こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。人間は、若いときには周りに迷惑をかけながら成長していきます。そういう柴田も、ずいぶんと迷惑ばかりをかけてきました(T T)
人は、それぞれの半生の中で、一つ一つの経験や失敗を積み重ね、他人に迷惑をかけながら、それを“知識”として一人前の人間に育っていくのです。
その経験の中には、小さな成功や勉強という一面「プラス」のことも多く学んでいきます。その反面、数多くの失敗や他人に迷惑をかける「マイナス」の行動というものも経験していきます。
では、その「マイナス」の行動をしなければ、素晴らしい大人に育っていくのでしょうか?失敗を経験せずに育つこと手で立派な大人になることは出来るのでしょうか?
失敗と成功は、表と裏と同じように二面性があるということだと考えます。「マイナス」があるから「プラス」が理解できる。「プラス」だけでは、本当の意味での「プラス」が理解できないということです。
どういうことかというと、例えば「売り手」と「買い手」を取り上げてみましょう。「売り手」というのは、「販売者」や「生産者」のことになります。「買い手」というのは、「購買者」ですね。
あなたが、生産者ではなく生まれてからお店で買うばかりの経験しかないとします。例えば、スーパーに「きゅうり」を買いに行った。そこには、「真っ直ぐなきゅうり」と、「曲がったきゅうり」が売っていました。
あなたは、どちらを手に取りますか?
ほとんどの方は、「まっすぐなきゅうり」を手に取るのではないでしょうか?
しかし、売り手としては、「曲がったきゅうり」を勧めたいのです。生産者としても、「真っ直ぐなきゅうり」よりも「曲がったきゅうり」が売れることを望んでいます。
何故でしょう?
「真っ直ぐなきゅうり」は、それなりの「加工」という手を加える必要があります。一方、「曲がったきゅうり」は、自然のままに生産しているという面があります。
もうひとつ、「真っ直ぐなきゅうり」というのは、農協などの仕入れ業者の「基準」に当てはめているということなのです。
その「基準」に当てはまらない「曲がったきゅうり」は、生産者の食卓に登るか廃棄処分するかしかなかったのです。
「曲がったきゅうり」も、「真っ直ぐなきゅうり」も同じように手間暇かけて育てたにもかかわらず、廃棄しなければいけない場合があるのです。
同じ畑で同じ肥料を使って育てたきゅうりです。当然、味は同じです。いや、曲がったきゅうりは、もしかしたら自由に太陽光線を浴びていたので、「真っ直ぐなきゅうり」よりも味は美味いかもしれません
それを知っているのは、売り手である仕入れ業者と生産者なのです。
話は長くなりましたが、「プラス」と「マイナス」というものは、どちらもあるから、どちらも活きてくるものなのです。
「マイナス」には、「マイナス」の意味があり、「マイナス」を知ることによって「プラス」の意味が理解できるのです。
あなたのお子様がとっている「いたずら」に手を焼いてイライラしているかもしれません。いや、しているでしょう(^ ^; )
だからといって、その「いたずら」をさせないように、怒ったり叱ったり、時には手を挙げて「基準」という「枠」の中に押さえ込もうとしていませんか?
あなたのお子様にとって、その「いたずら」は必要不可欠な行動なのです。
大人になったときに、あるいは親になったときに、「ああ、私も小さいときには、こんなことをやって親に叱られたわ」と思い出すことがあるかもしれません。
「でも、あれはやりたかったことなのよね」
「意味はないけど、あのことをやったから、無駄なことだったとわかったのよね」
そんな風に振り返ったこともあるかもしれません。今のあなたにとって、
「もう、片づけないなら出さないでよ!」
「お洋服が汚れるからやめてよ!」
「どうして、だめだといわれることばかりするの!」
とイライラしている子供の行動は、あなた自身が経験してきた行動なのです。
そして、その行動は、「マイナス」に見えるかもしれません。「しなくてもいいマイナスの行動」に見えるかもしれません。
でも、それは、将来「プラス」の意味を知るためには、必要な行動なのです。是非、大きな目で見守ってあげて下さいね。そして、“失敗”をたくさん経験させてあげて下さい。
赤ちゃんのしていることは必ず意味のあることです。あなたにとってはつまらないことかもしれません。しかし、赤ちゃんにとっては大きく成長するために必要な“無駄”なのです。
子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児という時間を楽しんで頂きたいですね。
せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
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