お見えになっていらっしゃいます/敬語連結 | ほどよい敬語~その敬語、盛りすぎです!

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プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。

「◯◯様がお見えになっていらっしゃいます」は、以前、二重敬語ではないと書きました。→http://ameblo.mom/comkeigo/entry-10096630100.html

二つ以上の言葉をそれぞれ敬語にして、接続助詞「て」でつないだものです。
「敬語連結」という用法であり、語法としては間違いではありません。
もちろん、やや冗長な感じがし「◯◯様がお見えです」でも十分伝わりますが、「二重敬語にはあたらない」と覚えておくことは必要でしょう。

「敬語連結」には、「~になっていらっしゃいます」の他に、次のようなものがあります。
いずれも、条件として、立てる対象が一致していることが大切です。

「お~になっていらっしゃる」
 お読みになっていらっしゃる
 ← お読みになる+いらっしゃる(「来る」の尊敬語+「いる」の尊敬語)

「お~になってくださる」
 お話しになってくださる
 ← お話しになる(「話す」の尊敬語)+くださる(「くれる」の尊敬語)

「お~になっていただく」
 お越しになっていただく
 ← お越しになる+いただく(「来る」の尊敬語+「もらう」の謙譲語I)

「ご~して差し上げる」
 ご案内して差し上げる
 ← ご案内する+差し上げる(「案内する」の謙譲語I+「あげる」の謙譲語I)

───ポイント

☆「お~になっていらっしゃる」「お~になってくださる」「お~になっていただく」「ご~して差し上げる」は、聞く側にはまわりくどく感じられますが、二重敬語にはあたりません。それぞれ別のことばを「て」でつないだもので敬語連結と呼ばれるもので、誤用ではありません。



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