おはようございます。
ニュースでちょっとびっくりした記事を見つけました。
「宝塚音楽学校が不文律廃止」というタイトルなんですが、
先輩が利用する阪急電車への一礼
先輩の前での決まった表情
先輩への過度な提出物
と言った、明文化されているわけではないけれど、生徒の間では慣習として決められ「伝統」として受け継がれてきたことを、音楽学校が廃止した、というものです。
宝塚音楽学校というととにかく、本科生(上級生)と予科生(下級生)の上下関係の厳しさ、そして予科生に課せられたいろいろな仕事、規則というのが有名でした。
私も宝塚歌劇OGの友人からよく聞いていて、いつも驚くばかりでしたね。
よくそんなところで頑張れたよね・・・といつも思っていました。
予科生は、朝の校内清掃が日課で、個々の担当場所が決まっています。
そして、前年の担当者だった本科生が一対一で掃除方法から生活態度まで指導するのがならわしだそうです。
もちろん、本科生による「指導」は個人差がありますが、なかには手元の譜面を見ていただけで「寝ていた」と怒る人もいたり、
反省文を渡せば「渡し方が気にくわない」と、読まずにその場で破り捨てられたこともあると言います。
そしてよくテレビでも取り上げられていたのが、
上級生に会ったら通り過ぎるまでお辞儀する
廊下や階段は直角で曲がる
上級生がいるから校内で笑ってはいけない
というような決まり。
一般の学校だったらとっくに問題になっていそうな厳しすぎる決まりが宝塚音楽学校ではずっと続けられてきたんですよね。
死ぬほど宝塚に入りたくて頑張って入れたのに、入ったら毎日辞めたいと言って泣く、というのもよく聞きました。
でもそういう厳しい生活を送ることで、舞台人を目指す同校の生徒としての姿勢を身につける、と信じられ、長きにわたってそういう「伝統」が続いてきたんですよね。
しかし時代は変わり・・・
部活動などでの行きすぎた指導や体罰、ハラスメント(嫌がらせ)に対する社会の目は厳しくなってきています。
宝塚音楽学校もやっと変わることを選択したということ。
校長先生も、
「子どもたちの気質も変わっており、生徒の自主性を尊重しつつ、時代にあわせて改善を進めている」
と言っています。
私も、変えなくちゃいけないことは変えて行くべきと思います。
厳しさも時には必要ですが、不必要な厳しさもあります。
それはむしろハラスメント、いじめでしかなく、10代の少女の心に傷を負わせることにしかならないと思うので。
理不尽すぎる決まりとか、むしろ今の時代に合っていないような伝統はどんどん変えて行くべきだと思います。
古くからの伝統の中にもよいことはあると思いますが、変えないといけないことの方が多いような気がするのです。
そして、変えるべきところを変えたとしても、私は宝塚のよきところは消えないんじゃないかと思いますね。
本日もお読みいただきありがとうございました。

