今日は、ずーっと書こうと思っていた↓こちらの本についてのアプトプットをしたいと思います。
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成熟社会のビジネスシフト 10年後も会社が続くために
1,650円
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1月後半だったかな、この本の著者の並木先生がタイに来られていて、
アソークのパーソネルコンサルタントさんで講演会がありました。
並木先生はチュラーロンコーン大学でも講義されたそうです。
講演会には誘って頂いて参加したので、そこまで期待していた訳ではないのに、
聴き始めたらお話の内容が面白くて本当に引き込まれました。
うんうん、と深く深くうなづくこと多し!
最後の質疑応答でも質問した事についてもとってもはっきりと答えて下さって、
グンっっと染みる感じがありました。とってもとっても心に響いた時間でした。
講演の内容がこれからのタイの社会についてもはっきりと言及されていてなるほど、
これは知っておかないといけない、と思ったのと並木先生へのお礼の気持ちで
その場で販売されていた本を5冊買い、大事な友人達に渡そうと思いました。
ただ本を渡されただけでは読む気にならないかな、
と自分が講演会で感じたとっても良かった所を個別に話をしてから渡しました。
2月で全て渡し終えたので、こちらにアウトプットです。
実は今本が手元に無いので、この1ヶ月間ほどアウトプットしてきたことを元に、覚えていることで書きます。
もしかしたら誤った解釈、記憶違いがあるかもしれないので、興味のある方は本で答え合わせして下さいね。
まず、成熟社会の定義です。
”成熟社会”は、人口も経済も成長のピークを過ぎた社会です。その前は”成長社会”。
日本は2008年がピークだったそうで、成熟社会になってもう12年目です。
そしてこれが驚きだったのですが、タイのピークは今年、2020年だそうです。
つまり、今年以降タイは過去12年間日本が辿ってきた様な道を歩んでいくだろうとの事。
(↑これを聞いた時にタイで頑張っている友人達にも是非このことを知っておいてもらいたい、と感じました)
”成長社会”と”成熟社会”の違いはいっぱいあるのですが、一番は”幸せ”の定義が変わるという事でした。
”成長社会”は不便、不足、不満、不自由などの解消が経済成長の原動力でもあり、それを補う商品、サービスが売れる社会でした。
そしてそれを買って満たす事が”幸せ”だったので、
沢山お給料をもらう事←良い会社に入る事←良い大学に入る事←勉強する事
が幸せになる方程式でした。
”成熟社会”では”不”は満たされているので、物が売れない時代に入ります。
残っているのは未来への”不安”。昔の方程式は通用しない時代に変化していきます。
そして、幸せの定義は多様化、細分化していきます。
まずは、これを知った上でどうビジネスではマーケティングしていくのか、
会社では人材管理をしていくか、という内容です。
まず、経済はみんなが満たされているので、プライベートブランド(PB商品)の台頭やシェアリングエコノミーの広がりなどで、大きな視点の経済的には縮小傾向に更に向かう様に進んでいきます。
縮小する経済の中では消費者はあえて新しい商品には飛び付かず、誰かが使っている、誰かが進めている、聞いた事がある、みた事がある、という認知度、”マインドシェア”が大事になってきます。
逆にいうと、ニッチすぎる市場を狙ったり、革新的なイノベーション、変革を起こす事がそこまで有効ではないという事です。
そして、会社での変化は、サラリーや福利厚生で忠誠を誓わせる時代ではなく、社員もそれぞれ幸せの定義が変わるという事。今の日本で人が会社を辞める一番の理由は”大事にされていると感じられない”なんだそうです。
タイは成熟社会に入っていくのががこれから、という事ですが、私は経営者の端くれなので↑ここがとっても響きました。
成熟社会では転職が多くなる=人材の流動性が高くなります。そうすると会社にとっては採用、教育、人事にかかるコストがこれまでよりも高くなり、経営の大きな課題に人材の安定性(離職率を抑える)が挙げられる様になります。
なので、成熟社会では会社の管理職になる人の条件は”人に興味があり、部下の感情ケアができる人”になっていくそうです。逆に、↑ができない人を管理職にしてはダメなんだそうです。
これは、中小の場合は経営者も全くそうで、人を大事にできないと結局人事コストが嵩みうまくいかないのだ、と解釈しました。
成熟社会では従業員がこの会社で働き続けたい、と思う条件は
+何かを知りたい時に知る事ができる環境
+やりたい事、自分に合ったことを選択できる状況
+↑が無い場合に作り出せる環境
だそうです。正直今うちは社員数は4人。
とってもとっても小さな会社なので、↑こんな環境をきちんと整えることは難しいです。
が、まずは”大事にされている”と感じる環境が大切なのだと理解して、
それを作り出せるのは私しかいないのでそれを頑張っていこうと強く思いました。
という学びを1月後半にしてからの2月のコロナウイルスでの騒ぎと環境変化。
もしかしたらこの流れは更に経済、市場を”成熟社会”型の構造へと推し進めるのでは無いかと思っています。
ここまで読んで下さった貴方は、過去12年間の日本とそれ前を比べてみて、大きな変化を感じますか?
今後の変化を想像できますか?
もし良かったらこの本、『成熟社会のビジネスシフト』、読んでみて下さい。
考えるきっかけになるのでは、と思う良書でした。
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