こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、赤ちゃんの困った行動をやめさせるには「ダメ!」ではだめというお話です。
赤ちゃんの困った行動をやめさせようと、つい出てしまう言葉が「ダメ!」ですよね。
一番端的でわかり易い言葉です。確かにその効果は抜群です。「ダメ!」と言われた赤ちゃんは一瞬行動を止めます。
でも、それは赤ちゃんが、自分が悪いことをしたから行動をやめたということではありません。自分の行動が良い行動なのか悪い行動なのかということを考えながらしているわけではないからです。
赤ちゃんは、自分の好奇心で行動しています。「あれはなんだ?」「これはどうなっているんだ?」と思わず手を伸ばしているというわけなのです。
ですので、ママが思わず発した「ダメ!」という言葉を理解して行動を止めたというわけではないのです。それは、大きな声を出したママにびっくりしただけなのです。
ママとしては危険な行動を止められたという一応の目的は果たせたわけです。だからといって「ダメ!」を繰り返していると赤ちゃんは自分の存在自体がダメなのかという不安に陥ってしまうのです。
赤ちゃんは触ることや舐めることで知的好奇心を満足させています。それは言いかえれば、向学心です。
勉強をしようとして机に向かっている子供に対して「ダメ」と言い続ければ、勉強が嫌いになり、「自分はこれでいいのだ」という自己肯定感が潰されていくという危険があります。
今日は、そんな「ダメ」という言葉が、効果がなかったので困っているというママからの相談をご紹介します。
あなたは、お子様が積み木をぶん投げた時に、どんなふうに「しつけ」をしていますか?
柴田様、こんばんは。早速のお返事ありがとうございました。前回の質問についていくつか補足をさせてください。
>どうして、読んで欲しい絵本を読んであげないのでしょうか?
これは、娘が読んで欲しい絵本と違う絵本を、私が間違って取ってしまった場合、という意味なんです。言葉が足らずすみません。娘が読んでもらいたい絵本を自分で持ってくれば、勿論、私はいつも喜んで読むのですが、「あれ」と指差して「これ?」と聞いたときに、それが間違っていると、もう怒り出すんです。
この
娘「あれ!」
私「これ?」
娘「ギャーーー泣(ちがうーーー!!)」
は、絵本に限らず日常の全般にみられます。それもちょっとぐずるとかのレベルではなく、床に突っ伏して泣き崩れるんです^ ^;
これは性格なんでしょうか。それとも何か別のところでストレスを抱えているからこうなるのでしょうか。
それと、前回のメールに書いた物を投げる件です。
今のところ我が家では、投げたら危ないもの(例:積み木)を危ないと分からずに投げた時は「これは投げたら危ないよ、当たったら痛いんだよ」と諭すように注意し、感情的になって物にあたるように投げ始めた時はキツイ口調で「ダメ!!」と怒っています。
どちらも効果はなく、治りません。何か良い方法はないのでしょうか?アドバイスをいただければ幸いです。よろしくお願いします。
ご相談者のお嬢さんは、この時1歳2ヶ月です。ちょっと自我が出始めた頃です。そして、まだまだ自分の感情の赴くままに行動する時期ですね。
積み木などを投げるという行動も、どこのご家庭でも見られる行動です。そして、そんな危険な行動につい“キツイ口調で「ダメ!!」”と言ってしまうママも多いのではないでしょうか?
もしかすると、この記事を読んでいるあなたも、このママと同じような「しつけ」をしているのではありませんか?
そして、何度言っても赤ちゃんはギャン泣きするばかりで、途方にくれていませんか?
赤ちゃんが危険な行動をとった時に、どのような言葉で言えば効果があるのでしょうか?早速、厳しくアドバイスをさせて頂きました(^^;)
◯◯さん、おはようございます。柴田です。
なるほど、詳しい説明ありがとうございます。このままでは「暴君」が育ちますね。(^^;)
テキスト「この育児」は、読破して頂けましたでしょうか?しっかりと「しつけ」をしていきましょう。
赤ちゃんは、お母さんのしつけ方についても細かいところまで学び、1歳1、2ヶ月になるころには、かなり高度な判断をするようになっています。
例えば、お母さんが口で言うだけで実行に移さないタイプだとすると、赤ちゃんはそれをちゃんと見抜いて、叱られても、口だけで実際には何もされないとわかるのです。お母さんが本気かどうかの見分け方もわかってきます。
また、お母さんが赤ちゃんにまっすぐ向き合っているのか、それとも、他のことに気を取られながら向き合っているのかということも、不十分ながら感じ取っています。
注意されたり、小言を言われたりした時も、すぐに言う通りにしなければならないのか、ちょっと間をおけば無視しても大丈夫なのか、ちゃんとわかるようになってきます。
どうですか?心当たりはありませんか?
柴田さん、こんばんは。心当たり・・・めちゃくちゃあります(>_<)
同じ悪いことをしても怒る時と怒らない時があったり、夫婦で違ったり…、
また、いつも口で怒るだけでお仕置きをしたこともありませんでした。
言われてみれば、前までは強い口調で怒ると泣き出していたのが、最近はちょっと機嫌をとるような仕草をするようになってきたんです。
完全にナメられてますよね(-_-;)
そろそろしつけをしなければと思いつつも、まだ言っても分からないだろうというのが頭にあったんです。
まだまだ赤ちゃんで、泣いたらあやしてあげたい、出来る限り泣かせたくないとも思っていました。
でも、親の本気度を見抜くことが出来る子に、言って分からないわけがないですよね。考えが甘かったと大反省です(T_T)
柴田さんのテキストのしつけの項目を何度も読み返しました。主人にも読んで貰い、これから力を合わせてしつけをしていこうと話し合いました。
もっと早く柴田さんとこのテキストに出会いたかった。。。
でも出会わないより良かったと考えて、これから暴君予備軍脱出に向けて頑張ります!
アドバイスすると、すぐにご自分の行動を振り返って頂きました。そして、冷静にご自分と赤ちゃんの行動を分析して頂きました。
そして、ご主人にも共有し、育児を軌道修正しようと反省して頂きました。素晴らしい母親と父親です。
初めての育児です。毎日失敗の連続です。失敗して当たり前です。肝心なことは、失敗から学ぶという姿勢です。
多くの親は「しつけ」とは、いつから始めれば良いのか迷っているのではないでしょうか?
この記事を読んでいるあなたも、ご相談者のママと同じように、「しつけ」は、まだまだ先の話だと、のんびりと構えていませんか?
のんびりと構えているうちに、しつけのチャンスを見失ってしまったということもよくあることです。
また「しつけ」は、いきなり本番ではうまくいきません。赤ちゃんにとっても、ママにとっても練習が必要です。
特に赤ちゃんにとっては、今までは許してくれていた行動なのに、ある日突然「ダメ!!」と禁止されてしまうと混乱してしまいます。
徐々に育児の方向を大きなカーブを回るときのようにハンドルをゆっくりと回すことが、その効果を、大きくそして早く得られるようになります。
あなたも、早めにしつけの練習から始めませんか?
--------------------------
ママへ。子供が生まれてから家事・育児に追われて疲れてはいませんか?独身だった頃、あんなに輝いていた日々が嘘のような毎日。
そんな毎日に、さようならしましょう。あなたは本来そんなところで悩んでいるべきではありません。育児をちょっと学ぶだけで、あなたの毎日が以前の輝きを取り戻しますよ。
もし、育児以外のことも含めて悩んでいるのなら専門家にちょっと相談しましょう。すぐに解決しますよ。悩みに今すぐお別れして、あの時の輝きを取り戻しましょう!
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
※お問い合わせしたのに、いつまで経ってもお返事が届かない場合は、こちらをご覧ください。

