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ハッピーダイエットの船田です。
遺伝子組み換え作物を作る時には、除草剤ラウンドアップ(グリホサート)を使う必要がある。
ベトナム戦争で枯れ葉剤として撒かれ多くの奇形児を生んだ毒薬。
アメリカの裁判で発がん性が認められ、世界中で使用禁止になったグリホサート。
しかし、日本ではテレビCMで宣伝し、ホームセンターで大量陳列販売中。マツキヨでさえ売っているってどういうこと?
そのグリホサートが欧州で販売再開の動きがあります。まだ報道はされていませんが、動きに注意ですね。

ゾンビのようなラウンドアップ(ただし商品名。主成分グリホサート)。とっくに世界中で禁止されているはずの農薬がなぜかまだ生き延びている。
実際、もう人類はグリホサートの命脈は尽きたはずだった。決定的だったのが米国における裁判。米国の裁判ではモンサント(現バイエル)も社内資料含めて提出が義務付けられる。その結果、モンサント自身がグリホサートの危険性を社内の実験でつかんでいながら、その危険を知らせずに販売していたことが明らかになった。そしてモンサントの有罪判決が続いた。モンサントを買収したバイエルの株価は低迷し、バイエルを訴える株主の動きも現れた。
グリホサートは発がん性のみならず、あまりに広汎な被害を及ぼすことがさまざまな研究で明らかになっている。グリホサートは植物のアミノ酸を作る経路を阻害して枯らせる除草剤だが、同時にそれは腸内細菌にも作用する。ミツバチなどはネオニコチノイド系農薬による激減が大きな問題になっているが、ミツバチにも影響を与え、さらに神経毒性も指摘されており、複数の経路でその使用がミツバチの激減につながっている可能性が高い。
広汎な被害の中でも今後、注目せざるをえないのが遺伝に対する影響で、それは3世代先にも影響を及ぼしうる可能性が指摘されている。つまり、今、大きな健康被害を感じていなくても、その子、孫などグリホサートを一切摂取していない未来の世代にも影響を及ぼす可能性があるというのだ。
だからこそ、グリホサートの使用は一刻も早く禁止しなければならない。世界ではもはやグリホサートの禁止は時間の問題と思われた。
しかし、これが覆されようとしている。EUでの再承認審査で規制機関のEFTAはグリホサートを安全とみなす報告書を出した。何を根拠に安全としたのか? 世界の多くの研究者相互検証済みの論文の多くはその危険性を指摘するものになっている。なんと、EFTAが使った根拠は研究者の裏付けのないモンサントによる自作自演の論文だった。このスキャンダルは「モンサント文書」として広く世界に知られることになった。モンサントが安全と言っているから安全というわけだ。この虚偽が曝露されることで、さすがにEUもグリホサートの再承認はできないだろうと思われた。
このグリホサートの終焉は大きな変化をもたらさざるをえない。というのも現在、耕作されている遺伝子組み換え作物の9割近くが除草剤耐性でそのほとんどがグリホサート耐性。グリホサートが使えなくなれば遺伝子組み換え作物の栽培もほとんど意味がなくなるだろう。
米国の裁判所はバイエルに発がん性などの危険性を商品に表示することを求めたが、バイエルはそれを拒否して、今年で個人向けの販売を終えると宣言した。すでに欧米の流通業者の中にはラウンドアップの販売をやめるところも現れた。
いよいよ終わりが近づいたはずなのだけれども、グリホサートの使用承認期限切れを迎え、これで終わりを迎えるという局面にさしかかって、バイエルのロビー活動は熾烈になった。2022年もたびたび承認期限切れが延長になり、今年末がその期限となっているが、さらに10年の再延長がされるのでは、と見られていたが、先日行われた投票では過半数を得ることができなかった。ヨーロッパの市民運動も再承認させないとして署名運動などを行っている。年末までに決定される予定だが目が離せない。
この問題、対岸の火事ではなく、日本でも今、グリホサートの再評価作業が政府で行われており、15年の使用が承認されてしまいかねない。日本の審査はEUよりもはるかに問題があり、なんと利益相反者であるはずの農薬企業が堂々と関わっている一方、それに反対する団体は締め出されている中で行われている。これでは正当な評価などしようがない。欧米では少なからぬ流通業者がラウンドアップの販売をやめているが、日本では大セールのまま。米国では環境に優しい農薬などとして売れば違法行為になりうるが、日本では堂々とそんな違法性が疑われる方法で販売が伸びている。
グリホサートだけではない。ネオニコチノイド系農薬も世界の大勢は規制に向かっているが日本では多くのネオニコチノイド系農薬がさらに増える状況だ。危ないのは日本。
体内の残留農薬を測るプロジェクトであるデトックス・プロジェクト・ジャパンがこの問題の院内集会を10月31日に開催する。オンライン参加もできるので、多くの方にご参加いただきたい。
なぜ日本だけ農薬が増えていく? ―ネオニコチノイドとグリホサートの最新情報―
https://detoxprojectjapan.jimdofree.com/dpj20231031event/
デトックス・プロジェクト・ジャパン設立4周年記念シンポジウム
【会 場】 衆議院第1議員会館 大会議室 または オンライン
最寄駅:地下鉄「国会議事堂前駅」すぐ(14時からロビーで入館証を配布)
【定 員】 会場100人 オンライン100人 (予定)
参加申込みフォーム→ https://forms.gle/srAVSPYufVmShqwj9
参加申込み締切り:会場10月27日(金) オンライン10月30日(月)正午まで
オンライン参加用zoomURLは10月30日までにお知らせします。
【資料代】 500円
【主 催】 デトックス・プロジェクト・ジャパン




