花組トップスター
明日海りおの退団のニュースが飛び込んできた。
噂は前々からあったものの、
実際に「退団」の文字を目にすると
やはり胸が詰まる。
2001年、稔幸、星奈優里の卒業を機に
宝塚から離れていた私を
宝塚の世界の住人に戻してくれたのは他でもない
明日海りおだ。
温暖な気候の静岡県では偉人は生まれない。
そう子供の頃から言われていた。
たしかに静岡県出身の有名人は少ない。
そんな静岡県で
宝塚歌劇団のトップスターが生まれたことは
大きなニュースとなり明日海りおの名を轟かせた。
ある日、生徒さんが
「私、宝塚が好きなんです。
静岡市出身の明日海りおさんが好きなんです。
今度エリザベートを観に行くんですよ。」
と話をしてくれた。
エリザベートと言えば、
初演を観ている私にとって
一路トートが初恋の人で、
ビデオテープを擦り切れる程観て
ひとりエリザが出来るほどのめり込んだ。
あっという間に夢中になったあの頃へ
タイムトリップをしたのだ。
トキメキを一瞬で取り戻した私は
「次の公演を観に一緒に連れていって欲しい。」
とお願いをし、
『カリスタの海に抱かれて』を観に行った。
そして、私はまた宝塚の世界の住人として
戻ってきたのだ。
静岡県出身の彼女がトップスターになったことで
今まで宝塚に興味がなかった人たちが
舞台を観るようになった。
そして宝塚の舞台が好きになった。
という話を何人もの静岡県民から聞いている。
彼女の功績は大きい。
退団のニュースは
地元SBSテレビの夕方のニュースの中でも
放送された。
明日海りおは私たち静岡県の誇りです。
卒業のその日まで、応援しています。
でも、やっぱり、寂しいよー泣泣