- 国家の品格/藤原 正彦

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本日、3?回目の誕生日を迎えまして、感慨深いですね~
人生も折り返し地点です
しかし、まだまだやりたい事だらけ、読みたい本だらけ
人生の後半はダッシュでいろんなことにチャレンジする予定です
今年の誕生日は足を骨折したまま迎えて
余り嬉しくもなかったですが
今日のために(?)夫が会社を休んでくれまして
花束とケーキを買って来てくれましたo(^▽^)o
両親からは私の大好きな果物セットがお祝いとして届けられ
本当に家族って嬉しいですね。
今日のお夕飯はウニや中トロなど
私の大好きなおかずを家族4人で囲んで
子供たちも「ママ、おめでとう!」と言ってくれました
年とるのは嫌だけど
家族がいてくれてよかった!と思える一日となりました
さてさて、母から借りた「国家の品格」を
病院の待合室で長々待たされている間に読み終えました
(随分長いこと待ったのね~)
藤原正彦さんの作品は初めてで
新田次郎・藤原ていの次男と紹介されているところを読んで
なんとなくかたそうなお話かな~と想像しましたが
なかなかどうして
ユーモアも交えながら、ばっさりときってくれます
全体を要約すると
戦後欧米から来た「論理」「合理性」が今日の様々な破綻の元である今こそ、日本古来の武士道精神を復活させ、もののあわれ、懐かしさ、惻隠の情、など「情緒」と「形」の大切さを見直そう
というところでしょうか
ホント、読み終わってすっきりしました
私の中でモヤモヤしていたもの
どうすればよいかわからなかったもの
これらを明快に解決してくれた本でした
一番参考になったのは、
著者のお父上、新田次郎氏の教えとして
紹介されていた5つの禁じ手です
参考までに引用すると
一つ、大きい者が小さい者をぶん殴っちゃいかん
二つ、大勢で一人をやっつけちゃいかん
三つ、男が女をぶん殴っちゃいかん
四つ、武器を手にしてはいかん
五つ、相手が泣いたり謝ったりしたら、すぐにやめなくてはいかん
これら5つの禁じ手を守った上で
「弱い者を救う時は力をもちいてもよい。」と教えたそうです
理由は「卑怯だから。」だけです
これを読んでホント爽快でした
何が爽快ってその理由です
「卑怯だからいけない。」この一言に尽きる、ということです
「卑怯」という言葉自体私たちも使わなくなってしまいました
うちの娘に聞いたら
「そんな言葉聞いたことない!」とのことでしたし
私も随分長い年月、使った覚えのない言葉です
しかし、そもそも日本人は昔から
「卑怯な行為イコール最も恥ずべき行為」
という道徳観念を持ち合わせていたと思います
藤原氏の言う「卑怯を憎む心」
これが今こそ大切だと思います
例えば今話題になっているイジメ問題
大勢で一人をよってたかっていじめる
先生や親の見ていないところでこそこそいじめる
これらはみな、「卑怯なこと」、「恥ずべきこと」です
実は私も「イジメは何故いけないのか。」
うまく説明できませんでした
テレビのニュースでイジメ問題が流れる度に
「やだなー、自分の子供がいじめられたり、いじめたりするようになったら。今はホントに、例えばちょっと太ってる、とか父親がはげてる、とかそんなちょっとしたことがイジメの原因になったりするから、怖いなー。どうやっていじめられている子供を慰めるんだろう?どうやっていじめてはいけない、って教えるんだろう?」
と迷っていたのです
明確な答えはなかったのです
しかし今は
「卑怯ないじめはいけないこと。あなたの行動は神様がどこかで必ず見ている。卑怯なことをすれば必ず天罰が下る。」
とはっきり言えそうな気がします
そして、親が信念持って断言できれば
もし子供がいじめられている立場だったとしても
よもや自殺にはつながらないのでは、と思います
うちの娘にも、早速上記5つの禁じ手を話して聞かせました
几帳面で素直な娘は
早速習ったばかりの漢字を交えながら
画用紙にメモしてました
リビングの壁に「○○(娘の名前)のメモ」
と書いた画用紙が大きな存在感です
私もそれを見て爽快な気分を味わってます