こんばんは、メンタリストDaiGoです。



近藤が大和田の提案を受け入れ、半沢を裏切ってしまった後、
剣道場で、半沢と近藤が打ち合い、
罪悪感に苛まれていた近藤を、半沢が受け入れ、許す。



最終階の中でも印象的なシーンでしたね。


人を許すのはとても難しいことです。
特に自分を裏切った相手を許すのは特に難しい。


何らかの形で、自分の不満や怒りが相手に伝わり、表面上は許したとしても、
「また裏切るのではないか?」などわだかまりが残り、完全にもとの関係に戻るのは難しいでしょう。

ではなぜ、半沢たちはもとの関係に戻れたのか?




実は、半沢の許し方に秘密が隠されています。






ただ許すだけではなく、相手の苦悩や葛藤を理解した上で、許すのです。

こうすれば、「この人は自分を理解してくれる人だ。」という信頼感を与えるだけでなく、
「こんないい人を裏切ってしまった。」と罪悪感を感じさせ、裏切りを埋め合わせるように、
一生懸命あなたに尽くしてくれるようになります。




半沢は、近藤が悩んだであろうことを、以下のように話しています。

・生きていくのは大変だよな
・なんで銀行員なんかになっちまったんだろうな
・ノルマはきつい
・同僚との話は金か人事ばかり
・転勤が多く、家族にはつらい思いをさせる
・ミスがあればすぐに飛ばされる
・金や夢は誰にだって必要



人の悩みというものは、多少は違えど、
大筋は、職業や世代、環境によって共通しています。
あなたの持つ悩みは、同期や同じ世代も同様に感じているのです。

相手の職業や世代、環境に注目し、その集団で「一般的な悩み」を言えば、
個人の悩みにもだいたい当てはまるのです。




これは、メンタリストが
「ストックリーディング」と呼んでいる方法です。





さらに続けて、近藤個人の境遇についても話しています。

・仕事で体を壊しても、会社は責任を取らない
・それどころか、こちらが悪いと飛ばされる


「ストックリーディング」に続けて、相手にしか当てはまらない具体的な話を入れる。
「パーソナライズド」と呼ばれる技術です。

一般的な話に続けて、個人の話を入れると、ぐっと説得力が上がり、こころをつかむことができます。
本当にその人を理解していると感じさせることができるのです。



人を許さないことは問題ですが、表面的に許すのも考えものです。
許すことの目的は、信頼関係を強化し、今まで以上の人間関係を作ることです。
私達も、半沢のような「人を許す技術」を身につけたいものですね。








明日は、
「中野渡頭取に学ぶ、歴史が証明した人心掌握術」
についてお話したいと思います。




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