私はクラッシック音楽が大好きで、特にフランス人演奏家の音色にはたまりません。
どうしても日本のオーケストラの音色が、イマイチ気に入らないのであります。
でも、好きな演奏家も指揮者もいたりするので、
時には日本のオーケストラも聴きに行くことがあります。

NHK交響楽団です。
そのN響の演奏が放映されるTV番組が
毎週日曜日の夜8時から放映される『N響アワー』
昨日の演奏は3月に行われた「N響北米公演」から
パーチェス・パフォーミング・アート・センター (ニューヨーク)
でのコンサート内容でした。

その演奏の中で東日本大震災で被災に遭われた方の追悼の意を表して
バッハの『G線上のアリア』が演奏されました。
その演奏を聴いて、私は涙が溢れてきました。
いつもは『N響は上手いけど・・・好みじゃない』と思うのに
私は深く感動し、涙でいっぱいになりました。
あの演奏は日本人じゃないと演奏できないだろう。
と心から感じました。
亡くなられた方々へのレクイエムであり、
被災された方々に送られた愛のエネルギーでもありました。

今、東日本では、多くのコンサートがキャンセルになりました。
海外アーティストの来日もことごとくキャンセルに。
そんな中、アーティストは『自分たちに何ができるのだろう?』
と自問自答している方が多くいます。
きっと『音楽を通して少しでも癒すことができたら
励ますことができたら。音楽でしか支援できないと思っています。
日本中でアーティストたちがチャリティコンサートを開いています。

きっとNYで演奏をしていたN響のメンバーも
そのような気持ちだったのではないでしょうか?
言葉はなくても、その気持ちは伝わります。
私には十分に伝わりました。

N響のみなさん
素晴らしい演奏をありがとうございました。
きっと私と同じようにあの演奏で元気を貰った方
癒された方、勇気を貰った方がいらっしゃると思います。
音楽の持つ力を、改めて知ることができました。
ありがとう。