父は与えて母は拾う | だるまんブログ

だるまんブログ

生きる知恵である陰陽五行についてだるまんと語るブログ。『だるまんの陰陽五行』(三冬社)より発行。

  次回の「だるまんの陰陽五行」連続講演会は

『母なるものと日本』 2026年7月5日(日)

というタイトルでお送りします。

内容的には、母とは何か、性とは何か、そして地母神とは…ということです。

 

「鏡像段階」という言葉があります。ここのところ話題に乗せているフランスの哲学者であり医師であるジャック・ラカンが提唱した自我形成の概念です。

これは生後6か月~18か月の幼児に起きる現象で、鏡に映った身体像をわがものとして引き受ける

段階を刺します。ポイントは、幼児は自分の姿を見ているのですがそれよりも自分を抱いている母が自分を承認していると理解すること…が大切だということです。

 

つまり、人間が自分を認知するのは他者の像(主体の外部にある鏡面による)においてである…ということであり、「自我とは鏡像である」と言うのです。

 

これは、私が「だるまんの陰陽五行」で言っている、「木」のところに在る「思いの鏡」と全く同じです(私がラカンをパクったわけではなく、五行の研究からも同じところに行き着いたということです)。

 

五行では幼児(若者)を指す「木」から大人の「土」に至る段階で、「思いの鏡」というハーフミラーに映った自分と世界を受け取る…と説明しています。

しかも、この「思いの鏡」は単なる鏡(ハーフミラー)ではなく、過去世での宿題(カルマ)が刻印されるので、それが今世の生き方に大きく関わるというわけです。

 

人間が「木」から「土」になる段階で『「火」の触媒』という熱や愛を象徴する神(高我)が助けてくれます。しかしこれは「土」という物質的な世界に墜とす存在でもあり、その結果、肉体を持った人間としてこの世で成長していけるのですが、物質界に墜ちた分だけ精神的な大本の世界を忘れてしまうのです。

 

ただ、もうひとり私たち人間(低我)を助けてくれる神(高我)が居ます。それは『「金」の触媒』という存在で、これは物質世界から精神世界へ(「土」から「水」へ)と私たちを上げてくれる存在です。

実はこのとき、「思いの鏡」に刻まれた宿題(カルマ)の把握が役に立つのです。

 

どう役に立つのかは、講座のほうでお話するとして、ここで触れておきたいのは

『「火」の触媒』は父、『「金」の触媒』は母というイメージを私たちは潜在的に持っているということです。

父神は厳格に私たちを社会ルールへと縛り付けます(縛るとはいっても、それはそれで大切なことです。これがないと空想と現実の区別がつかなくなります)。一方の母神は大本であった見えない世界へと私たちをいざないます。このことを歴史的にも民俗学的にも「地母神」と言うのです。

 

ちょっと先のところまで触れておきますと、ラカンによると生まれる前の見えない存在の私たちは「√-1」という虚数であり、鏡に応用された他人感は「0.618」と計算できるというのです。

そして父なる神が現実へと墜とす時に与える「現実」という称号は「1」だと言うのです。

この「1」のままだと、私たちは現実感覚に縛られた物質界の奴隷ですが、虚数からやってきた「1にも満たない0.618」を母が拾い上げる…と言うのです。これが私たちを現実の奴隷から解放するもとになるのです。

このままでは何がなんだかわからないと思います。しかしこれはものすごい発見なのです。

 

今回の講座ではこのあたりを詳しく説明したいと思っています。五行にそのまま応用できる最重要ポイントです。

ラカンの説明だけでは全くわからないこの摂理を、陰陽五行を通じて理解できるようになると、

自分の中に流れる「大いなる宇宙の恵み」を感じ、感動することうけあいです。

 7月5日(日)の参考「だるまんの陰陽五行」テキストとしては第2巻『「土」の章』と第13巻『タロット(後編)』です。すでにお持ちの方は持参してください。お持ちでない方は当日購入できます。サインもいたします。

 

【費用】

会場参加の場合…毎回8000円

後日動画配信の場合…各回9000円

 

【会場】(第6回以降の会場と日程は後日お伝えします)

●会議室  レイボックホール(市民会館おおみや)6階会議室

 さいたま市大宮区大門町2-118  大宮門街

(8 月の特別番外編は「宇宙劇場」

さいたま市大宮区, 錦町682-2 大宮情報文化センタービル)です

 

【申し込み、問い合わせ】

主催…リンクマン(株) 中村真二

メール(中村) s.nakamura@link-man.co.jp

Fax(中村) 048-782-9961

 

【日程と内容】

1.陰陽から五行へ(1)モノサシ編 【終了(後日動画配信は受け付けています)】

2.陰陽から五行へ(2)羅針盤編 【終了(後日動画配信は受け付けています)】

3.五行と三ツ組(トリニティ) 【終了(後日動画配信は受け付けています)】

4.母なるものと日本 2026年7月5日(日) 13:30~16:30

※ 特別番外編  陰陽五行タイプ論 2026年8月30日(日) 13:30~16:30  10000円

5.日本の神々と世界 2026年9月13日(日) 13:30~16:30

6.霊的階層との関係 2026年10月予定

7.医学との関係 2026年11月予定

8.易とタロット大アルカナ 2026年12月予定

9.「水」の時代(風の時代) 2027年1月予定

10.陰陽合体と人類の未来 2027年2月予定