです。
第二章の「氷の上の闘い」は最も面白かったです。 そもそもスケートの何が面白いかって、トッコが思うに単なるスポーツじゃないところですね。音楽も楽しめて芸術性がある、美しい踊りを見ることができる、綺麗でかっこ良い衣装に身を包んだスタイルのよい素敵な選手達を見ることができる、こんなにわくわくするスポーツって他にあるでしょうか?「スポーツか、芸術か」というサブタイトルのページがありましたが、その両方を楽しめるところが最大の魅力です。
今トッコお気に入りのスケーターは、韓国のキムヨナ選手とスイスのランビエール選手なんです。特にランビエール選手はトッコ好みのアーティスティックなスケーターで大好きです。トリノ五輪の時はシマウマ柄の独特の衣装でまだ少年ぽい雰囲気だったのに、あれから2年経てすっごく大人の男性の色気が増しましたv(^-^)v 彼のエキシビションナンバー「ロミオとジュリエット」は最高!です。両手をパッと広げるだけでオーラがあって素敵なのです。スピンが終わった後の切なげな表情・・・・たまりませんо(ж>▽<)y ☆ フリープログラムのフラメンコで見せるきりっとした表情とは対照的で、本当にドラマティック。ランビエール選手は今シーズン、ジャンプがなかなか決まらず(特にトリプルアクセル)苦労しているようですが、少々ジャンプをミスしてももっと見たい!もっと見せて!と思わせる演技で、これは本当にすごいことですね。
フィギュアスケートの醍醐味である力強いトリプルアクセルや4回転ジャンプなどの難しい技を見ることも楽しいですが、(実際ジャンプをテレビじゃなくて生で見るとものすごい迫力でこれまた感動!です。)やはり滑りの美しさ、指先や足先まで気を配った美しい踊り、そして何よりも選手自身が醸し出すオーラや色気に惹きつけられます。トリノ五輪の時の荒川静香選手の演技も、本当に惹きつけられましたね~この本によるとあの時のフリー演技終了後、ジャッジ全員がスタンディングオベイションだったそうです。あれから2年。トッコもいまだにあの時の映像を見ると自然と涙が出てしまいます。当時荒川選手は24歳。女性としても一番きれいで輝いている時でしたね。本当に本当に素敵でした。 もちろん五輪の彼女の演技はSPもフリーもエキシビも永久保存版としてDVDに焼き付けています。
また、同じく第二章には「男子の4回転」というサブタイトルで4回転ジャンプについて語られていました。今や男子シングルでは4回転ジャンプは当たり前。トップ選手達は皆プログラムの中に1回、すごい選手は2回も4回転ジャンプを入れています。本来は人間の許容範囲を超えていると思われる4回転ジャンプ。それでもアスリートは肉体の限界の挑戦するのだそう。そして終に、女子の世界にも4回転が進出してきました。先週末の四大陸選手権で、日本の安藤美姫選手が4回転ジャンプにチャレンジしたのです\(^_^)/ 結果は残念ながらホップしてしまい2回転の失敗ジャンプに終わりましたが。安藤選手も肩や足の怪我を抱えているのに、本当に素晴らしいアスリート魂。尊敬します!ただ~、安藤選手に続いて、次から次へと他の女子選手が4回転を跳んでいる姿というのは・・・・・・????想像するとちょっと不気味な気もします。たくましすぎるし、強すぎて・・・やや美しさに欠けるような・・・(断っておきますが、安藤選手が美しさに欠けると言っているわけではありません。)アーティスト系スケートが好みのトッコの趣味とはやや合致しないのです。ただ、安藤選手は元々とってもセクシーで色っぽい演技をする選手なので、4回転が一回入ったぐらいではアスリート色一色というプログラムにはならないでしょうが。世界フィギュアでも挑戦するらしいですね。是非頑張って成功させて欲しいです!!
この本のお陰でトッコのファンとしてのレベルも少しは上がったでしょうか?今までは日本人選手の活躍している男女シングルしか注目していなかったのですが、先日の四大陸選手権でアイスダンスをしみじみ見て改めてその良さを実感。これからはアイスダンスやペアにも注目したいですね。目標はレベル4!更にレベルアップを図っていきます! いや~本当にスケートって楽しいですね~
