「ブラザームーン.シスタームーン」 | ダリの高島の着物の国から徒然と

ダリの高島の着物の国から徒然と

ダリではヘアサロンに着物のレンタルと撮影スタジオ等トータルで変身できます。成人式撮影、卒業式撮影、プロフィール撮影、成人式レンタル、卒業式レンタル、七五三レンタル、ブライダルレンタル以外にもアンティークお着物のレンタルから販売もしております

「ブラザームーン シスタームーン」

ホラー映画が続いたのでお休みの前の日のレンタルはクラシカルな映画を選択。

もう一枚はティムバートンの「ビックアイズ」。

返却のときは親切な美容師さんが教えて下さった韓国のホラー映画を借りに行く予定です。

 

そして「ブラザームーン シスタームーン」・・・
聖フランチェスコを題材にした映画というだけあって
当たり前なのだけど宗教色の強いというか塊のような映画でした。だからこそキリスト教やフランチェスコについてもう少しお勉強してから、お勉強したいと思うくらいに素晴らしい映画でした。

フランチェスコ役の俳優さんとヒロイン役の女優さんがとても綺麗な上、演技がまた素晴らしく、このような純粋な表情を演技でできるものなのかと思うくらいに邪気のない表情、瞳に汚れた心が洗われるようです。

開始後30分経過しないうちに
自然の美しさに、音楽の美しさに、フランチェスコの内側で第二の人生が幕開いていくさまに心の動きに都度感動し何度もこみ上げるものが。

まだまだこのようには生きれないしやはり宗教観の違い故共感できない箇所も勿論あるのだけど、それでも人としての在り方や、正しく生きたいと模索しながらも欲や弱さに負けてしまう自分にとっては励みになります。

過酷な試練に試されながらも見返りなくただ真摯に正しき道を突き進む生き方はジャンバルジャンや沈まぬ太陽の恩地さんにも共通し、あぁ、やっぱりこういうのに自分は弱いんだなぁと。

信仰なくして真の幸福はないという言葉を以前であればなんて宗教じみた物言いだと思っていたのに、その言葉の意味は実はそれこそキリスト教や仏教や何を信仰するかは大した問題ではなく覚悟を決めてその道を歩く者にしか得られない幸福があるという事を言ってるのではないのかと都合よく解釈するば自分のような者にもストンときます。

信仰心を持たない自分にとっては信仰=正しき道ではないけれど、その時代、歴史的背景を考えれば多くの人にとっては信仰=正しき道であり、それが幸福へと繋がる唯一の道であったのかもしれない。

正しさとは内にある善の灯を消えないように少しずつ大きくしていくこと。それなくして人が自分自身を愛することなどできるのかと思いますし、自分自身を受け入れられずにして幸せなど成立するのかと。

自分の生き方を愛し自分を愛し他人を愛することでしか満たされないものがそこにある。
そんなことをこの映画を通して考えさせられました。

時々やって来る気がつかないふりでごまかしながらも心が疲れて限界手前ですぐ許容値振り切っちゃうこのタイミングで出会えてよかった映画。名作でした。