日大アメフト事件から見る日本人の子育ての間違い
日本大学アメリカンフットボールでのルールを無視したタックル問題が連日メディアを賑わしています。ここまで事件をこじらせたのは日大首脳部の対応の不味さというか間違いが原因です。
加害選手の潔い謝罪会見の後に監督やコーチが記者会見で見せた見え見えの嘘と自己保身の情けない姿。その後の司会者の横柄な態度や学長の他人事のようなコメント。そして、そこから見えてくる日本大学の“恐怖支配”。
まだ姿を見せない田中理事長というトップに誰一人文句を言えない日大という組織。そんな組織が年間7万人の学生を教育し、年間予算2600億円というお金を自由に使っています。その予算の中には155億円もの税金も含まれています。
そして驚くことに予算の半分近くが“人件費”として支出されているということです。まだまだこれからも問題点がどんどん出てくるでしょう。
事件がこれだけ大きく報道された今でも、大学内からは抜本的な改革は出されることはありません。そこからは田中理事長の絶対的な権力が見えてきます。
さて、アメフト部も同じように絶対的な監督の元、トップダウンの運営があったようです。暴力も当たり前のようにあったと言われています。
大学生であれば何が良くて何が悪いのかの判断はついて当たり前です。しかし、誰一人、異を唱えるものは居なかったようです。過去に集団で退部した部員も居たようですが、意見を言っても取り上げてもらえないという諦めだったのではないかと思います。
体育系に多い恐怖支配を甘んじて受け入れる人間に育てたのは、誰なのでしょう?監督でしょうか?コーチでしょうか?それとも高校の部活の先生でしょうか?
「これはおかしい」という考えを持てる子供に育てることが親の務めではないでしょうか?
また「学校の先生に任せておけばいい」と考えるのは大きな間違いではないでしょうか?
学校の先生は、子供の人生の中で数年だけしか接点はありません。ましてや部活の指導者ならもっと接点は少ないでしょう。(一部、寮に入らせて部活漬けにしていることも問題です)
親がしっかりと子供の安全基地となって、子供の成長を見守ることが大切な子育てです。
これからのグローバル社会で活躍する大人に育てるために、今こそ、旧来の子育てを見直す必要があるのではないでしょうか?
これからの社会では、一流大学に入学して一流企業に入社すれば人生が安泰という図式はなくなっています。
子供の個性を伸ばし、スキルを身に着けて、会社に就職するのではなく自分のスキルを活かせる場所につくことを考えることが必要になってきています。
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