悪いことや悪い人は排除する!
これは、多くの人たちが考えるやり方です。
それでは、悪を切ると善になるのでしょうか。
棒磁石を思い浮かべてください。
半分がS極で、もう半分がN極ですよね。
SがSin(罪)ということで仮に悪だとすると、Nが善になる。
棒磁石のSの部分(悪)を切り取ると半分の長さになります。
すると、N極のはずの棒の半分に、S極が現れます。
面白いことに、悪を切ると、今度は善の中に別の悪が見えてくる。
なぜなら善と悪は相対的だからです。
同じように、会社やグループにいる自分が悪いと思う人を排除しても、
また、中にいる別の人が悪になって現われてきます。
そして、だんだん人が減り、
最終的には、人嫌いになり、誰とも会わなくなってしまう人もいます。
孤立し一人となってしまうのです。
その一人の自分の中にも、善と悪があります。
そして自分が嫌いになり、最後には自分をも斬ることになります。
悪があるから善が存在し、善があるから悪があるのです。
悪を切っても善の世界にはならない。
善も悪もあって世界なのです。
もしあなたが善も悪も受け入れる器となれるなら、
善でも悪でもない、真中で、善と悪に関わることができるのです。
