当方、香水好きではありますが、従前より基本的に自宅にいるときのみ、主に就寝前に使用しておりました。
このご時世で在宅時間が長くなり、好きな香りを纏えるタイミングが増えたため、サンプル等で新しい香りをちょこちょこと試しています。
最近特に気にいっている香水の一つが、Marc-Antoine Barrois(マルク・アントワーヌ・バロワ)のGanymede(ガニメデ)。
名称の由来は、木星の衛星の一つである「ガニメデ」だそうです。
無音で荒涼とした空間のイメージから始まり、温かみのある夕暮れ時の情景へと移るような感覚が。
未知の世界から既知の世界へと帰還する、ホッとする感覚といいますか。
無機質で無彩色、ひんやりとした感じのトップノートが、ペールゴールドを感じさせるような、繊細かつ爽やかながらも深みがあり、美しく調和のとれたラストノートへと変化していく、この変化の大きさが非常に魅力的。
そして、ラストノートは儚げに香るのであっさりと消失するかと思いきや、微かに香り続ける感じで、予想外に長く、美しい香りの余韻に浸れるのが嬉しいところ。縋りの美しさに心を持っていかれました。
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