みなさま、こんばんは!
果林です。
今回は、ウクライナ問題に関して、興味深い記事がありましたので、ご紹介です。
アメリカの経済学者、Martin Armstrongが、自身が運営するウェブサイトに載せた記事です。
世界経済フォーラム主宰 クラウス・シュワブ
(全体意訳)
記事 2022年2月20日
昨今の、世界でよく起きている“キャンセル”文化。異なる意見をかき消し、未来、後世を一方的に形作ろうとする動きは、シュワブの影響が大いにある。世界経済フォーラム主宰のシュワブは、レーニン信者。彼の元で学んだ若者グループ“Young Global Leaders”達は、シュワブの共産主義の考えを世界中に広めている。カナダ首相のトルドーも、彼の教え子の一人だ。世界の構図というのは、シュワブの経済的理論に、すっかり塗り替えられてしまっている。
シュワブは、ヨーロッパやカナダだけでなく、ニュージーランドまでも、手の内に収めてさぞ喜んでいることだろう。両国の首相は、シュワブのYoung Global Leadersの卒業生だ。シュワブはそのことを自慢している。彼は、自分の夢が受け入れられるか意見を伺おうなんてことはしない。各国トップの人々に教えを刷り込み、自分の思うように世界を動かすのが手口だ。
シュワブは、オーストラリアまでも大きな影響を与えた。権威主義で、人権を抑圧する政権とシュワブは、密接に繋がっている。これは、人類の未来の脅威だ。シュワブは、いつも人々の耳に優しい言葉をささやく。公平、平等な世界を作りたい、と。マルクスやレーニンと同じだ。
シュワブの影響は、アメリカのホワイトハウスまでに及ぶ。バイデン政権下で、”Build Back Better Act”という法案名が作られた。世界経済フォーラムで作られたスローガンの名前が丸々付けられている。バイデン政権下で運輸長官を務めるPete Buttigiegも、かつてシュワブのもとで学んだYoung Global Leaders出身だ。彼は、アメリカ全土にスピードカメラを設置し、ヨーロッパに倣い、罰金は収入ベースで計算することを提唱した。徐々に、アメリカの自由を剥奪していく前兆だ。
世界保健機関が、毎日 3,400人が交通事故死していて、年間にすると世界中で125万人が交通事故死しているという興味深いデータを出している。世界保健機関のトップは、医者ではない。シュワブの推薦で就任した人物だ。事故死への対策?それは、収入に準じた高額な罰金だ。フィンランドがいち早く導入した。罰金は加害者の可処分所得の半分というのが一般的な計算だ。運転手がスピード違反すればするほど、彼らがお金を享受する。2002年、Nokiaの副社長だったAnssi Vanjoki,が、モーターバイクで、20kmほどスピード違反した際、€116,000(1,200万円相当)が請求された。
すでに述べたように、シュワブと彼のサポーター達は、世界を完全に支配できた時、念願の共産主義が完成すると考えている。シュワブは、ヨーロッパをすでに支配下に収めていて、バチカンの教皇までも、心を掴んでいる。フランシスコ教皇はブラジルのエウデル・ペソア・カマラ大司教の影響を大きく受けている。エウデル・ペソア・カマラ大司教は、自称マルクス主義者だ。南米は、長い間本質的に社会主義の性質を持ち、南米のカトリック教会は、Catacomb Pact(カタコンベ契約)に従い、世界中をマルクス主義にするという彼の夢が叶おうとしている。シュワブは、カマラ大司教をダボスに招いてスピーチを頼んだ。シュワブは、カタコンベ契約と大きく関わるカマラ大司教の理論を信じていることを認めた。それに続き、シュワブは、グレート・リセットの伝導師でもある(魂や宗教ではなく)フランシスコ教皇も、マルクス主義者として囲っている。
ジョージ・ソロスの息子も、Young Global Leaderの一員としてシュワブの教えを受け継いでいる。中国の習近平を辞めさせ、シュワブの言うグレート・リセットを推し進めるべきだというメッセージ動画を出している。習近平は、トランプやプーチンと同じように、グレート・リセットを受け入れていない。ソロスは、自分のOpen Society財団は人権を守るという人聞きの良い名目で、習近平を批判している。ソロスの言葉に騙されてはいけない。彼の行動をよく見るべきだ。
ソロスは、パンデミックが起こっているこのパニックな状況が、習近平政権を転覆させるのに良い機会だ、と訴えた。ソロスは、自身のOpen Society財団の代表者であること、そして権威主義体制に反対するという立場を装いつつ、アメリカ国内で人種分断と警察解体運動のために資金を提供していた。ロサンゼルスでは、Amazonや UPS、FedExの荷物を積んだ貨物列車が襲われ、強奪される事件が起きた。また、カリフォルニアやニューヨークでは、ギャングたちによる集団盗難が起き、多くの店が閉店した。ソロスの、表向きの発言と彼の実際の行動は全く矛盾している。
ソロスは、左派のアジェンダのみ、サポートする。彼は、すべての共和党や保守派の案に反対してきた。2003, 2004年、ソロスは、“党を超えた選挙”を呼びかけ、共和党員も、クリントンに投票すべきだと発言した。ソロスのOpen Society財団は、完全に左派により作られている。彼は、共和党員全員を否定している。トランプだけではないのだ。ソロスは、ブッシュまでも至上主義者だと述べたことがある。トランプと同じように、ブッシュもアメリカ第一という政策をとっていたからだ。
(引用)
“ブッシュ政権の至上主義イデオロギーは、Open Society財団が掲げる原理に反するものである。それぞれは違う考えを持ち、誰一人として究極の真実を所有することはない”
これは、明らかに、政治的に誇張した表現であるだろう。しかし、共和党が“究極の真実”を所有しているという意味ではないとしたら、民主党やOpen Society財団が所有しているということにもならないはずだ。
ソロスは、さらに、こう述べた。“ブッシュ大統領は、自分自身の間違いに気づく能力すら持ち合わせていない”と。さらに、ブッシュは、“彼は自分自身を騙し、意図的に世間をも騙した”とまで発言した。バイデンもクリントンも、世間を騙してはいないと思う。同じ手法で、ソロスはトランプのことも批判した。
ソロスは、共和党について、“共和党は、過激派たちに支配されている”と言った。また、同じだ。どうやら共和党は、ソロスのOpen Societyの青写真にはどうもフィットしないようなのだ。
1982年、中国での政治改革で、リーダーは終身制であるべきではない、と明記された。
“一国のリーダーが生涯にわたり支配するという体制は、封建社会を彷彿とさせ、個人崇拝を形作る。民主化の促進ができなくなり、保守主義や停滞、えこひいきの現象という望みとは反対の現象が出現するだろう”
シュワブの経済理論を世界的に実現させるには、プーチンと習近平が邪魔であり、トランプにやらせてしまったことを繰り返さないようにしなくてはいけない。ソロスは、習近平の続投に強く反対している。すでにヨーロッパで完成したように、人々が自分たちの未来を形作らないようにするため、選挙による影響を無くし、彼らが望む共産主義世界を築くためだ。
2022年は、アメリカで中間選挙が行われるだけでなく、オーストラリアやフランスで大統領選が行われる。習近平の再選されるかどうかもかかっている。これは、生死がかかった世界のバトルである。彼らは、ウクライナという駒を利用してプーチンを崩壊しようとしているように、習近平を終わらせたいのである。
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ヨーロッパの、ウクライナとロシアの対立構造は、アジアでいうと中国と台湾ということなのである。
果林
