エフ・クラージュ イメージコンサルタント川崎由美子です。

 

昨日は心の洗濯・・・

 

久々に観劇に行きました。”うめげい”こと梅田芸術劇場です。

 

ずっと行きたかった、「エリザベート」。

 

5月にとあることがきっかけで知り合った方がチケットを取ってくださって、念願のこの舞台に。

 

 

ここからはちょっとオタクな域の話になりますが・・・

 

ワタクシ、元ヅカファンでして、今から20年くらい前はそりゃあもうどっぷりでした。

 

このエリザベートが宝塚で初演されると決まった時・・・その前にウィーンにまで本場の舞台を観に行ったほど。

 

もちろん、宝塚の初演の「エリザベート」も大変な回数観ました。

 

その時にエリザベートを演じていた、当時宝塚でトップ娘役だった花總まりさん。

 

彼女が、約20年経って、またエリザベートを演じているのもすごいこと。

 

レジェンドと言われているのもうなずける、素晴らしいエリザベートでした。

 

 

 

それまで自由に伸び伸び生活していたのが、ハプスブルク家に嫁いで生活が一変、しきたりだらけのがんじがらめの宮廷生活。

 

ありのままの私は宮殿にはいない

 

私が命委ねるそれは、私だけ・・・

 

と、誰にも束縛されることなく自由に生きていくことを決意するも、心が自由になったと感じることができないエリザベート。

 

そして、「自由」を求めてさまよい続けます。

 

放浪の旅を続けても、いつまで経っても自由を手にできたと感じることができずに・・・

 

最後は、黄泉の帝王トート(死)の手先に暗殺されることでようやく、この世という、自分が自分ではいられない世界から解放され、自由になる・・・

 

というのが大まかなストーリー。

 

 

 

あの時代の女性に、特に高貴な女性には「自由」などなかったのです。

 

結婚して子供を産んで、良き妻、良き母になることが、宿命づけられていて、

 

自分らしく生きる

 

とか、

 

ありのままの自分で生きる

 

など考えてもしょうがないことだったはずです。

 

でも、皇后エリザベートには、どうしても、束縛され、自分が自分でなくなるような生き方ができなかったのですね。

 

美への異常な執着も・・・

 

美しくあることがありのままの自分であること、と信じていたからこそ、異常なダイエットや過度の運動で、細いウェストや美しい肌や髪を保とうとしたんでしょうね。

 

それゆえ、死がすべてを解放してくれるというような自殺願望すら抱きながら、放浪の旅を続けたと言います。

 

 

 

ありのままの自分とは?

 

自分らしく生きるとは?

 

ということをテーマにしている私にとって、エリザベートの舞台を観ながら、恐らく20年前に観た時もそうだったのかもしれませんが、そのことを考えずにはいられないのです。

 

私が20年前に観た時にいちばん好きだったシーン、それは、エリザベートが、ある精神病患者のいる病院を慰問するシーンです。

 

患者たちはほぼ病院内に軟禁されているようなものですが、でも、それぞれ自分の世界に生きています。

 

その中の一人の女性が、自分は皇后エリザベートだと言い切り、そういう振る舞いをするのです。

 

それを見たエリザベート、最初は、エリザベートは自分だというのですが・・・

 

患者の「エリザベート」が、それに対して「嘘つき!」と言いだんだん、激高して暴れ出すと、施設の職員が拘束しようとするのですが・・・

 

それをやめさせ、しみじみ歌うのです。

 

貴女の魂は自由だわ

 

束縛されたまま、あなたの方が自由・・・

 

と。

 

一見、自由に旅して、自由に生きているように見えるけれど、いつまで経っても心から自由を感じることができない私

 

身体は拘束されていたとしても、心はあなたの方が自由なのよ

 

ということを言っているのですよね。

 

 

 

20年前の私を思い出すと・・・

 

思い切り自分を殺して生きていました。

 

本当の自分とは?ということに向き合いたくなくて・・・

 

だから、自分がどう生きたいのか分からず、それを考えたくもなかったから、「宝塚」という世界を放浪していた・・・。

 

そしていつも何かから解放されたいと心の奥底では願っていたように思います。

 

でも結局分かったのは、自分を束縛していたのは自分自身で、私はいつだって「自由」になれたんですよね。

 

環境や境遇がそれを許さないエリザベートと違って。

 

 

 

ありのままの自分で自由に生きたい

 

 

というエリザベートの想いには今でもとても共感できます。

 

 

そして今の時代の日本は、そうしようと思えばできます。

 

それができないと思っている人は、結局、自分自身で自分を束縛したり制限したりしているだけ。

 

本当は自由なのです。

 

自分の人生は、自分自身の手で決められるはずです。

 

エリザベートが、死でしか手に入れられなかった「自由」・・・その自由は、すでに手にしている私達なのですから。

 

 


本日もお読みいただきありがとうございました。

エフ・クラージュ イメージコンサルタント
川崎 由美子
 

 

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