ジャンパーの爺さん | 全ては運命

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最近よく行く飲食店で

隣にジャンパー着た爺さんが

座って。

店に入ると いつもの ! !

と言って 店の人も はい。

と言って 自分が決めたメニュー分の

金額ぴったりを先に渡して

それで店のティッシュを取って

入れ歯をそれにくるんで

カウンターに置いていた。

 

俺はちょっと嫌なので

ひとつ席をあけて

座り直した。

 

食べていると隣で煙草を吸っている。

煙草が大嫌いなので

入れ歯置くぐらいだから

こういう無神経なんだろうな。

と思っていると

話かけてたきた。

 

あなたはどこから来たん?

どこの人?

 

私ですか?

と言うと、

 

うん。

 

と言うので

 

地元ですが。

 

と言うと

 

ふ~ん

 

わしの息子ね、今横浜にいてね

 

大学院いってて、 それで女房が心配しててね

 

女の親っていうのはなんであんなに心配するんかね。

 

わしも昔アメリカに行こうと思ったら

 

母親に心配だからと反対されて

 

人生を台無しにするね母親は。

 

というような

 

聞いてもない話をしだした。

 

俺は そういうのやさしいから゜

 

そうですか

 

そうですか。と

 

聞く

 

さみしいんだよな。

 

この人も。

 

と思うと

 

そうかと思ったら自分の注文が

 

出てきた瞬間から何も話さなくなって

 

挨拶もなしに食べたら帰って行った。

 

帰りに煙草を手に持って

 

帰っていったんだけど

 

俺の掛けてた上等なコートのそばに

 

煙草を持ってたから

 

焦がされるんじゃないかと

 

心配したけど

 

まあそんな事もなく

 

店の外に停めてあった

 

自転車で帰って行った。

 

可愛いね。

 

手首がゴムになったジャンパー着てた。