こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。いよいよ年末ですね。テレビも特番が多くなってきます。
日頃は、テレビなんか見ない人でも、年末年始にはテレビにかじりついてしまうということはないですか?
テレビやビデオ、最近ではスマホ動画というのは、一方的な情報伝達です。例え「教育テレビ」や「知育DVD」と名前がついていても、赤ちゃんや子供には一方的なものであることに変わりはありません。
赤ちゃんの脳は、親との様々なやり取りを交わすことで刺激を受け発達していきます。それに対してテレビなどは、赤ちゃんの働きかけに対しては、なんの反応もしてはくれないのです。
赤ちゃんがテレビに釘付けになっている姿を見て親は何かを学んでいると考えますが、それは光の刺激に目を奪われているだけなのです。頭で考えるということはしていないのです。
多くの学者もメディアが子どもに与える悪影響に警鐘を鳴らしています。例えば、川崎医科大学小児科(倉敷市)の片岡直樹教授も、次のような経験を発表しています。
「最近、新しいタイプの"言葉遅れ"の子供が、小児科医療の現場で数多く見られるようになっています。運動機能や基本的な生活習慣など各種の能力は年齢相応に発達しているのに、(意味のある)言葉がほとんど喋れない子供たちです。その子たちの育った環境を調べてみると、みな生まれて早々から"テレビ漬け""ビデオ漬け"なんです。1歳前から1日に何時間もテレビにハマって過ごしており、母親など生身の人間と情緒的な関わりが非常に乏しい。私は、この数年間で、こういう症状の乳幼児を50人以上診察しています」
イギリス政府も次のような発表をしています。
「現在、イギリスの運動基準量を満たしていない7歳児は、1日6.4時間以上もの間座りっぱなしであることがわかっています。このようにテレビを長時間視聴すると、苦悩や不安、落ち込みなど感情的にナーバスになることが増え、しかもその度合いが強くなる。充足感を得ることができず、自尊心も低くなる傾向にあるのです」
柴田はブログやコンサルでママたちに「テレビは見ないようにして下さい」と度々言っています。ママは納得してテレビから離れるのですが、問題はパパです。
「俺は、テレビばかり見ていたけど問題なく育った」
「仮面ライダーやゴレンジャーも大好きだった。でも、何の問題もなく大人になった」
などと自分の経験からテレビの効能を主張して子どもにテレビを見せることに何の不安も抱きません。
しかし、古くからテレビの悪影響は実証されています。1998年の内閣府調査では、テレビの暴力シーンを多く見る子供ほど暴力を振るいやすいなどといった影響があると結論づけています。
「調査対象となった子供は小学6年生と中学2年生、3,242人。この調査では、テレビの暴力シーンを見た量を「上位群」「中位群」「下位群」に分け、暴力シーンを多く見た量が多いほど、最近1年間で暴力行為を経験した子供の割合が多かった」
日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会も、次のような発表をしています。
「乳幼児にテレビを長時間見せると、言語発達が遅れる危険性があるとして、2歳以下の子供にテレビを長時間見せないことを提言している。子供に知識を教えるためにテレビを見させる親もいるが、言語能力は大人との双方向の関わりが必要であり、一方的に聞くだけでは発達しない。委員会の調査結果では、子供の長時間視聴は、1歳6か月の時点における意味のある言葉(有意語)の出現の遅れと関係があった」
また、文部科学省は2003年から2004年にかけての調査でTVゲームが予想以上に暴力性を誘発すること、視力低下などは確認されたが、社会的不適応といった問題については有用性も認められるともし、今後、悪影響とよい影響の双方から多角的に研究すべきとの発表をしています。
東名高速であおり運転をして家族4人に対して死傷事件を起こして裁判中の石橋和歩被告の暴力性の原因もテレビ漬けだったという可能性も否定できません。
逆に、成功者はテレビを見ないということも広く知られた事実です。
あなたは、マーク・ザッカーバーグやビル・ゲイツ、ジェフ・ベゾスやラリー・ペイジがテレビを見ている姿を想像できますか?孫正義や柳井正がM-1グランプリを見て大笑いしていると思いますか?
彼らは何兆円もの資産を持ち、誰に指図されることのない毎日を送っています。TV番組を一日中見たとしても誰にも咎められません。しかし、彼らにとってはテレビに自分の時間を奪われるという選択肢はないのです。
テレビ番組表をみて下さい。そこに載っているのは、芸能人の不倫、結婚、離婚、訃報、テロや爆発事故、政治汚職、殺人事件、などなど。あなたの人生にとって何の役にも立たないものばかりなのです。
つまり、自分より不幸な人がいるということを確かめて自分を慰めるためにテレビを見ているのではないでしょうか?そうです。テレビを見ている人は「貧乏」な人ばかりなのです。
成功者は、その時間を自分に投資、つまり勉強に当てています。その毎日の繰り返しが今の地位を築いたのです。テレビを見ることを擁護しているあなたは成功者ですか?
ここで、テレビを見ない日を設けて頂いたママからのメールをご紹介します。
柴田さん こんにちは ○○です。前回はかなり鬱々としたメールでしたが、優しいお返事いただきありがとうございましたm(__)m
最近の柴田さんのブログを読ませていただき、ふと気づいたことがあります。それは、私が最近テレビをよく見ているということです。
それで、昨日は1日テレビをつけないようにしました。すると、自分の時間が素敵なものになりました。
ちょうどアマゾンで取り寄せた本が届いたので、息子のお昼寝中と、夜寝かせた後に読書を楽しみました。届いた2冊の本を両方読み終えて大満足です。
テレビとの付き合い方を考え直すよい機会になりました。ありがとうございましたm(__)m
テレビにかじりついている親を見るよりは、本をしっかりと読んでいる親に育てられた子供は、本好きになります。
年末年始は、お笑いやタレントだけがはしゃぐ番組ばかりです。そして、CMばかりを見せられることになります。
年末年始はお忙しいでしょうが、時間が余ったときには、日頃読まない本にチャレンジしてみて下さい。
本を読んでいる姿を、子供に見せて下さいね。そうすれば、「勉強しなさい!」「宿題やったの!」という言葉が必要なくなりますよ。
子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児という時間を楽しんで頂きたいですね。
せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
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