貴方はどう答えますか?と言う調査を行っていました。これは美容師側の答えは「遠慮なく、おっしゃってください」なのですが、貴方の頭皮から言わせたら「もう止めて~」って感じなのです。
例えば、皮膚科では皮膚を擦るという行為(掻く事)は禁物で、そのような治療法もありません。さらに、皮膚科のドクターは『垢スリ』は危険だとしています。そもそも、『垢』は雑菌やアレルゲンが体内に侵入する事を防ぐため、それらの異物を表皮の角質(垢)がそれごと剥がれ、体内への侵入を防ぐ、言わば自然の防衛システムなのです。その防衛システムを自ら破壊してしまう『垢スリ』や『ピーリング』を行う事は、病原体の体内侵入につながるため、ドクターが反対するのは当然の事なのです。
さて、問題のシャンプーで頭皮を強く掻く事は同じように表皮を必要以上に剥がしてしまいます。まして、お湯や溶解力の強い界面活性剤により、表皮が膨潤(ふやけた状態)した時には、さらに剥がれやすく、アレルゲンが侵入しやすく、より痒みを感じる事になるのです。さらに頭皮の角質層を必要以上に剥がすことは、表皮内の幹細胞(毛芽)を傷つけ、新生毛の発生に悪影響を与えるため、髪が細く薄くなる恐れがあるからです。
もしも美容室で「痒いところはありませんか?」と尋ねられたら、髪の将来のために「大丈夫です」と答える方が良いのかも。