
<乙女座の切り絵>
・下描きと色のイメージ

●風火水土では、土の星座です。
乙女座は、麦の穂を持つ農業の神デメテル。
大地=女神なので、
全体の線の色は、麦の色と同じ黄土色にしています。
出来上がってみると、豊作の意味で黄金のようにも見えます。
今まで、乙女座は「星占い」によくありそうな
か弱い、いかにも女の子らしい乙女の印象でしたが、
占星術での乙女座の特徴を聞いていると、印象が変わりました。
実は内面に強さを秘めた、
地に足ついてるどっしりした女性なのでは?
この切り絵シリーズを始めた時から
乙女座は裸足で豊かな土壌の上で、
仁王立ちしてる姿だなと思っていて、
それは変わりませんでした。
獅子座が「クリエイティブ」「本能的」なキーワードがある事に対して、
乙女座は獅子座の特徴を引き継ぎながらも、
それを「コントロール」して、実務的な事に発揮する星座。
本来持っている力を、思い通りにしている。
これは、乙女座が獅子座を「力」で支配してるのではなくて、
「手なづけて、はべらしてる」イメージだなと思いました。
そのため、毎回さりげなく前の星座が
画面のどこかに入るようにしてましたが、
今回はそれを止めて、乙女座の後ろにはべらして、
獅子座さんに、乙女座の引き立て役になってもらいました~。
●乙女座の花は、ユリです。
収穫した麦と一緒に、ユリも抱えています。
私は乙女座なので、これからはユリの花や素敵なモチーフを
部屋に飾ってテンション上げたいです

●オーラソーマの乙女座のボトルは
B11のチェイン・オブ・フラワー(花の鎖)/エッセネボトル
乙女座のキーワードは「私は奉仕する(I serve)」。
本には、「純粋さと無邪気さの象徴であるクリアーと、
女性性を象徴するピンクとの組み合わせが、
乙女座の処女性を表しています」とあります。
●乙女座の支配星は、水星です。
今回は「後光」も兼ねて、頭に持って来ました~。
乙女座のみなさま、お誕生日おめでとうございます

西洋占星術家の竹内俊二さんからの、
乙女座の基本情報と解説、
お誕生日メッセージ「おまけ」、追記しました

■乙女座の基本情報
・数字:6
・分類:土・柔軟
・キーフレーズ:" I serve "
・星:水星
・星座のモチーフ:
農業と豊穣の女神デメテル。
麦の穂を持つ左手には一等星のスピカが輝いています。
・オーラソーマ
ボトル名:花の鎖/エッセネボトルⅠ
色:クリアー/ピンク
ボトルの意味:無条件の愛とは何かのフィーリングを得る
・花:ユリ
花言葉:純潔
■解説
碧井愛さんの12星座切り絵。
今回は6番目の乙女座です。
占星術の12星座は「火・地・風・水」の4つの元素に分類できるのですが、
乙女座はその中で「地」に属しています。「地」は感覚を表します。
物事をまとめ、現実的で具体的な形に落とし込む性質です。
6番目の「6」の数字は、外からの要求に応じるレスポンス能力を表します。
つまり乙女座は、要求や目的に応じた柔軟で細やかな実務能力や、
理想や目標を叶えるための地道な努力、育成、奉仕精神を表します。
切り絵には、裸足で大地に立つ女神が描かれています。
彼女は、農業と豊穣の女神「デメテル」です。
自ら黄金に輝く種を蒔き、鍬を持ち、畑に祝福を与え、
大地に豊かな恵みと実りが訪れるのを楽しみにしていたと言います。

その手には乙女座の花であるユリと、
実りの象徴である麦の穂を持っています。
「ユリ」はキラキラと純真無垢な夢や理想、
「麦」はお腹を満たす食糧、日常や現実の象徴です。
乙女座は、相反するかのようなこの2面性を併せ持っています。
女神は翼を持っているのに、裸足で大地(麦畑)に立っています。
その凛とした表情は、自分が守り育てるものたちへの
コミットメント(強い覚悟や決意を含んだ責任を伴う約束)の現れです。
土と汗にまみれながら、献身的な手間と時を費やさなければ、
この麦が実らないことを彼女はよく分かっています。
女神の背後に描かれているのは、乙女座の支配星である水星です。
水星はギリシャ神話の「マーキュリー」になぞらえられ、
科学の神、商売の神、旅人の神、泥棒の神とされています。
水星は、乙女座の持つ柔軟で現実的な応用力に富む知性の働きを表しています。

女神の足下に座っているのは、
乙女座の1つ手前にあるの獅子座です。
女神はライオンを手なづけています。
ライオンは荒削りで力強い動物的な本能であり、
クリエイティビティや自己表現などのワクワク感の源です。
それに対して、女神は本能を制御する理性の象徴です。
6番目のタロットカード「力」のカードにも同様に
ライオンを手なづける女性の姿が描かれています。
乙女座の力はゴリ押しするだけの「剛の力」ではなく、
相手の力を利用してさらなる力を生む「柔の力」です。
力を育て、引き出し、明確な形に表したい。
誰かのために役立てたい。
それが乙女座の願いです。
乙女座の視線はごく普通の日常やルーティンワークの細部に向けられます。
四季の変化の中で畑の麦を育てるように、
日々の繰り返しの中で、何らかの対象とじっくり丁寧に向き合います。
その小さな試行錯誤は決して自己満足に終わることなく、
やがて劇的な変化と成果を生み出します。
それはポテンシャルが最大限に発揮された後のあるべき姿であり、
乙女座には最初からそれが見えています。
想いを具現化する乙女座の手。
僕にはそれが、まるで魔法のように思えます。
■乙女座の人たち
※ここで言う「乙女座の人」とは、星占いの「乙女座生まれの人」
(=生まれた時に太陽が乙女座にあった人)のことだけではありません。
どの人の中にも、強弱はありますが乙女座の要素は含まれています。
自分の中にある乙女座さんに照らし合わせながら、読んでみてください。
乙女座はありふれた日常の中に小宇宙を創り出す人です。
夜明けの空の色に、デジタル時計の数字に、ピアノの音色に、
ごはん茶碗の中に、一輪の花のめしべの中に、
乙女座は人が想像もしないような世界の広がりと美しさを発見します。
その眼差しは科学者のようにまっすぐで
まるで自分がいなくなるほどに、対象を隅々まで詳しく観察・分析し、
頭ではなく体全体でその情報を受け取ります。
そして、その小宇宙の透き通るような秩序の美しさに
「なんて美しいんだろう!」と、乙女座は心を振るわせます。
神経質とも言える辛口のリアリストの視点を持ちながら、
完璧な理想や未来の可能性を、そこに同時に重ねることができます。
これらのまるで違う二面性のコントラストが乙女座の魅力です。
乙女座はまじめで勤勉な常識人だと言われます。
依頼されたことはてきぱきと柔軟にこなし、
丁寧な仕事っぷりには無駄がなく正確です。
時間や約束もきちんと守ります。
でも実は、かなりユニークなこだわりや特技を隠し持っています。
コツコツ鍛えて上達させること自体を楽しめるので、
特技は「匠の技」とも呼べるレベルまで達することがあります。
ただし、乙女座の選ぶテーマはマニアックだったり、あまりに細かすぎて
説明してもうまくツボを理解してもらえない(笑)こともあるようです。
乙女座の感受性のアンテナは非常に繊細で、
インプットもアウトプットも驚くべき情報量です。
細部だから、という理由で
細部がないがしろにされたり、切り捨てられたりすることは一切ありません。
五感が受け取った膨大な情報は、
碁盤の目のように区切られた整理箱にレイアウトされます。
求めに応じてそれらは自由に取り出され、調合され
様々な化学変化を創り出します。
乙女座の選ぶテーマには「育てる」要素が入ることが多いようです。
対象(それが自分自身の場合もあります)に働きかけ、
変化の手応えを肌で感じながら、純度や精度を上げること。
理想の姿に近づけること。
子供を育てる、野菜を育てる、才能を育てる、
資格試験や技能の勉強、ダンスやスポーツの練習などに情熱を傾けます。
努力してる自分が好きです。
果てしなく思える道のりも、地道に取り組めるのは乙女座の才能です。
いま目の前にある「1つ」に集中することができます。
おそらく、作業自体の面倒くささ以上に
テーマを完璧に制覇したい!という衝動が勝っているのだと思います。
乙女座はゼロから創り出すことよりも、
複数の素材を組み合わせたり、
仲間と協力して予期せぬ相乗効果を生み出すことが得意です。
一方的な自己主張を恥ずかしがる傾向があるので、
周囲からの依頼や、仕事などの義務に応える関係の中に
自己表現のきっかけ見つけ出すことが多いようです。
誰かに必要とされている、役に立っているという感覚は、
乙女座のやる気を加速させてくれます。
乙女座の繊細な感受性は諸刃の剣です。
疲れたりして情報が処理し切れなくなると
情報のフィルタは全部シャットアウトしてしまい、
視野が狭くなって、皮肉で辛辣になります。
「結局お金にならなきゃ、仕事ができなきゃ意味がない」と言って
極端に冷めた目でロマンチストの自分を追い出し、
「やりたいこと」よりも「できること」に終始します。
自分に過酷な義務を課すことで、
奇妙な安心感と自分の存在価値を確かめようとします。
このがんばりは一体何のためか?を見失ってしまいます。
乙女座のキーフレーズは、" I serve(仕える、奉仕する、尽くす)" です。
どうか、これを勘違いしないでください。
乙女座が仕えるべき主人は自分自身です。
その魔法の手は、
誰にでもできる日常の雑事を片付けるために授かったのではありません。
貴方が創り出した、貴方にしか知り得ない小宇宙の神秘や美しさを、
地上に具現化するために授かった、大切で特別な手です。
道に迷った時は、貴方が従える獅子を解き放って
その言葉に従ってください。
貴方は揺れやすい自分のことを弱いと言うけれど、そんなことはありません。
痛みや哀しみの全てを全身で受け止めて
さらに自分自身でその数十倍は厳しい追い打ちをかけてもなお、
しなやかに、力強く立ち上がることのできる貴方を
誰も弱いと言うことはできません。
その凛とした姿を見る度に、
自分が持つ可能性について、もっと信じてみたくなります。
どんなにスゴいことをやってのけても
「やれば誰にでもできるよ~」と笑って話してくれる
そんな謙虚でがんばり屋さんの乙女座の方が、僕は大好きです。
