またまた母親が我が子に手をかけるという悲しい事件が起きてしまいました。
ニュース第一報によりますと、19日午後5時45分ごろ、広島県東広島市で母親自ら「子供二人を殺しました」と110通報した。自宅で長男の隼人くん(5)と次男の颯太くん(3)の背中などを刃物で複数回刺して殺害しようとした。母親は31歳。当時、夫は不在。
本当に悲しいです。一生懸命5年間も育ててきた我が子を刺し殺すだなんて。鬼のような顔で刃物を持って向かってきた母親に、子どもたちもどんな恐怖に襲われたのでしょうか?
事件の詳細は、これから次第に明らかになってくることでしょう。しかし、いつも有耶無耶に終わっています。
何度も何度も同じ悲劇が繰り返されているにもかかわらず、行政は根本的な手は打っていません。「こんな程度でいいだろう」ということでお茶を濁しているのが現状ではないでしょうか?
このままでは、また、同じような悲劇が繰り返されるでしょう。この母親は、5年間も一生懸命育ててきたのです。そして、兄弟が出来てからも、頑張って二人の子育てをしてきたのです。
どうして、そんな子どもたちを刺殺さなければいけなかったのでしょうか?子育てのコツや楽しさをわからないまま、必死で毎日を送っていたのではないでしょうか?
息を抜く暇もなく疲れた身体と心にムチを打ちながら頑張ってきた。それが限界に達したのではないでしょうか?
手を差し伸べてくれる人もいなかったのでしょうね。夫はどうしていたのでしょう。妻の気持ちに寄り添っていたのでしょうか?
また、母親も助けを求める術を知らなかったのでしょうか?家事の手を抜く方法や育児の気分転換をする方法を誰にも教えてもらえなかったのでしょうか?
育児は母親一人の仕事ではありません。夫婦が取り組むべきものです。そして、社会が手を差し伸べるべきものです。
こんな悲劇が、二度と起こらないように母親が気軽に休める社会を作るべきではないでしょうか?
3年前の2015年にモデルの道端アンジェリカが、TV番組の中で「週に1回ベビーシッターに子供を預けて夫とデートする時間を楽しみたい」という希望を話しました。
その言葉に対して猛烈な批判が集まったのです。
「母親が子供をベビーシッターに預けて遊ぶなんてアホ」
「週1で子供預けて旦那とデート?もうお母さんにならなければいい」
母親は24時間子供の世話をしなければいけないのでしょうか?少しの時間も休むことは許されないのでしょうか?
また、こういう批判をする人たちは、母親と同じように24時間休まず子育てをしたことはあるのでしょうか?母親の苦労をわかっているのなら、こんな批判は出ないはずです。
何故、ジェシカさんが「週に1回ベビーシッターに子供を預けて夫とデートする時間を楽しみたい」といったのでしょうか?
それは、休めていないからこそ「願望」として言ったのではないでしょうか?まあ、テレビに出ているのですから少しは子育てから開放できる時間はあったのでしょう。
でも、それは「たまたま」だったのでしょう。それまでは24時間一生懸命子供を育ててきた。テレビ出演のオファーが来たので、誰かに子供の面倒を見て貰う機会に恵まれたということではないでしょうか?
「母親」を休みたいという願いを批判する風潮があるから、母親は子育てを休めないのです。また、子育てに一生懸命になっている母親には情報を集める術も時間もないのです。だから、休む術を知らないのです。
今の時代に合った子育て支援サービスはいろいろとあります。そんなサービスを教えてあげることも母親支援の一つになります。
疲れている母親を非難するのではなく、どうすればいいのかを教えてあげるような社会になっていくことを熱望します。




