こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
今日は、引きこもりさせないために
親がすべきことというお話です。
昨日の読売新聞に
「中高年のひきこもり深刻」
と言う記事が掲載されていました。
その記事によると
40~64歳のひきこもりは
推定61万人。
一度引きこもると
6ヶ月~3年未満 28%
3年~10年未満 36%
10年以上 36%
と長期化する場合もあると言うこと。
そして、長期化すれば80代の親が
50代の子を支える「8050問題」が
現実化しているのが実態です。
親の年金を当てにして
部屋に引きこもる中年。
最悪の場合は次のような事件を
引き起こします。
僕のブログを読んでいる人には
関係のない話・・・
ではありません。
文部科学省が2021年10月に発表した
「問題行動調査」)によると、
小・中学校における不登校の児童生徒数は
19万6,127人と過去最多。
1クラス30人程度の学校と仮定すると
小学校では4クラスに1人、
一学年に1人か2人は不登校児童がいる
と言う計算になります。
そして、中学校では
1クラスに1人という計算です。
ひきこもりになる
きっかけを見てみましょう。
- 人間関係がうまくいかない
- 就職活動の失敗
- 職場になじめず
これらに共通するのは
コミュニケーション能力の不足です。
いじめがきっかけとなって
不登校になる子供もいますが
これもコミュ力不足が原因です。
イヤなものをイヤと言えないから
いじめのターゲットになるのです。
いじめる子供は誰でも
いじめるわけではありません。
弱い子供、抵抗できない子供を
探しているのです。
最初にちょっと
いじめらしいものを仕掛けます。
その反応を見て獲物を探すのです。
その時に「イヤだ」とはっきりと
言える子供は獲物から外します。
ですのでコミュニケーション能力は
人生において必要不可欠な能力
の一つです。
コミュ力は、いじめられないため
だけではありません。
就職活動の時にも
はっきりと自分の経験や意見を
言えると好印象です。
入社してからも
人間関係を良くするための
潤滑剤となります。
このコミュ力を育てるのも
幼児期の育て方が
大きく影響してきます。
先ずはわが子の人格を尊重すること。
一部の親は
「子供は自分の所有物」
と考えています。
自分の所有物だから
「自分の枠内」で
育てようとするのです。
「自分の枠内」というのは
「自分が育ってきた中で
作り上げてきた"常識"や
"価値観"の範疇に、わが子を
納めなければいけない」
と考えています。
そういう育て方をすると
少しでも"常識"や"価値観"から
外れると厳しく叱ることになり
子供は親の顔色を伺いながら
毎日を過ごす
と言うことになります。
そんな毎日を過ごすと
自分の意見や考え方を作ることが
出来なくなります。
つまりコミュニケーション能力
が育たなくなるのです。
それだけでなく
子供は親を追い抜くことが
出来なくなります。
子供が自分なりの意見や
考えを持つことを
親が許してくれないのです。
そうならないために
子供の人格を尊重した
育て方が必要不可欠です。
具体的には子供が話しかけたときは
必ず手を止めて向き合い
しっかりと聞き役に勤めることです。
子供が言葉を話し始めて
自我が出てきたときに
お話の練習をするために
ママに「ねぇねぇ」と
ママの袖を引っ張ることがあります。
その時に「後でね」とか
「これが終わるまで待ってね」
といって子供が話そうとしていることを
遮らないことです。
子供は初めて自分の意見を言う事に
チャレンジしようとしているのですから
その意欲を認めて受け止めてあげること。
最初は何を言っているのかわからなくても
しっかりと耳を傾けることです。
練習ですから、最初から
上手に話すことは出来ません。
100mをいきなり10秒以内で走れ
と言っているようなものです。
トップアスリートでさえも
何度も何度も練習を繰り返し
やっと10秒を切ることが
出来るのですから
まだ人間になって2年か3年しか
経っていない赤ちゃんです。
でも、いままでママのいうことを
素直に聞いていただけの赤ちゃんが
自分の意見を言おうという意欲が
出てきたのです。
そのチャレンジ精神を尊重し
会話が上手になる為に
一生懸命聞いてあげること。
その繰り返しがコミュ力を
育てる秘訣なのです。
そして、ただ聞くだけでなく
リアクションを忘れないで下さい。
会話というのは
言葉のキャッチボールです。
投げたボールを黙って受けるだけでなく
「うん、良いボールだ」
「ストライク!」
「もうちょっと腕を振ってみようか」
などのリアクションがあれば
投げる方も投げ甲斐が出てきます。
子供が話しかけたときも同じです。
子供「ねえねえ」
ママ「なになに」
子供「あのね」
ママ「どうしたの?」
子供「○○なの」
ママ「そうなの!それはいいね」
子供「だから○○なの」
ママ「素晴らしい考えね」
リアクションが返ってくれば
子供も話しやすくなります。
子供が何を言っているのか
わからないときは
オーム返しで対処しましょう。
子供「○○なの」
ママ「そう○○なのね」
子供「だから○○なの」
ママ「だから○○したかったのね」
オーム返しすることで
ママがしっかりと聞いてくれている
と子供が受け取り、
もっと話そう
と脳を働かせます。
そんな毎日を過ごすことで
子供の語彙が増えていきます。
語彙が増えると
子供の考えが纏まります。
次第に自分の意見が構築され
コミュニケーション能力も
育っていくのです。
また、兄弟姉妹がいる場合は
必ず起こる兄弟げんか。
その兄弟げんかもコミュ力を育てる
絶好のチャンスです。
兄弟げんかが始まったら
すぐに止めるのではなく
先ずは静かに見守りましょう。
そして、手や足が出たときには
「ストップ!」と言って止めます。
「暴力は禁止」
「何が言いたいの?」
「どうして欲しいの?」
「自分の意見や言葉にしてね」
こういう諭しを習慣にすることで
コミュ力が育ちます。
それだけでなく
兄弟げんかをすることで
人間関係を学ぶことが出来ます。
これは一人っ子では出来ない
特権の一つです。
上手に自分の意見を言えるようになると
ディベート力も育ちます。
学校でも教育の一環として、
「ディベート」を行う学校が増え、
大会も多く開催されています。
その一つディベート甲子園は
毎年夏に行われる全国の中学・高校の
競技ディベート日本一を決める大会です。
兄弟げんかの場合は
ママとパパが第三者の立場となり
双方の言い分を聞いて客観的に
判定して下さい。
子供達は成長するにつれ
様々なことを学びます。
そして、それらの学びを元にして
ママやパパを納得させ
相手を諦めさせる
ようになるでしょう。
コミュ力からディベート力を
身につけたら引きこもることなく
国際社会に出ても大活躍
することが出来るでしょう。
そんな子育てをするためには
親が学ぶことが必要不可欠です。
「コミュ力って何?」
「ディベート力って何?」
という親では子供は
引きこもっても当たり前です。
親自身が広く社会に目を向け
様々な情報を拾い集め
自分なりの意見を持った上で
子育てをすることは
とても大切なことです。
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今日も最後まで読んで頂いて
ありがとうございます。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
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