メンタリストDaiGoです。
先日、弊社スタッフと飲みに行っていたとき、昔のことを思い出してしまいました。

私が初めてビジネスを始めたのは大学1年のころでした。
大学時代の友人とホットペッパーを片手に電話をかけまくっていたのを今でも覚えています。笑

今でこそ、交渉は優秀なスタッフがやってくれるようになりましたが、
学生時代には、テレアポから始まり、プレゼン、価格交渉やDMまで、
すべて自分でやっていました。

あのころはお金もなく、書店に行ってなけなしのお金で
交渉学や心理学、プレゼンや説得に関する本を買い、必死に勉強して交渉本番に臨んでいました。
思えば、その時に学んだことが、心理戦や交渉術のスキルを上げる貴重な体験になっていたんだなと思います。

交渉術の話は本が書けるほどたくさんありますが、
その中から今日は、
「絶対に失敗しない、交渉における3つの基本的原則」
をご紹介しましょう。



▼相手を打ち負かさない

互いの利益を最大にする道を探るのが交渉です。

交渉の目的は相手を打ち負かすことではありません。
ワンサイドの勝利は反感を生み、継続的な取引や人間関係を破壊することになるでしょう。

ビジネスでは、交渉で相手を打ち負かしてわずかな利益を得るよりも、
交渉で相手から信頼を勝ち取り、継続的な取引を続ける方が、莫大な利益を得ることができます。
しかし、時には攻撃的な交渉が必要な場合もあります。
その場合には、交渉で相手を打ち負かし、相手の心に芽生える「反発心」「不信感」が、
あなたにもたらす様々な不利益を考慮して、それでも打ち負かす必要があるのかを吟味しなければなりません。
おそらく、あえて打ち負かす必要があることはそうはないでしょう。

多くの場合、交渉が攻撃的になる理由は「感情」によるものです。
プライドや執着、強欲など、さまざまな感情があなたの判断を惑わせ、
交渉を攻撃的かつ、非生産的なものにしてしまうのです。

なぜ、感情的になって必要以上に欲張ったり、情に流されて損をしてしまうのか?
それは多くの人々がある誤解を持って交渉しているからです。


それは
相手の利益=自分の不利益
と考えてしまうことです。これは完全な思い込みです。

あなたと交渉相手の利益は共存できるのです。

相手の利益と自分の利益が共存しないと考えてしまうから、
交渉は奪い合いになってしまうのです。
100の利益を交渉により取り合うのではなく、
どうすれば利益を200, 300にできるのかということを考えましょう。




▼常に相手の利益を考える

常に相手の利益を考え、代替案や企画を提案しましょう。
相手側の利益になるなら、それを断ることのできる人はほとんどいません。
相手に得をさせれば、交渉はうまくいきます。

「相手に利益を与えてしまったら、自分たちの利益が減るのではないか」
と普通の方は思いがちですが、あなたはもうおわかりですよね?
相手の利益は自分の不利益ではないのです。

あなたは相手に利益を提示し、その見返りとして相手から利益を得られる可能性もあります。
さらに、この考え方は想定外の莫大な利益を生む可能性もあります。
相手の利益を考える中で、予想だにしない、自分たちの利益にもなるアイデアや企画が生まれることもあるのです。
この新たなアイデアは「相手の利益」を考える過程で生まれたものです。
「自分たちの利益」だけを考えていたら、決してたどり着かない斬新なアイデアであることは間違いないでしょう。

あなたは、相手に利益を提示し、感謝され、その上、自分たちも更なる利益を手にすることができるのです。




▼最後は相手に選ばせる

心理学の実験でも、ヒトは、自発的に自らの意志で決定した選択を支持し、
一度選択してしまうと、それが間違っているとわかってもなお、
その選択を正当化しようとする傾向があります。

つまり、相手に選択させれば、
そのアイデアは「いい選択である。」というバイアスが働くということです。


何かを提案するとき、代替案を交渉するとき、
3~5つの選択肢を準備しましょう。
もちろんどの選択肢を選んでも、あなたの狙い通りになるような選択肢を提示するのです。
そして、「相手が自分で選択」してしまえば、交渉相手は最高の味方になってくれることでしょう。




ビジネスパーソンはもちろん、学生の方や、
人間関係に悩む方も「交渉術」を学ぶことは有益だと思います。

良く本を読んで学んだ交渉術なんて役に立たない、と言う方もいらっしゃいますが、
それは本から得た知識を使えていないだけの場合が多いです。
最高の調理器具をそろえても、シェフの腕が悪ければおいしい料理が作れないように、
知識は頭に入れるだけではなく、その使い方に熟練してこそ価値があります。



ぜひ、今日あなたが手に入れた知識を、実戦で試してみてください。




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※向上心のある方限定です。

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