変わるって楽しい!をお伝えするエフ・クラージュ イメージコンサルタント川崎由美子です。

本当になんてことはないようなものですが、なぜか捨てることなくずっと手元にあって、ために目にするタイミングでハッとさせられるものってないですか?

私には、そういう1枚の紙があります。

普通だったら、すぐ捨てるようなものなのに、なぜか取ってあって、そしてたまに見ることがあって・・・。

今から15年前、私は派遣社員として働いていました。
そして、ある会社に派遣され、システム開発のチームに加わって仕事をしていました。

会社で昼休みになると、オフィスに入って来ることを許された生命保険会社の営業の方が、営業をかけに部屋をウロウロされるっていうのは、どこの会社でもよくあることだと思います。

そしてその時の会社でも、そういう営業の人が来ていて、私も何度か声を掛けられていました。

その時の私は、「保険」にも興味はなかったし、どうやってやり過ごそう・・・って思うくらいだったのです。

当時チームには女性は2人だけだったため、女子同士仲良くしていた人がいたのですが、お昼休みはいつもその人と一緒に食べて、仲良くお話していたのに、よく邪魔をされていた、という気分にもなっていましたし(^_^;)。

ですが、生年月日と名前だけでも教えて欲しいと言われ、ほとんど根負けして(笑)それを教えたんですね。

そして翌日、またやって来られて・・・よかったら見てくださいね、と、ある紙を渡されました。

パッと見て、占いのようにも思える1枚の紙・・・。

とりあえず私は一瞥しました。

なんか、「人の一生の運勢を数字で告げる」みたいなもので、渡していた生年月日から導き出されたのであろう、私の運勢が載っていました。


出発期、発展期、充実期、完成期、という4つの段階が、人生の何歳頃にやって来るか?というのが書かれていたのですが、自分のをパッと見た時の私の衝撃・・・

出発期・・・

32歳・・・


当時まだ30歳手前だった私・・・

出発期・・・まだ来てないんや・・・


その仲良くしていた女性の人は私より一つ年上だったのですが、彼女の出発期は23、とか24歳くらいだったんです。


そうでなくても、劣等感だらけで、結婚もできなさそうな自分のことをダメな人間と思い込み、先の目標も見えずにいた私は、どーんと落ち込みました。

本当に自分は、人より劣っているんだなあと。

彼女と比べても、出発期が10年ほども遅いやん・・・って。


なんかその紙を読めば読むほど・・・落ち込みました。

出発期が32歳で、発展期が41歳、充実期が50歳で、完成期が59歳って・・・。

30歳直前だった私には、まだ自分が出発期にも来ていないことが何よりショックだったのと・・・

発展期がもう10年以上も先だということ見て、ほんっとにどんよりしたのを今でも思えています。

一緒に仕事をしていた女性の結果には、全体的に私よりも10年は先の年齢が書かれてあったから余計にです。


そんなことがあったのですが、なぜかその紙は捨てることなく取ってありました。

お恥ずかしい話ですが、わたくし、物の整理整頓があまり得意でなく、よく大事な書類をどこかにやっては探しまわるような人間です(^_^;)。

そんな私が・・・その紙を捨てることも、なくすこともせず、なぜか取っていたのです。
しかも、そんなにショックを受けた内容だったというのにです。


その後いろいろあって・・・やっと自分で自分のことをセクシャルマイノリティって認めることができた後、32歳の時にパートナーと出会ったのですが、その時に、ちょうどこの紙がふと、どこかのファイルの中から偶然出て来たんです!


そしてそこにあったのは・・・

出発期・・・32歳。


やっと、出発期に来れたんだ~ってその時思ったのを覚えています。
確かに、出発期かも、って自分でも思えましたし。

人生の伴侶が見つかるということが私には奇跡のようだったからです。
彼女とは出会って間もなかったけど・・・そんなふうに思えたんですよね。。


その紙を偶然目にした嬉しさと、なんでこれ取ってあったんやろう?っていう不思議さがあったのはあったのですが(笑)、とにかく、この紙に書いてあることって意外と当たっているのかなあ?という気になり始めたのです(単純)。

私の運命数は「4」らしいのですが、確かに、

「この運命数を持つ人の大きな特徴は、いろいろな経験をしながら運を伸ばしていくことです。まわり道もし、かなりスローなリズムですが、あせらずじっくりと人生の基礎を気づいてください。」

と書いてあり、まあその通りかもしれないなってその時も思ったのを覚えています。

自分はスローなペースでしか歩めないんだと。。
だからまあ、それでいいのかと。。


その時はそう思いましたが、今思えば、それこそが、私の人生なんだなって思います。

まわり道というより、まわり道に思える経験はすべて私の人生には必要なこと。

セクシャルマイノリティとして生まれたこと、それを自分でなかなか受け入れられなかったこと、病気になって家から出られなくなったこと、生きる喜びもよく分からなくなっていたこと・・・等、すべて、必要だったんですよね。


この紙には、発展期・・・41歳と書いてあります。

41歳はちょうど病気になって絶望のどん底にいた頃ですが・・・やはりその病気をきっかけに、本当に心底変わりたいと求めた・・・だから、今に至ることができたんじゃないでしょうか。

その病気があったから、私はここまで来られた。
何のために生きるのかを見つけることができた。


だから、自分は人よりスローなペースでしか進めないし、私は本当にダメだなあと思わなくていいんですよ、とお伝えしたいです。
もしそう思われている人がいるならば。

今、苦しかったり落ち込んだりすることがあったとしても、それは全部必要なことで・・・必ず、それがあってよかったなあと思える時期が来ます。
それが必要だから、それを経験しているんです。

どんなペースでの歩みも、それこそがその人の人生そのものだから、人と比べる必要なんてないんです。

今を一生懸命生きていれば・・・必ず、必ず、道は開ける。


・・・と、昔の自分に言ってあげたい思いがこれです(笑)。


なんてことはない1枚の紙だったのに、捨てずなくさず持っていたというのも、必然だったのでしょうか。


本日もお読みいただきありがとうございました。

エフ・クラージュ イメージコンサルタント
川崎 由美子