お子さまDAYでは
施術しながら、色々とカラダの変化をお伝えするのね。
私「寝不足したねーーー」
患母「え!なんでわかるんですか」
私「寝る時間が遅かったのだね。特に昨日は遅かった」
患母「○○(子の名前)!ほらばれてるっ!先生には嘘つけないよ!」
「先生には嘘つけない」
「先生にはかならずバレる」
ふふふ、このセリフ毎度頂きます。
まるで家のなかをのぞかれていうようだと言われますけど、特にわたしの霊能力が...と、いうわけでもなく。
カラダに生活の痕跡が残りまくるからです。
つまりね、カラダってルールにそった反応がでるってこと。
わたしも中学生の時初めて行った漢方薬局で
「え!このおじさん霊能者?まるで覗かれてるみたいにあたってる」
って思いましたもん。
今、思えば薬局のおじさんも東洋医学のルールにそって、わたしのことを診断していただけなんですよね。
知れば知るほど奥深い東洋医学。
今日は小児に対する診断方法についてマメ知識をご紹介します。
東洋医学でいう小児科
東洋医学の中でも「小児科」もちろんあります。
かつてこの小児の治療に力を注いだ先生がいらっしゃいます。
宋の時代に活躍された銭乙先生。(1035‐1117年 諸説あり)
小児のカラダは「小さい大人」ではないということを主張、
小児の特性をその診断に生かし、小児科を独立させた名医といわれています。
小児の脈診~虎口三関の脈(ここうさんかんのみゃく)
さて、本題です。
東洋医学の診断法には望診・聞診・問診・切診という方法があります。
これを「四診法」といいます。
簡単にいうと、患者さんの状態を視て、声や臭いなどチェック、話を聞いて、脈をとったりカラダをさわるというやり方です。
虎口三関の脈は、
子どもの体調が悪くなったときに症状の軽い重いを知るために用いられた方法。
虎口三関の脈は
「鍼灸大成」という明後期の本に記載がある小児6才くらいまでの脈診方法です。
大人の脈診と違いは脈をとるのではなく目で見て判断するところ。
見る場所は人差し指。
関節ごとに名称がついています。
風関
気関
命関(指先)
と名付け、どこまでどんな色の脈紋(スジ)が伸びているかで病気の種類や勢いをみます。
(男の子は左、女の子は右で診ます)
この部に浮き出てくる線の色には青赤黄白黒の五色があり、
線長が指の付け根から長ければ長いほど病状は重いとされています。
色の意味合いは
青っぽい線が現れるときは、疳の虫
赤っぽい線が現れるときは、発熱
黄色っぽい線が現れるときは、お腹
白っぽい線が現れるときは、気管支
黒っぽい線が現れるときは、は腎膀胱
ちなみに、
疳の虫が強いお子さん、
おでこにも青筋がたっていることが多いです。
虎口三関の脈は昔ながらの診断方法といわれますが.....
数年前の上海研修でも、整形外科担当の医師が2~3歳児の患者さんにレントゲン写真やエコーもみつつ、虎口三関の脈もちゃんとみていたこと目撃しています。
(残念ながらその写真は撮れていない...)
(画像をみせながら患者さんに説明する鍼灸科の医師達)
その姿は、
無意識レベルでチェックしている風でした。
いやー、
この光景をみたときにとても嫉妬しましたよ。
え?何にって....脈々と流れている歴史というかなんというか。
めちゃくちゃ感慨深かったです。
今日はマニア向けの話題だったかな。
子どもの体調が悪いとき、人差し指の色の変化をみてるお母さんがいらしたら....
かなりの東洋医学通です!
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