トッコ世代の女性であれば、誰でも一度は見たこと読んだことがあるでしょう!

♪そばかす、なんて♪気にしないわ ♪ あの主題歌は今でもそらで歌えるほど耳いこびりついております。実はトッコ、キャンディのお話ってアニメで断片的に見たことがある程度で、全体を見たことも読んだこともなかったのですね~トッコは子供の頃、漫画はそれほど読まなかったのです。ただ、キャンディのお話って一体どういう話なんだ?と長年興味深かったことは確かなのです。そして、この度友人に全巻お借りする機会に恵まれまして、晴れて長年の夢(?)が叶ったのでした!友人に感謝です。

読んでみて驚きました!これほど女の子の夢と希望を明確に具現化した物語だったとは。両親はなく孤児院で育つという決して幸福とはいえない幼少時代、そしてもらわれた先での数々のイジメ、そういう不幸で悲劇的な背景でさえ素敵に思えて憧れてしまう。キャンディの底抜けに明るくて前向きなキャラクターがそう思わせるのでしょうか?もちろん悲劇的なことばかりではありません。ポニーの丘ではレイン先生やポニー先生に心から愛されます。心を許せる女の友人、パティやアニーも登場します。そして、たくさんの男性に愛されて、モテまくります。アンソニーにステアにアーチー、まるで王子様のような素敵な三人からいっぺんに愛されるなんて、本当にスゴイ!しかも、アンソニーはちょっと違うけど、ステアとアーチーの愛し方は、まるで優しい兄が妹を見守るかのような「優しく穏やかな見守り愛」で、これまた夢見る少女の憧れです。アンソニーとの愛は切ないですね。彼との別れはとっても悲しいものでした。キャンディの目の前で落馬事故をおこして死んでしまうのですから。しかし、こんな劇的な別れ方も普通であればなかなか経験できません。別れは確かに悲しいけれど、こんなドラマティックな別れ方、一度経験してみたい!そう思う女性も意外と多いのでは?

そして、彼れらよりもちょっと年上のアルバートさん(ウィリアム大おじ様)は、キャンディの知らないところで、キャンディが幸せになるように様々に配慮してくれます。こちらはあしながおじさん系の愛ですね。兄というより父親の愛。とっても包容力のある暖かい愛。でも、恋愛感情に発展する可能性もある愛。(ラストが何とも意味深です・・・)うーーーん、とっても危ういけどひそかにドラマティックな愛ですね。

そして、一番ときめいた愛がテリィでしょう。彼の不幸な生い立ち、有名女優を母にもち、そして自分も一流の俳優を目指しているという背景も、とことんカッコいい!二人の別れも素敵でした。お互い愛し合っているのに、スザナの事故というどうしようもない事実の前に二人は別れを決意するのです。うーーん、愛し合ってるのに別れなくてはいけないなんて。。悲しいけれどこんな経験もしてみたい!愛のために思い切り涙を流してみたい!深い悲しみを経験したい!ここでもやはり、多くの女性がそう思うのではないでしょうか?

こうしてみると物語中でキャンディの愛は一つも成就していないのですね~しかし、一つの物語で5人もの男性に愛される主人公ってすごい!ですね。キャンディと同じように、そばかす、前向き、明るいキャラのアン・シャーリー(赤毛のアン)でさえ、男は二人でした。ちょっとモテ過ぎ?けど、にくめないキャンディです。

全体を通して、至る所に少女の憧れ要素が散りばめられており、多くの女の子が夢中になるのも納得です。また、イライザや二―ル、そしてエルロイ大おば様などの意地悪役の登場も絶妙のタイミングです。善玉、悪玉というキャラの区分けもはっきりしていて、子供にはとても分かりやすい物語でしょう。こういう物語を通して愛や優しさを学ぶのも良いですね~娘にもお薦めできる漫画です。もちろん大人も楽しめます。今でも根強いファンがネット上でその後の物語やコラムなどを載せており、そちらもとっても楽しめました。あなたはアンソニー派?それともテリィ派?などを語るのも楽しいですね。トッコの好みとしては、ステアとパティなんです。この二人の恋愛がとっても可愛くて好き!ステアのキャラも大好きです。ちょっと個性的で一見女性に興味ないかも?と思わせるステアだからこそ、パティへの愛は本物だったのでしょう。(

キャンディへの愛がからんでいるのでちょっと微妙なんですが、トッコはパティへの愛が本物だったと思いたいです。)飛行機好きのステアがパティ&ステアの人形を作っていたなんて!あの人形を見た瞬間、トッコの気持ちはノックアウト!完全にステアにしてやられました。なんて素敵!決して王子様キャラではなかったステアだけど、心はとってもロマンティックだったのです。意外性があって、トッコ一番のお気に入りです。

聞くところによると、アニメの方は後半に原作にないストーリーがあるのだとか?こちらも興味深いですね~