こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
今日は、人は誰かの助けがなければ
生きていけないというお話です。
日本人は我が子のしつけの一つとして、
「他人に迷惑をかけないようにしなさい」
と教えますよね。
でも、実際はそんなことは無理です。
赤ちゃんの時には
親に迷惑をかけています。
子供の時にも先生やお友達に
迷惑をかけています。
大人になっても先輩や上司に
迷惑をかけています。
人間は集団の中で
生きているのです。
だから迷惑をかけるのは
当たり前なんですね。
みんなが誰の助けも借りず
迷惑もかけないで生きていけるなら
集団を作る意味がありません。
逆に言えば、人間は
1人では生きていけないのです。
ですので、他人に迷惑をかけながら
お互いに助け合って生きているのです。
それは親が一番わかっていること
ではないのでしょうか?
自分の半生を振り返ってみると
大勢の人に迷惑をかけてきた
のですよね。
迷惑とまでは言いませんが
毎日ご飯が食べられるのは
農家や畜産業、農業や物流業、
小売業などの大勢の人たちが
毎日頑張ってくれているからです。
またの安全を守る警察官や
国の安全を守る自衛官、
火災が起きたらすぐに来てくれる消防官
などなど安心して暮らすためにも
大勢の人が頑張って
支えてくれているのです。
何歳になったら他人に迷惑を
かけないようになるのでしょうか?
その答えは死ぬまで?
いや、死んでからも医者や葬祭業の
助けを借りなければいけません。
テレビ番組で「ぽつんと一軒家」とか
「なぜそこ?」という
山の中で1人で暮らしている
年配の方を紹介しています。
水道もないガスもない
そんな山の一軒家でも
電気は通っているのです。
その電気を通すために
都会から電柱を立てて
電線を引っ張って
電気を運んできてくれた
大勢の人がいるのです。
電気がなければ
テレビも見られません。
照明器具も使えないので
夜は真っ暗でしょう。
そんな真っ暗な中で
1人で過ごすというのでは
寂しさのあまり心も
疲弊してしまうでしょう。
電気を作ってくれる電力会社、
電気を無事に送ってくれる
送配電会社などの大勢の人たちが
山奥で暮らすたった1人のために
毎日頑張ってくれているのです。
みんな1人で生きている
と言うわけではないのです。
また食料も野菜類は
自分の畑で取れますが
肉や卵、魚やお菓子などは
麓のスーパーに出かけなければ
手に入りません。
そこに行くためには車が必要です。
車を持てばガソリンが必要です。
また、維持管理のために
整備業者なども必要です。
そう考えれば
他人に迷惑をかけてはいけない
という言葉は出てこないでしょう。
電車の中で赤ちゃんが泣くと
「チッ!」と舌打ちする親父がいます。
その親父は赤ちゃんの時に
電車や公共の場で泣くことは
なかったのでしょうか?
そんなことはありませんよね。
赤ちゃんは泣くのが仕事です。
そんな赤ちゃんを忌々しく思う親父は
自分1人で生きてきた、
自分の力で育ってきた
とでも思っているのでしょう。
無理です。
みんな大勢の人に迷惑をかけて
大人に育ったのです。
そして、大人に育っても
まだまだ迷惑をかけ続けるのです。
電車が時刻通りに動いているのは
それらを維持している
大勢の社員のお陰です。
それがわかっていれば
事故で電車が止まったとしても
駅員に食ってかかる事もないでしょう。
また、社長であっても
社員がいるから社長なのです。
社員が頑張ってくれているから
高い給料がもらえるのです。
社長1人では何も出来ないのです。
国会議員や地方議員もしかりです。
偉そうにふんぞり返っているのは
間違いだと目を覚まして欲しいですね。
議員報酬は国から出ているのではなく
国民の税金から出ていることを
自覚して欲しいです。
インドの諺に
- 「あなたは人に迷惑をかけて生きているのだから、同じように誰かに迷惑をかけられても、それを許し、感謝の気持ちを忘れないようにしよう」
というのがあります。
素晴らしい諺です。
これを実践しているかどうかは
ちょっと疑うところもないことない
ですが・・・(^0^;)
この言葉を日本人の多くの人に
聞いて欲しいですね。
そうすれば電車で赤ちゃんが泣いても
- 「俺も赤ちゃんの時には泣いてママを困らせた」
という思いで頭に浮かんでくるでしょう。
そうすれば「泣いて良いよ」と
優しい気持ちになるでしょう。
もう一度言います。
人は独りで生きていくことは
できないのです。
仕事だけでなく、家やアパート
服や食べ物、
水道や電気、ガス
など、目に見えない大勢の人に
支えられているのです。
今吸っている空気さえも
みんなの努力で思いっきり
吸い込むことが出来るのです。
昔は公害で空気も汚れていました。
煙突から黙々と煙が出て
空もどんよりとして
空気も美味しくない時期がありました。
川や海にも工場の廃液が流れ
泡だらけになっていました。
それが今では青空が見え
川には魚が帰ってきたのです。
その一つ一つが誰かが
頑張ってくれているからなのです。
そんなことを我が子にも
教えてあげたいですね。
そして、迷惑をかけるなではなく
迷惑はかけるモノだから
他人の迷惑も許してあげよう。
そして、目には見えない誰かの
努力のお陰で安心、安全な生活が
送れているのだから他人に感謝しよう。
と教えてあげて欲しいですね。
今日も最後まで読んで頂いて
ありがとうございます。
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