こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
今日は、勉強はさせるものではなく
したくなるものというお話です。
あるQ&Aサイトに
次のような悩みが載っていました。
中学三年生で高校進学のために
勉強させなければいけない
という父親の悩みです。
なんと12万円もの塾代を
払っていると言うこと。
同じような悩みも
沢山寄せられていました。
- 現在中2の息子は個別指導の塾に通っていますが 成績は全然上がりません。
- 中学3年の息子がいます。塾に行ってもあまり成績も上がらず困っています。
- 中3の息子の塾を探しています。できない子でも熱心に指導される塾をご存知の方教えてください。
皆さんの共通点は子供の教育を
他人任せにしていると言うことです。
恐らく、小学校に入るまでは
学ぶことの楽しさを教えてこなかった
ということではないでしょうか?
そして、小学校に入ったら
先生に丸投げしていた。
中学になったら学校だけでは不安だから
塾に通わせて塾の先生に丸投げ・・・。
それでは、いくら高い塾代を出しても
子供は勉強などしません。
それは勉強が楽しくないからです。
まあ、中には塾に行ってから成績が伸びた
と言う子供もいるでしょう。
それはたまたま塾の先生の教え方が
子供の肌に合ったと言うことでしょうね。
また、子供が目的を持っているのなら
一生懸命に勉強に励むでしょう。
その目的とは一流大学に合格する
ということです。
そんな子供は目的を果たすと
つまり、大学に合格すると
もう勉強はしなくなります。
日本の大学は合格は難しいですが
卒業は簡単です。
だから「キャンパスライフを楽しむ」
と言う言葉があるのです。
大学受験が人生の目的ではありません。
特にこれからの社会では
「○○大学を卒業した」というだけでは
見向きもされなくなります。
「あなたはどんなことが出来ますか?」
と聞かれて、すぐに自分のスキルを
言える人を社会は求めています。
ですので、親が子供を塾に通わせる
というのでは子供は勉強しません。
子供が
「もっと勉強したい」
「だから塾に行かせて」
と要求しての塾通いであれば
子供は一生懸命学ぶでしょう。
そういう子供に育てるためには
就学前の子育てが肝心なのです。
就学前の子供は勉強と遊びの
区別はありません。
というより遊びがすなわち勉強なのです。
乳幼児はどんな遊びも初めての経験です。
遊びは知らないことを知る喜び
に溢れているのです。
ハイハイすること自体も
遊びであり勉強なのです。
どこをどう動かせば前に進むのか
と言うことを考えながら
自分の手足や胴体を動かすのです。
そして、見事に前に進めば
楽しい、嬉しいという気持ちに繋がり
もっと前に、もっと早く
と言う意欲が湧いてくるのです。
その気持ちが就学後の
「勉強する意欲」に繋がるのです。
就学前に遊びを徹底していないと
そういう意欲が育ちません。
その意欲というのは
「非認知能力」です。
非認知能力が高まると
認知能力も高まります。
多くの親が間違っているのは
非認知能力より認知能力を
伸ばそうとしていることです。
認知能力とは数値化できる能力のことです。
- テストで100点
- 競争で一等賞
- 絵を描いたら入賞
そういう目に見える形の能力です。
それに対して非認知能力とは
目に見えない能力のことです。
具体的には次のような能力です。
- 自己肯定感、集中力
- 客観的思考力、判断力、行動力
- 自制心、理性、精神力
- リーダーシップ、協調性、思いやり
- 応用力、楽観性、失敗から学ぶ力
- 創造力、工夫をする力
これはごく一部ですが
全て数値化は出来ませんよね。
そういう非認知能力が
人間の基礎・土台になるのです。
これを育てるのは就学前の遊びです。
赤ちゃんなら誰もがしている遊びです。
- 読み聞かせ
- 外遊び
- 砂遊び
- 水遊び
- ごっこ遊び
- お手伝い
などなど・・・。
これらの遊びをただ遊ばせるのではなく
親が目的を持って一緒に遊ぶことで
知的好奇心が伸びていき
その結果、非認知能力が育つのです。
「親が目的を持つ」ということが大切です。
そのためには親が「遊びの意義」
を知ることです。
多くの親は「遊びの意義」を
知らずに子供と遊んでいます。
ただ時間が過ぎていくだけです。
親も面白くないでしょうし
子供も楽しくないです。
そうなれば集中力や行動力
そして学ぶ意欲が育たないのです。
それだけ乳幼児期の遊びは
子供の将来にとって大切な
勉強時間なのです。
勉強は親がさせるものではなく
子供自らしたくなるものにするには
知らないことを知る喜びを
育てることなのです。
あなたに一つ質問です。
「紅樺色」
この漢字の読みは?
そして、どんな色のこと?
今、頭が動いてきましたね。
脳の血流が増していますね。
そういう働く脳を
育てるのが子育てなのです。
今日も最後まで読んで頂いて
本当にありがとうございます。
