イオン飲料がむし歯を誘う
こんにちは 柴田です。
気候が暑くなると、飲み物に関するご相談も多くなってきました。まあ、まだ赤ちゃんですから、おっぱいかミルクかお茶などのご相談です。
巷でよく見かけるのは、3歳くらいのお子様が、オロナミンCとかイオン飲料を飲んでいる光景です。
その光景を見るたびに、その子のお母さんに一言言いたい「おやじ虫」が僕の中でうごめいています(^^;)
僕の育児メソッドあるいはブログを読んでいるあなたなら、イオン飲料などは飲ませないと思います。
テレビなどで「イオン飲料は体に良い」とういので、お母様方は、子どもがのどが渇いたときとか、お風呂から出た後とかに、水代わりに飲ませる方が多いようです。
あのイオン飲料には、問題が三つあります。
●その組成が少し塩辛くできている。飲むと辛いから、のどが渇くようにできている。
●糖が多い(5%)。それで甘くておいしいから、飲む習慣がつく。
●pHが、3.7から4.1と酸度が低い。
この中でちょっと難しいのがpHですよね。実は、pH5.4以下ではエナメル質の脱灰が起こります。
「脱灰」というのは、歯のエナメル質や象牙質からリン酸カルシウムの結晶が溶出する現象で、脱灰が進行するとエナメル質に穴があき、虫歯になってしまうのです。
ですので、イオン飲料が絶えず口腔内に残存するとむし歯の原因となるのです。特に夜、寝る前に飲ませると、唾液の分泌が少ないのでこの傾向がいっそう強くなります。
暑くなってきた時の水分補給は、完母ならば母乳で、その他の場合は、お茶がいいですね。
