
その笑顔、「伝わる表情」ですか?
湖森章月です![]()
接客の現場に立っていると、
「笑顔はむずかしいですね」とよく耳にします。
実は、難しいのではなく
“1種類で済ませようとしているから伝わりにくい”
だけなんです。
実は、笑顔には用途(場面)に応じた“段階”があります。
プロの接客が自然に見えるのは、
この段階を無意識に使い分けているから。
今日は、その3つを私なりにまとめますね。
■ 笑顔は大きく3段階で考えると、使いやすくなる
① ウェルカム・スマイル(入口の笑顔)
サイレントスマイルとも言います。
お客様を最初に迎える“空気づくり”の表情。
少し遠くからでも伝わる、柔らかい安心感がポイント。
・口角は軽く上げる
・目元の緊張をほどく
・挨拶の声より一歩先に表情で迎える
第1回でお伝えした“最初の3秒”の笑顔がこれ。
こちらの記事です![]()
② リスニング・スマイル(話を聞くときの笑顔)
お客様が質問したり、商品を見ているときに使う笑顔。
大げさではなく、自然で、寄り添うトーンが大切。
・眉を少し柔らかく(少し眉尻を下げるイメージ)
・目の高さをできれば合わせる
・真剣に聴きながら、ほんのり微笑む
この笑顔があるだけで、お客様は
「話しても大丈夫だ」と安心してくれます。
③ クロージング・スマイル(最後の笑顔)
お会計後やお見送りの際に浮かべる、少し深い笑顔。
ビッグスマイル。
“出会えてよかった”という気持ちが伝わる表情。
・口角よりも“目の温度”を意識
・姿勢を丁寧に整える
・短い一言を笑顔の余韻に乗せる(この一言にセンスが!)
一番記憶に残る笑顔なので、
ここでの印象は想像以上に大きいのです。
ただ、一番大事なのは
その表情に「歓迎の気持ち」を表すということですね。
「口角を上げれば笑顔になる」という考えは
違うかな、と思います。
ただ、1つのスキルとして笑顔を3種類に分けると、
「今はどの表情が必要?」
と判断できるようになり、接客がラクになります。
そして何より、
“笑顔の押し売り”にならない のが最大のメリット。
場面にそぐわない笑顔はかえって距離を生んでしまいます。
自然でやさしい“表情の呼吸”を意識してみてくださいね![]()
