先日、近所の公園の前を歩いていると前方にベビーカーを押したママが歩いていました。
0才児をエルゴで抱っこし、ベビーカーには2歳前後?の小さな男の子が座っていました。
近づくに連れてママの声が聞こえてきました。
「そんなことするなら、もう公園には来ないよ!」
と叱られた男の子は泣いていました。その泣いている男の子に向かってママがまた強い口調で言っていました。
「ごめんなさいは?」
謝ることを強要しています。男の子は小さな声で泣きながら「ごめんさない」と言ったような気もしました。しかし、泣き止まない男の子に向かって
「ママの目を見なさい!」
ここで柴田は親子の隣を歩いていました。よほど声をかけようかと思いましたが、このご時世です。怪しいおじさんが声を掛けると悲鳴を挙げられる可能性もあるので躊躇しました。結局後ろ髪を引かれながら何も言うことは出来ませんでした。
今回のママがしていることは、子供にルールを教えようとしているのですが、その方法が大変まずいです。
まずは、脅しですね。「○◯しないと◯◯してあげない」。条件付ですね。しかも、相手は2歳前後の子供です。
脅しで子どもに言うことを聞かせようとする。あなたにも心当たりはありませんか?
- おもちゃを片付けない子どもに「おもちゃを片付けないと捨てちゃうよ!」
- おもちゃ売り場で勝手欲しいと駄々をこねる子どもに「置いていくよ!」
「捨てちゃう」とか「置いていく」とか、実際はしないことを言って子どもを脅すことで言うことを聞かせようとしたことはありませんか?
えっ、あります?そうですよね。どこの家庭でも見かける光景です。あなただけではないのです。
そして、もう一つ、このママが言った言葉は「ママの目を見なさい!」。
これは怖いですよ。怒っている相手の目を見るなんてことは大人でさえ出来ないことです。
会社で上司に怒られているときにその上司の目を見れますか?「目を見ろ!」と言われて顔をあげるかも知れませんが、その目は焦点を合わせていないのではないでしょうか?
この男の子も、ママの顔を見ると怖い顔をして睨まれるのがわかっているから顔を上げたくはないのです。
この「ママの目を見なさい!」という言葉から察しられるのは、いつも怒っているけれど全く伝わっていないという不安です。「聞いているのかわからない」という不安を払拭するために目を見させる。
でも、しつけというのはルールを教えることではないでしょうか?ルールを教えるのに「叱る」必要があるのでしょうか?
危険なことを避ける時には大きな声も必要かもしれません。しかし、ルールを教えるということは「説明」するということです。「説明」とは冷静に論理的に話すことで相手に理解してもらうということです。
それが怖い顔で怒っていては、子供の頭に入るということは期待できないのです。
そして、育児とは上下関係だと考えているのではないかとも思いました。「子どもは親の言うことに素直に従うべきだ」という考えているのではないでしょうか?
また、そういう考えで育児をしている故に、上の子が赤ちゃん返りをしたり下の子をいじめたりして、余計にママの神経を逆なでしていると感じているのではないでしょうか?
可愛そうです。あの男の子の将来が心配です。
恐らく子どもが年子なのでしょう。きょうだい育児のコツを教えられていないので下の子を可愛がり、上の子には厳しくしているのではないかと察します。
子育てとは、子供を自分の所有物と捉えがちです。0歳の時まではそれでもいいのですが、自我が生まれてきた1歳過ぎの子供であれば、一人の人格として捉える必要が出てくるのです。
先程あげた言葉で「捨てちゃう」とか「置いていく」とか「ごめんさないは?」と言う言葉は、大人に対しては使わない言葉です。
ママ友に向かって、出したケーキを食べてくれないときに「捨てちゃうよ!」とはいいませんよね。思わずコーヒーをこぼしたママ友に対して「ごめんなさいは?」ともいいませんよね^^;
もしそんな言葉をママ友に言ったら、もう絶交されるということがわかっているから使わないのです。
でも、自分の子供なら生殺与奪権を握っていますから、ついつい使ってしまうのです。つまり人格を無視しているということです。
でも、別の面から見れば、大人側に余裕がないとそれもなかなか難しいことです。もしかしたら、公園のママはワンオペ育児に疲れているのかも知れません。柴田の住んでいる西船橋は転勤族の多い街ですので知り合いがいないのかも知れません。
理想的な育児をするためには、身体的な余裕や心の余裕が必要不可欠です。また、それにプラスして経済的な余裕や環境的な余裕も必要です。
環境的な余裕というのは、子育てを手伝ってくれる親族や相談に乗ってくれる人がいること、そして、良好な夫婦関係があるということです。
これらの余裕がそろっていて初めて楽しい育児が出来るのです。でも、現代は、そんな理想的な環境に恵まれているママは少ないですよね。
パートナーは仕事ばかりで育児を丸投げにしている上に、核家族で助けてくる実家も遠いし、近くに相談相手もいない。
そんな毎日を送っていては、ついつい子どもに八つ当たりしてしまうのも無理はありません。
でも、通りすがりのおじさんが「ちょっとそれは間違っていますよ」なんて声をかけたら、いきなり平手打ちが返って来たかも知れません。何しろ苛立っていましたからね^^;。
それとも「大変ですね」と共感メッセージを出すべきだったのでしょうか?こんなときは“お節介おばさん”になりたいと思いましたね。「怒りたくなるときもあるわよね。そんな時は、アメちゃんを舐めるのよ。はいどうぞ」なんてね。
現代社会は、リアルな関係が気づきにくい環境になっています。そこでネットでの子育て相談というものが生まれてきているのです。
こんなおじさんで良ければ気軽に相談して頂きたいですね。今もたくさんのママと毎日メールでコンサルしていますよ。
子育てに、悩みは出てきて当然ですが、それを小さいうちに片づけましょう。そうすれば、育児の楽しさが見えてきますよ。
子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児という時間をパートナーと共に楽しんで頂きたいですね。
せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。
【編集後記】
柴田がコンサル時に勧めているトランポリンを購入しました。他人に勧めるのですから自分でも実証しないといけません。
子供の運動不足解消の一つの方法としてトランポリンをお勧めしています。トランポリンはアメリカ航空宇宙局でも宇宙飛行士の訓練にも取り入れています。
トランポリンでジャンプをすることで筋力や体幹を鍛えるだけでなく、脳の働きが活発になることで「記憶力」「集中力」「理解力」を高める効果もあるのです。
身体だけでなく脳も鍛えてくれるので一石二鳥ですね。柴田が購入したのは大人でも楽しめる直径102cm。
さっそくジャンプしてみましたよ。一分ほどですでに身体が熱くなってきました。やはり相当な運動量です。これからの日課にします。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
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