こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。初めての育児でてんてこ舞いしていたママもようやく育児という大変な「仕事」に慣れてきたころに、第二子が生まれます。
ママは、一人経験しているのでちょっと余裕で赤ちゃんのお世話ができます。でも、「上の子はもう何でも出来るから」と、どうしても放ったらかしになりがちです。
年の離れた兄弟姉妹なら上の子の関心はお友達との遊びなど、外の世界に興味を持ちますので赤ちゃんにも優しくなりますが、年の近い兄弟姉妹の場合は、赤ちゃんが来たからと言っても上の子もまだまだ赤ちゃんなのです。そこに嫉妬が生まれます。
そこで育児書などでは「上の子を優先して下さい」と書いてあります。でも、具体的にはどのようにすればいいのかはあまり書いていません。
ママとしても頭では「上の子優先」と理解していても、生まれて間もない赤ちゃんが泣き叫ぶと放っては置けません。気がついたら上の子が寂しい思いをしているということになりがちです。
そこで、今日は、上の子優先の具体的な言葉がけをご紹介します。コンサルを通したアドバイスです。ある程度そのご家庭の環境などを調査した上でのアドバイスになりますので、そのまま、あなたの育児にも役立つとは限りません。
でも、「こんな感じでやればいいのね」くらいの参考にはなるのではないでしょうか?ちょっと長いやり取りになりますが読んでみて頂ければと思います。
もちろん、ママの了解も頂いています。なお、文中ではお子様の名前は仮名にさせて頂いています。
■是非、一言お願いします
いつもありがとうございます。テキストを読んで今までそれなりに楽しく育児をしてきましたが、下の子が産まれてから私に心の余裕がなくなり育児の不安も大きくなりました。
今日のブログのように、まさにイライラする時間が増えてます。息子はかわいいのに…イライラする自分に戸惑い、自己嫌悪です。
迷っていましたが、顧問契約をよろしくお願いします。
東京都にお住まいのこちらのママは、長男くんが生後11ヶ月の時にテキストを御購入し育児の参考にして頂いていました。
そして、翌年に第二子である妹さんを出産。兄妹育児が始まった三ヶ月後に顧問契約を結んで頂きました。
11/23
◯◯です。顧問契約よろしくお願いします。息子二歳二ヶ月、娘三ヶ月です。さて、相談です。
①息子が最近何を言っても反対の事を言います。例えば、
「お風呂に入ろう」→『入らないの』
「ご飯はなくなったよ」(お代わりを何度もしたあと)→『あるの』
などなど。とにかく、しないの、ダメなの…のオンパレードです。流石に何度も繰り返されるとイライラしてしまいます。どんな風に対応するのがいいですか?
今はオウム返しして、気持ちが変わるのをまったり、目でみて状況が分かるように示したりするようにしています。
②二人目が産まれたら上の子を、中心にと言われて、なるべくそのようにしてますが、やはりギャン泣きする下の子を放って置けずにいます。上の子も下の子にも中途半端にしか対応できない気がしてモヤモヤします。
特に食事中に泣き出すと困ります。息子を一人で食事させるのは嫌ですが、娘の泣きが激しくなるとどうしても娘を放って置けずにオムツ替えたり、授乳したり、抱っこでゆらゆらしたりして、息子は途中から一人で食事をとることになることがしばしばあります。
食卓で授乳してみましたが、体勢が気に入らないみたいで娘はますます泣いてしまいました。どうしたらいいでしょうか。文書が分かりにくくてすみません。よろしくお願いします。
11/24
◯◯さん こんにちは 柴田です。これから宜しくお願いします。
>流石に何度も繰り返されるとイライラしてしまいます。どんな風に対応するのがいいですか?
イヤイヤ期、まっただ中ですね。
>気持ちが変わるのをまったり、目でみて状況が分かるように示したりするようにしています。
素晴らしい対応ですよ。今は「いや」と言う言葉を使いたい時期なのです。そして、その言葉に対してママがどんな反応をするのかを確認している時期です。聞き流すようにして下さい。
>上の子も下の子にも中途半端にしか対応できない気がしてモヤモヤします。
2人を平等に扱わなければいけないと考えないで下さい。完璧を求めないで下さいね。両方とも無理です(^^;)
下の子は、勝手に育ちます。とにかく上の子を第一に考えて下さい。ブログ読ませて頂きましたが、妹を可愛がっている様子が書かれていますね。でも、それはうわべだけだと考えて下さい。妊娠出産と新生児の時期、上の子は、下の子にママを盗られたと考えるのが普通です。
下の子を可愛がっていれば、ママの機嫌がいいと考えての行動だと考えて下さい。基本的には寂しがっています。下の子は、もう3ヶ月ですから、泣かしておいても大丈夫です。2番目の子は、逞しく育ちます。
>息子は途中から一人で食事をとることになることがしばしばあります。
これが一番寂しいですね。楽しい食卓が、寂しい場面になっています。食事の前に、赤ちゃんのおむつを見て必要な場合は替えておいてください。出来るだけ食事の時間には、泣かないように前もって段取りをしておいてください。
そして、それでも泣いた場合は、放っておいてください。泣き続けた時に上の子が、「泣いているよ」と言ってくれたら、「おむつかな?おっぱいかな?ちょっとだけ御世話してもいい?」と聞いて下さい。その上で、下の子を見て下さい。必要なことが終われば「お待たせしました」と、また、上の子と楽しく食事をして下さい。
11/26
柴田様 ◯◯です。先日はありがとうございました。
> どんな反応をするのかを確認している時期です。 聞き流すようにして下さい。
なるほどわかりました。時間や心に余裕がないと「ダメって言わないで!」とか「イヤイヤしてたらできないよ!」と説明したりしてしまいますが、余計にイライラするんですよね・・・で、叱ってしまったりして。反省です。
質問ですが、出かける時間が迫っているのに靴を履かないとか着替えないときや、毎日どうしてもしなくてはいけない歯磨きや入浴などを嫌とかしないというときはどうすればベストですか?今は、ある程度は気持ちが変わるのを待ちますが、どうしても待てないときも多々あります。
以前のメールマガジンの私メッセージで伝えるようにしていますが、どうにもならないこともあります。時間に余裕をもって行動すればいいのでしょうが、私は時間の使い方が下手なのか、時間がギリギリになってしまうことが多々あります・・・
食事や寝る時間を狂わせないことを大切にするか、子どもの気持ちが変わるのを待つか・・・いつも葛藤です。下の子もいると授乳時間なども気になってしまいます。早めに早めに声をかけることを心掛けていはいるもののなかなかうまくいきません。
>平等に扱わなければいけないと考えないで下さい。完璧を求めないで下さいね。両方とも無理です(^^;)
そうですね。育児書を見てると泣いている子はすぐに抱いてあげなくては…という思いが最近強くなりジレンマでした。中途半端はある程度は仕方ないですね。
> 下の子は、もう3ヶ月ですから、泣かしておいても大丈夫です。2番目の子は、逞しく育ちます。
息子は赤ちゃん返りがなく心配していましたが、最近「だっこ~」とせがんだり、ときどき妹をたたいたりやきもち焼いていることを行動で示してくれるようになり少し安心していますが、まだまだたくさん我慢させていると思います。下の子には申し訳ないですが、泣かせておきます(T_T) 上の子第一をもっと大切します。
質問ですが、上の子が下の子をかわいがってくれた時はあまりほめたりしない方がいいのでしょうか?オムツ替えたりあやしてくれたら「ありがとう。花子(仮名)笑ったね」とか「花子、うれしそうだね」ということは言います。
周りは「いい子だね」とか言いますが、私はあまりそう言いたくないなと思っています。お母さんに褒められるからかわいがるというようにはなってほしくないと思っています。が、妹をかわいがるとお母さんが機嫌がいいということでの行動ならば、可愛がってくれた時はあまり反応しない方がいいということでしょうか?
また、叩くや引っ張るといった行為にはどのように対応すればいいでしょうか?私や旦那の気をひく行為なのかなと思い、あまり過度に注意や制止しないで、「やさしくね」と言いながら実際にやって見せたり、こうしたほうが喜ぶよと言ったり、別のことに誘って下の子から離したりするようにしています。「ダメ」「やめて!!」と怒ってしまうこともありますが・・・
> その上で、下の子を見て下さい。必要なことが終われば、また、上の子と楽しく食事をして下さい。
ここ1ヶ月なんどか一人で食事させてしまい、すごく反省しています。一応、「花子を見てきてもいいかな?」とは聞いていましたが、上の子が「泣いているよ」と言ってくれるまでは下の子には待っていてもらうようにします。
最近、下の子はお気に入りのおもちゃが出てきたので、それで待っていてもらうようにします。事前の段取りも考えます。ありがとうございました。たくさん質問してしまいましたが、よろしくお願いします。
11/26
◯◯さん こんにちは 柴田です。
>しなくてはいけない歯磨きや入浴などを嫌とかしないというときはどうすればベストですか?
大変ですね。今の時期だけです。今の状態が際限なく続くと思いがちですが、いずれは終わります。3歳になれば、嘘のように収まります。
それまでは、お手伝いをさせて下さい。子供はママのやっていることを、とてもやりたいと考えています。特に、お台所でのママをじっと見ています。お料理のお手伝いをさせて下さい。なんでも、夢中でやりますよ。
お料理のお手伝いが出来るようになったら、出かける先のことに楽しみを伝えて下さい。今日は、スーパーに出かけると言う場合は、
「今夜は、太郎(仮名)は、何が食べたいのかな?」
「○○かな、それとも○○かな?」
「今夜は、太郎の大好きな○○を作ろうか?」
「また、お手伝いしてくれるとママは助かるなぁ」
うまく「うん」と言った場合は、
「それじゃあ、お買い物に行こうか。」
「お買い物のお手伝いをしてくれると助かるわ」
出かける時の楽しみを持たせることです。
お風呂も同じですね。お風呂での遊びを取り入れて下さい。これは、ファイルにまとめてありますので添付しておきますね。
※お風呂での遊びいろいろ
歯磨きは、無理にする必要はないと開き直って下さい。唾液が一番の虫歯予防です。当然、お菓子類は、あげないという前提もあります。歯磨きは、いつまでもママが磨き続けることは出来ません。自分で磨くようにし向けるのが歯磨きのしつけです。これも、ファイルを添付しておきますね。
※虫歯予防には唾液が効果
>下の子には申し訳ないですが、泣かせておきます(T_T)上の子第一をもっと大切します。
はい、まずは、ママは太郎君が大好きだということを証明してあげて下さい。それがわかれば、安心します。安心できれば、下の子にも優しくできるようになりますよ。
>可愛がってくれた時はあまり反応しない方がいいということでしょうか?
そうですね。「えらいわ」ではなく、「太郎が、こうやって赤ちゃんのお手伝いをしてくれると、ママは助かるわ」と、ママが助かると言う感謝の言葉を出すようにして下さい。そうすると、家族の一員だという自己肯定感が育まれます。
>また、叩くや引っ張るといった行為にはどのように対応すればいいでしょうか?
これは、以上のことをやっていくうちに、次第に収まってきます。
>上の子が「泣いているよ」と言ってくれるまでは下の子には待っていてもらうようにします。
そんな状態は長くは続きません。太郎くん第一の生活をしているうちに、太郎くんも、本当の意味で妹を可愛がるようになります。頑張って下さいね。
11/28
柴田様 おはようございます。◯◯です。
先日は、ありがとうございました。台所のお手伝いは時間がある時にお願いしています。とても楽しそうにしています。もっと頻繁にお願いしてみます。いつかはイヤイヤが終わると思えば、イライラする回数も減ってきました。
>出かける先のことに楽しみを伝えて下さい 出かける時の楽しみを持たせることです。
うちは、宅配で食材を購入するので教えていただいた方法はあまり使えないかもしれませんが、出かける時の楽しみを伝えるようにしたいと思います。
上の子を大切にとしてきたつもりでしたが、足りなかったんですよね。ついつい泣いている方に手をかけてしまいがちですが、上の子第一を心に止めて過ごします。
妹を叩く行為もいつかはなくなるとの事ですが、それまではどのように対応すればいいですか?やめてと言うと余計にやるので…「花子痛いよ」「こうやってやると喜ぶよ」などと、伝えるようにしています。これでいいのでしょうか?よろしくお願いします。
11/28
◯◯さん こんにちは 柴田です。
>台所のお手伝いは時間がある時にお願いしています。もっと頻繁にお願いしてみます。
はい、そうして下さい。そして、得意なものを全て任せて下さい。例えば、ゆで卵の殻を剥くのは、太郎くんの係にするとか、テーブルを拭く係とか、食器を並べる係とかを任命して任せて下さい。
自己有用感を育てるのです。その時に、うまくいかなくても、食器を割ったとしても、決して叱らないで下さい。食器を割ったら、「怪我はなかった?、いいのよ。食器なんかまた買えばいいの。太郎が怪我をしなければ一番いいのよ」と話して下さい。
>ついつい泣いている方に手をかけてしまいがちですが、上の子第一を心に止めて過ごします。
はい、必ず、忘れず、いつまでもそのことを言葉と行動で示して下さいね。
>妹を叩く行為もいつかはなくなるとの事ですが、それまではどのように対応すればいいですか?やめてと言うと余計にやるので…
そんなときには、太郎くんの心を代弁して下さい。
「太郎は、花子が憎らしいよね」
「花子に、ママを盗られたと思っているんだよね」
「だから、いじめたくなるんだよね」
そして、
「でも、それは間違いよ」
「ママは、太郎が一番好きなの」
「ママの大好きな太郎が、花子をいじめるとママは悲しくなるの」
「ママが花子を御世話するのが許せないのよね」
「でもね。太郎くんも小さい時には何も出来なかったのよね」
「ママが、おっぱいを飲ませたり、おむつを替えたりしたのよね」
「花子は、その時の太郎と同じなの」
「だから、御世話をしないといけないの」
「でも、御世話が終わったら、ママも太郎と遊びたいの」
などとお話しして下さい。
コンサルはまだまだ続きますが、ひとまずここで終わらせて頂きます。こんな感じで具体的な言葉がけをアドバイスさせて頂いています。
これを続けていくことで、太郎君の不安が解消され、安心して花子ちゃんと遊んでくれるようになります。
ここでしっかりと安心感を育てていくことで、花子ちゃんがハイハイが出来るようになった時に太郎君のおもちゃを奪う場面も出てくるでしょう。そんなときにもママは太郎君の味方をすることで太郎君の心も落ち着いて花子ちゃんの遊び相手をしてくれるようになります。
一人の赤ちゃんを育てたことと二人の赤ちゃんを育てることは全く違う育児になるのです。一人のときにも大変でしたが、二人になるとまたまた大変な毎日になります。
多くのママは、二人目が出来て上の子のお世話とパパのお世話でてんてこ舞いです。そんな時に誰にも相談できずに一人ですべてを解決しようとすると、後悔することになります。
あなたのためにも子どもたちのためにも、是非、信頼できる相談相手を見つけて下さいね。相談できる相手がいるというだけで心の負担も軽くなります。そして、それが専門家であれば、必ず解決してくれますよ。
子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児という時間を楽しんで頂きたいですね。
せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
※ご注文確認メールが、いつまで経っても届かない場合は、こちらをご覧ください。




