自分が去ったあとに自然に家族が見てくれるように、
家族が悲しむことにならないように、
そして愛を届けられるようあることを設定されたお父様がいました。
大人として男としてこうありたいなと思った出来ごとでした。
ある結婚式で花嫁さんの美しい姿を撮り逃すまいと、
ずっとカメラを構えているお父様がいました、たくさんシャッターもきっています。
そんなに構えていて腕痛くならないのかなとお顔を見たとき、
目に涙がいっぱい溢れていました、それはタキシードのネクタイを濡らすほど。
お父様にとって娘が花嫁として旅立つ日って特別です
たっぷり泣くお父様もいらっしゃれば、ポーカーフェイスのお父様もいます。
父としての立場、男としての立場、親としての立場で結婚式にいて、
どう振る舞うのが正解か考えあぐねているお父様もいます。
そこで正しい方向へのスイッチを入れてあげられるのは花嫁さんだけです
テレビドラマのように控え室で家族だけで、
ゆっくりお話しが出来る時間は今の結婚式にはありませんので、
親しい人しかいない挙式リハーサルの時にでも花嫁さんからお父様に一言、
「今までありがと」
の一言でも伝えてあげてください、
そしてお手紙は読んでも読まなくてもいいですが、
記念品贈呈の際にはお父様を抱きしめてあげてください。
父として親として記念品よりも心待ちにしていると思います。
結婚式が執りおこなった会場を出るお父様お母様、
その背中をこっそり見るようにしていますが、
寂しい背中、無事送り出せた満足した背中、
色々な背中を見る度に、感謝の言葉と抱きしめることの大事さを感じます。
新郎新婦さんが家庭を持ち新しく旅立つ日は両親も新しく旅立つ日でもあります。
新郎新婦さんが新しく旅立つお父様お母様に心ばかりの想い出を計画するのも、
新郎新婦さんにしか出来ないこと。
1年で結婚式が最も多い今月11月、結婚式をされる方はたくさんいると思いますが、
照れとか迷いはひとまず引き出しにしまって、
ご自身のお父様お母様にだけできることを考えてみませんか、
結婚式はもっと想い出深いものになるかもしれませんよ。
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