みなさん、おはようございます。

 

あなたは、座右の銘を持っていますか。
 
私は、「一視同仁」という言葉が好きです。
 
室町幕府の八代将軍の足利義政は、
晩年、銀閣寺(慈照寺)を建て隠遁生活をしていました。
そこに、同仁斎という四畳半の茶室がありました。 
この「一視同仁」とは、どういう意味だと思いますか? 
 
辞書をみると、「人を分け隔てなく、愛すること」と書いてあります。
が、これでは、「同仁」という言葉の意味だけで、

「一視」の意味が含まれない、とても浅い解釈だと思います。
 
この言葉には深い意味があると想います。 
 
そもそもの出典は、唐宋八大家の一人である韓愈の「聖人一視、而同仁」の言葉です。 
 

直訳してみると、 
「聖人は、一目で、全てを同じように愛する」という意味です。 
では、どうやって「一目」で全てを愛することができるのか! 
どうやったら一瞥して、全てを愛することができるのか。 
 
それは、“意識”で“全て”と一緒にいることです! 
 
この“一緒にいる”を言葉だけで、表現するのは難しいです。

でもトライしてみましょう。
山や海に行って、雄大な自然を見ているあなたを思い出してください。
そのとき、あなたは視野に入る“すべてと一体”になりに溶け込んでいる。
 
これが、“一緒にいる”という臨場感です。
そのとき、あなたには不安はなく、暖かく、包み込まれているような
一体感があり、エネルギーが湧いてきます。

 

全てがリセットされ、元に帰る、といった感覚です。
もし、これが“人の渦の中”、つまり娑婆でできたらどうでしょうか。
足利義政は、慈照寺の四畳半の茶室から、世界と一緒にいたのです。
 

あなたも、今日は好き嫌いなく、全てと一緒にいてみませんか。