「鼓童」の前身は「鬼太鼓座」(主宰者:故・田耕氏)でした。
そこで活躍されていたのが、和太鼓奏者の林英哲氏で、現在は71歳になっています。
鬼太鼓座の主宰者であった田氏のトレーニング方法は正しく昭和の「ど根性物語」を地でいくようなモノでした。
当時の様子は、後年、林英哲氏が著した「あしたの太鼓打ちへ」に詳細に綴られています。
林英哲氏は鬼太鼓座ではエース的存在で、20代の彼が褌一丁で大太鼓を乱れ打つ姿はまさに雄姿そのものでした。
しかし、80年代初頭に田氏が去り、組織は「鼓童」へと変身しました。
当時の鬼太鼓座は昭和の薫りが色濃く漂う「漢の世界」でしたが、「鼓童」は平成から令和の時代に相応しく、何かシュっとした感覚があり、泥臭さが消えて、女性団員も相当増えています。
こうして昭和、平成、令和といった時代の変遷とともに、このほど女性の大太鼓奏者の登場となったわけです。
