シンプル生活にすべく、久しぶりにPCの中身を整理しています。

(動作が遅くなったので、整理しようと至ったのです。)


以前、メモっていた「江戸しぐさ」が出てきたので、

忘備録として残しておきます。


「粋(いき)」な雰囲気、感覚って好きです。


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1.忙しい、忙しいと言うな
忙しいとは心を亡くすこと、決して自慢できることではない。


2.そんなに偉い方とは知らずにと言うな
偉くない人には無礼をしても良いのか?


3.知ったかぶりをするな、見てわかる事を聞くな
知らないなら知らないと言った方が良い。


4.人の話を真剣に聞くときにメモをとるな
メモを取ると話す人の気が散る、聞く人の真剣味が減る。


5.自分と違う意見をないがしろにするな
意見が違うから参考になる。


6.はい、はいと二度返事をするな
一度目は了解、一人前の大人に返事を繰り返すことは、目上の人に
向かって念をおす行為と受けとられ、してはならない失礼である。


7.感情を逆なでする言葉を使うな
「刺し言葉」といって聞く人の気分を害する言葉は不和のもと。


8.稚児もどり するな
周囲の迷惑を考えない自分勝手な行為、行動は幼稚なしぐさとされ、
大人の付き合いができない人間として非難された。


9.人に行き先をむやみに聞くな
相手のプライバシーを尊重せよ。


10.相手を卑下するな、威張るな
そんなに自分が偉いのか?


11.三脱の教え。初対面の人に年齢、職業、地位を聞くな
相手を思いやる心と、人を肩書きだけでは判断しないことが肝要。


12.人と会っているときに足組み、腕組みをするな
自分が相手より優位であることを誇示する印象を与える。殊に
腕組みは商売にとっては衰運のしるし。


13.紹介者を飛び越えて親密になるな
紹介していただいたことに感謝こそすれ、紹介者をないがしろにする
ことは以ての外。


14.打てば響く心意気を持て
当意即妙の掛け合い、初対面で相手を見抜く眼力など、その切れ味が
真骨頂とされた。


15.何をしてもうわの空の人とは付き合うな
いつでも真剣勝負、些細なことでもないがしろにしてはならない。


16.口先でなく目で人を判断しろ
表面的な言葉では判断できない、本質(=行動)を見よ。


17.三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理で末決まる
江戸の稚児の段階的養育法。三歳までに素直な心を、6歳になると
その振る舞いに節度をもたせ、9歳では人様の前でも恥ずかしくない
言葉遣いを覚えさせ、12歳では主の代りにきちんとした文章が書けるようにさせ、

15歳にもなると物の道理がわかるようにしなければならない。

この教えは現代にも通用する教育論である。


18.突然の訪問、遅刻(℡、メール)で人の時泥棒をするな
時間は大切なもの、自分の時間だけでなく相手の時間も奪っていることに気付くことが肝要である。


19.うかつあやまり。
足を踏まれたら、うっかりしていましたと謝れ。
ぼんやりしていて踏まれた側にも責任がある、思いやりの心が大事。


20.常に人を思いやれ。傘かしげ、肩引き、こぶし腰浮かせ
傘かしげ・・・雨のしずくがかからないように、傘をかしげあって気配りして往来するしぐさ。
肩引き・・・狭い道ですれ違うとき、肩を引き合って胸と胸を合わせる格好で通り過ぎるしぐさ。
こぶし腰浮かせ・・・乗合い船で腰の両側にこぶしをついて軽く腰を浮かせ、

少しずつ幅を詰めながら1人分の空間を作るしぐさ。


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参考文献:商人道「江戸しぐさ」の知恵袋 越川禮子著 講談社+α新書