こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、勉強は社会に出てから本当の「勉強」が始まるというお話です。
あなたも子供に勉強の苦労はさせたくないですよね。そのために毎日、「宿題やったの!」「予習したの!」「復習したの!」などと口やかましく子どもに机の前に座らせようとしているのですよね。
でも、無理やり机の前に座らせても勉強をする習慣が身につくものではありません。
イギリスに「馬を水辺に連れて行くことは出来ても、水を飲ませることは出来ない」ということわざがあります。
英語では「You can take a horse to the water, but you can’t make him drink.」と書きます。
馬が水を飲むかどうかは馬次第なので、人は他人に対して機会を与えることは出来るが、それを実行するかどうかは本人のやる気次第であるという意味です。
“本人のやる気”を育てるために必要なのは、口やかましく言うことではありません。勉強が出来る子になるためには、強制より生活習慣が大事です
あなたは、育児に追われて毎日クタクタ。それに、「赤ちゃんだから勉強なんかまだまだ先よね」と、考えていませんか?
もしも、そんなことを考えて毎日を過ごしているとすれば、後悔しますよ。
東大生100人を対象にしたデータがあります。
朝食を必ず食べていた…73%
朝食はほぼ毎日食べる…11%
合計では、84%の学生が朝食を食べる習慣がありました。全国平均は、71%ですので、やはり多いですよね
反対に、朝食は食べないと答えた人は、「少しでも長く寝たいから」という意見が最も多かったのです。
これでは生活にメリハリが付きません。東大生の起床時間をみれば平均が6時36分となっています。早起きしているからこそ食欲も湧いてくるのです。
東大生は、早寝早起きして三食きっちりと摂っているのです。実に規則正しい生活をしているのです。
夕食から12時間ほど経っていますから、朝は脳のエネルギーはゼロ状態です。そこでエネルギーを補給しないで、学校に行っても脳はガス欠ですので働きません。
小中学校の時間割を見てみると午前中に主要科目がたっぷりと組み込まれています。
そんな状態で授業を受けても頭に入る訳がありません。朝ご飯は、しっかりと食べる習慣を乳幼児の時からつけていきましょう。
そして、起きてすぐというのは、胃腸も起きていませんから食欲が湧きません。ですので、早起きして食欲が出てくる時間を作るということも必要です。
柴田メソッドでは、子どもが幼いときだからこそ出来る「早朝散歩」をお勧めしています。
誰もいない公園で遊具を独り占めできる。あるいは、ご近所のお年寄りたちが毎朝集まってしているラジオ体操に参加するというのも楽しいです。
遠足の日に限って誰も起こさないのに一人で起きてきたという思い出を持っている親も多いのではないでしょうか?
朝から楽しいことが待っているという経験があることで毎朝気持ちよく目が覚める習慣が身についてきます。
朝起きて体を動かすことで、お腹が減ってきます。空腹感を覚えた時に、朝食を食べることで栄養を充分に吸収することが出来ます。
ご飯を食べれば、消化される段階でブドウ糖が作られます。このブドウ糖は脳のエネルギーとなります。脳にエネルギーが供給されることによって脳が活性化してきます。
また、消化吸収されるということは腸の運動も活発になっていますので、排便を促すことに繋がります。
排便をしてお腹がすっきりとなり、脳が勉強したいという意欲を持った段階で授業に望むことで勉強が楽しいという気持ちも出てくるのです。
そういう習慣が身につくと、親から「勉強しなさい!」と言われることもなくなり、自ら机に向かって学ぶという習慣にもつながるのです。
ちなみに東大生の57%が子供部屋ではなくリビングで勉強していました。ママの隣で勉強することで安心して過ごすことが出来たということですね。
また、東大生のアンケートにも「親から勉強しろと言われましたか?」との質問には、「ほとんど言われたことがない」という回答が59%という結果も出ています。
先程あげたことわざ「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」が「馬が勝手に水辺に行って好きなだけ水を飲む」ということに変わっていくのです。
その意欲を引き出すためには、幼少期から早朝散歩だけではなく、本を読む楽しさや知らないことを知る喜びを体験する環境を与えることも大切なことです。
たくさんの絵本や図鑑が身の回りにあることや博物館や水族館などに連れて行ってあげることも環境づくりの一つです。
赤ちゃんは、なんでも知りたいという知的好奇心が溢れていますので、赤ちゃんのときこそ、学びの機会を与えてあげることが大切なのです。
もう一つ大切なことは、赤ちゃんから質問が出た時にはしっかりと答えてあげることです。家事が忙しいからといって「あとでね」と言ってしまうと、赤ちゃんの知的好奇心を満足させてあげることができなくなってしまいます。
「鉄は熱いうちに打て」ということわざもあります。知りたい時に教えてくれる親がいれば、どんどん知的好奇心が湧き出してくるのです。
そして、それが習慣となれば、今度は自分で調べたいという意欲も出てくるのです。
「水を飲みたいならどこへいけばいいのか」が分かってくると、増々勉強への意欲が湧いてくるのです。
あなたのお子様を「勉強好き」に育てるには、親であるあなたの日頃の働きかけが大きく左右してくるということがお解りしただけたのではないでしょうか?
また、東大生のアンケートで「親は大人になってからも勉強していましたか?」という質問に対して60%が「していた」と答えています。
親が学ぶ姿勢を見せることも大切なことです。勉強は学校を卒業したから終わりではなく、社会に出てから本当の「勉強」が始まるのです。それも学生時代よりも長い時間「授業」は続きます。
その「人生の授業」を楽しむためには、親も常に「予習」や「復習」を重ねることが必要ではないのでしょうか?
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