こんにちは、幼児教育コンサルタントの柴田です。
あなたは「9歳の壁」という言葉をお聞きになったことはありますか?
「9歳の壁」というのは、小学3~4年生にあたります。それまでの学習は、目に見える具体物や身近なことが主な対象となります。
ところが3年生になると、例えば、算数の小数や分数、理科の電気など、具体的にイメージしづらい抽象的な内容が増えてきます。
つまり、目でみてわかるようなものから、文章問題や分数など思考力が求められるようになるため、勉強についていけなくなる子供が増えてきます。そこで学習につまづくので「9歳の壁」と呼ばれているのです。
この【9歳の壁】を突破するには、壁につまづくまでの幼少期の過ごし方が重要なのです。
柴田メソッド®では、幼少期に育てるべきものは、自己肯定感。そして、意欲と集中力だとお話しています。
幼児教育の大切さを理解している親御さんは、幼い頃から字の読み書きや簡単な計算が出来るように通信教育や幼児教室に通わせています。
でも、幼児期に大切なことは読み書きではなく、精神力なのだと考えています。
精神力、つまり自己肯定感が土台になり、その上に意欲と集中力を身につけることだと考えています。
読み書き、計算などは、全て暗記のようなものなのです。そして、その暗記が通用するのは9歳前後までなのです。
そこから先、抽象的な思考ができるようになるためには、自ら考える習慣を身に着けさせることが大切なことなのです。
「あれしなさい、これしなさい」とやらせるのではなく、「どうしたらお部屋がきれいになるのかな?」「この積木は、どうしたらより高く積めるのかな?」などと子供に考えさせ、創意工夫が出来る脳を育てることなのです。
そして、それを身に着けさせるには、すべてを「遊び」に変えてあげることなのです。子供が言われたからやるというのではなく、自ら進んでやりたくなるように仕向ける工夫が親には求められるのです。
それと並行して親がやるべきことは、その抽象的なことを生活の中で具体的な形で示してあげることです。
りんごを半分に切ったときに「半分」という言葉とともに「1/2」という言葉も付け加えるようにする。三人で分けるときには「1/3」という言葉とともにりんごを3つに切り分ける。
時計の読み方なども、常に意識して話してあげる。ただ時計を見せて「3時になったらおやつね」というだけでなく、「この短い針がここにきて、長い針がここに来たら『三時半』という時間なのよ。『三時半』になったらおやつにしようね」などと具体的に示してあげることなのです。
子供が小学校に入ってから、学習に悩むのは幼児期の育て方、働きかけが大きく影響してきますよ。
子供に正しい働きかけをするためには、親であるあなたが学習することが大切なことなのです。
あなたは、正しい育児を学んでいますか?





