
最近コンタクトレンズをしているのにメガネをかけてしまって、
クラクラすることが多いdapandaです。
前回のブログで「インド風カレー」に触れましたが、
よく考えるととても正しい表記ですよね。
けして「インドカレー」ではないんです。
これは素材が違うのか、シェフの自信がないからなのかはわかりませんが、
正直に「インド風ですよ」と食べに来る人に伝えているわけです。
最近世間では「ウソつき」達が新聞をにぎわしていますよね。
人の命に関わる偽装や、私腹を肥やそうとする偽装など色々ですが、
このウエディング写真業界でもそんな偽装があるとしたらどう思いますか?
「手焼き写真」
ご存じの方はご存じだと思いますが、
この記事の冒頭にある写真の手法のことを言います。
ウエディング業界内で言われている「手焼き写真」は、
和紙のようにふんわりとした、
雰囲気をもつ印画紙でプリントをするものを指します。
黒フチが印象的で階調がとても豊かな印画紙でプリントをします。
独特の雰囲気を持つので人気の商品でもあります。
その「手焼き写真」ですが、
ご依頼いただくお客様に「職人が一枚一枚丁寧にプリントしているんですよね?」
とご質問いただく場合があります。
もちろん実際に行っている業者はそうやって丹念にプリントしています。
うちでも一枚一枚、細かく明るさや色などを調整し、
そのカットごとに思いと愛情を込めプリントをしています。
これが結構シビアで時間がかかる作業なんですよね。
でも苦があれば楽をしようとするのが人間の本能なのでしょうか、
その愛情を込める手間暇を惜しんで、
「手焼き写真」の質感をパソコン上で加工してデータを作り、
出力機器などでプリンター出力して納品している業者もいます。
機械的にやれば通常のプリントの1/10の時間で出来るでしょう、
もちろん制作コストもその分安くできます。
その写真は「機械焼き写真」と呼ばれるべき写真を、
「手焼き写真」と称して販売しているわけです。
印画紙も同じ感じのものを使えば、
プロの目でも比べなければわからないくらい精巧なものもあります。
どちらかをいうと産地偽装に似ているかも知れません、
国産と称して、どこかの外国産だったりとかですね。
その「偽手焼き写真」と「手焼き写真」の決定的な差、
それは退色性や耐光性です。
納品された直後にはわからないのですが、
5年~10年経つと変化が現れるのではと考えられています。
やはりきちんと印画紙に露光してプリントした写真は、
印画紙の性質上、「手焼き写真」は退色性や変形に強いので、
仮に色あせたとしても経年変化の自然な感じになっていくと思われますが、
「偽手焼き写真」は5年~10年後経つと、
おそらく色が抜けていく感じになると思われます。
やはり仮面は取れるのも早いようです。
詐称して「手焼き写真」として販売をすること。
以前そのことを某業者さんで突っ込んだことがあるのですが、
「少しでも手で触れれば手焼きだ! だから問題ない!」
なんて屁理屈を言われました、
こんなユーザーの期待外の事をしている時点で詐称なんですけどね(ノ∀`)
想い出を撮影して、想い出をさらなる想い出に演出するのが、
僕ら写真関係者にしかできない使命ですから、
その苦労は惜しんじゃいけないんですよね。
そんな同業者がいるとなんだか悲しくなってしまいます。
けどいくら精巧に近づけてもけど何か足りないモノがあります、
やはり何か足りないんですよね「偽手焼き写真」には。
それは一枚一枚丹念にプリントしているという、
写真を愛するをいうココロなのかな、なんて思います。
今世間を賑わしてウソをつきまくっている人にも、
自分の仕事を愛するココロを思い出してほしいですね。