
<蟹座の切り絵>
・下描きと色のイメージ

これが蟹座?と思うかもしれません。
蟹座は、抽象的なイメージだったので、
なかなかいいデザインが出てこず、案が出て来た後もこれでいいのか
しばらく悩みました。
●蟹座は、他人を通して「自分を認識する、個性を主張する」双子座とは対照的に
個を消してより大きなものに委ねる、静けさや一体感のサイン(by俊二先生)
●蟹座の星は、月。
●宝石は、真珠。
●風火水土では、水=感情の星座(I feel)
●蟹座のシンボルマークは、子宮を表しています。
●「共感する」がキーワード。
●カニの殻で、居心地の良い内側の世界(身内)と外側の世界を分けています。
(占星術初心者の私には、どう表現していいのか、適当な言葉が浮かびません・・
毎回、世界観をどう伝えようか悩みます)
とても女性的な星座なんですね。
上の特徴を表すために、カニの形を主に出すのではなく、
「女性らしさ」の方を、主にデザインしました。↓
●真珠で、「水」を表す水滴のシルエットを作り、女性(母体)としました。
●月を子宮と見立てています。蟹座のシンボルマークも月に。
人間にも、カニのハサミにも見える、女性の手が添えられています。
●4番目の星座=4匹のカニ
一匹じゃ共感出来ないので、4匹のカニが集まっている所にしました。
真ん中のハートは、ちょうどお母さんの心臓部(=ハートチャクラ)です。
●オーラソーマの蟹座のボトルは
B13のChange in the New Aeon
蟹座のキーワードは「私は感じる(I feel)」。
ハートチャクラの色は、緑です。
ボトルをシェイクすると、ペールグリーンになります。
ボトルの色を、水の母体のグラデーションで表しました。
●蟹座の花は、トルコキキョウです。花冠にしました。
全体を見てると、妊娠してるみたい。
スキャンでは解らないけど、
カニさんも、月も、パール感のある紙を使っています。


この絵のどこかに、
さりげな~く、前の星座の双子座がいます

蟹座のみなさま、お誕生日おめでとうございます

西洋占星術家の竹内俊二さんからの、
蟹座の基本情報と解説、お誕生日メッセージ「おまけ」、追加UPしました

■蟹座の基本情報
・数字:4
・分類:水・活動
・キーワード:" I feel "
・星:月
・神話:
9つの頭を持つ怪物・ヒドラには、ひとりの友人がありました。
それは一匹の大蟹でした。
あるとき勇者ヘラクレスが、このヒドラを退治しにやってきました。
すると、この大蟹は親友のヒドラを守ろうと、
勇敢にもヘラクレスの足に、はさみでかみついたのです。
ですが、ヘラクレスは大蟹を踏みつけて易々と殺してしまいました。
大蟹は、じつは女神ヘラの使いでした。
ゼウスと人間の女性の息子であったヘラクレスを、
ゼウスの正妻であるヘラは心底憎んでいたのです。
(石井ゆかり 著『12星座』より抜粋)
・オーラソーマ
新しい時代の変化 Change in the New Aeon
色:クリアー/グリーン
ボトルの意味:
「移行と変化にかかわるスペース」
・花:トルコキキョウ
花言葉:優美、希望、永遠の愛
■解説
まちこさんの12星座切り絵、今回は蟹座です。
蟹座の切り絵のデザインは、これまでの星座とまるで違っています。
雫の形をして閉じた輪郭は不思議な静けさが漂って、どこか神秘的です。
主役であるはずの蟹が、真ん中にどーーん!ではありません。
小さく4匹が寄り添うように描かれ、
その真ん中に薄ピンクのハートがあります。
これは、蟹1匹1匹の特徴ではなく、
蟹たち全員が集まるその真ん中に共有される想いの方に
メッセージの主眼が置かれているからです。
蟹座は「水」の星座です。
水は感情を意味しています。
切り絵の蟹たちは、水の中にぷかぷかと浮きながら、
同じ感情の水を分かち合っているようにも見えます。
この水の色はオーラソーマの蟹座のボトルの色である
「グリーン(下側)/クリアー(上側)」に由来しています。
また、グリーンはハートチャクラの色でもあります。
水の星座は全部で3つあるのですが、
蟹座はその中で「活動サイン(星座)」に分類されます。
「活動サイン(星座)」に分類される星座は、
春分、夏至、秋分、冬至という一年の切り替わりポイントに位置しています。
蟹座は「陽の極」である夏至の日からスタートします。
気温がだんだん高くなり、真夏に爆発的に開花させるためのエネルギーを
内側でいっぱいに膨らませる季節です。
そのため、蟹座の水=感情は自分の内側に源泉となる動機があり、
常に活発に流れていて、淀むことを知りません。
同時に、周囲の反応を敏感に反応する感受性と共感力を備えています。
蟹座の水は渓谷を一気に下っていく川のようでもあり、
静かに鏡のように風景を映す、森の中の湖のようでもあります。
何気ない日常の中にある心の交流に新鮮な感動を見出し、
それを何倍にもして味わったり、
一緒にいる大事な人とシェアしたりできるのが蟹座です。
12の星座は全てが環のように繋がった1つの物語になっています。
蟹座はその中で4番目に来る星座です。
1番目の牡羊座で、全てが一つに溶け合った世界(12番目の魚座)から
魂が勢いよくこの世に飛び出しました。
2番目の牡牛座で、それが五感を持つ器である身体に宿り、
美意識や価値観を育んで自分を内側から実感をしました。
3番目の双子座で知性を手に入れ、身近な外の世界へ視野が開けました。
好奇心が工夫と行動を生み、個人としての可能性を広げました。
1~3番目までは「個」の力をだんだん際立て足せてゆく流れでしたが、
4番目の蟹座は、双子座の意味する様々な個性を内包しながら
自分を取り巻く「集団」へと自らを委ねてゆきます。
例えば、3番目の双子座が外で元気に遊び回る子供たちだとすると、
4番目の蟹座は、その子供たちが帰ってくるための家です。
切り絵の蟹の一匹一匹の特徴に注目するなら、
それが双子座を表すバラエティーや個性と言えるかもしれません。
蟹座はエネルギーを外側へ尖らせるのではなく、
自分や相手の内側を絶えず流れる心の動きに向けます。
そして、蟹座は両者の心の器を同じ温度の水で満たします。
切り絵の淵には、蟹座の宝石であるパールがちりばめられています。
これが感情の水を入れる器であり、バリヤです。
パールには「純潔」というキーワードがあります。
この堅いバリヤの内側に、不純物を入れることはできません。
なぜなら、そこはデリケートな裸の自分だからです。
「柔らかな内側と、それを守る堅い外側」というのが、蟹座の構造です。
ひとたび蟹座が内側に誰かを招き入れたなら、
その人は心を許せる蟹座ファミリーの一員です。
そのようにして、蟹座の周囲には同じ想いに共感する仲間が
不思議と引き寄せられ、共同体が集まります。
この共同体は、個人的な仲間や職場のグループだけに留まりません。
例えば、美しい景観が条例によって守られている京都など地域社会も、
思想や文化を伝統的に共有した蟹座ファミリーと考えられます。
日本の習慣や民族性に注目すれば、日本全体が1つの蟹座ファミリーです。
地球とか太陽系を巨大な1つのファミリーと考えることもできます。
魂のファミリーというのも、あるかもしれません。
蟹座は、大勢の人の想いが共有された各々の集合体に帰属することで
個人を越えた大きなエネルギーをチャージします。
蟹座は皆、自分の心が帰る家を持っています。
切り絵の蟹たちの下側には、蟹座の支配星である月が描かれています。
この金色の月は妊娠した女性の子宮を暗示していて、
さらにその上にある蟹座のマークは、
卵巣をかたどっていると言われています。
女性に関するキーワードが幾重にも描かれ、
蟹座の表す「女性性、受容性、母性」というテーマが強調されています。
月は夜を司ります。
月明かりはエッジの立った意識を眠らせると同時に、
本能や感情、裸の自分を照らし出します。
月は肉眼で満ち欠けを観測できる唯一の天体ですが、
その姿は、様々変化する感情の動きと重なります。
また、月の満ち欠けの周期は、女性の月経のそれと一致しています。
女性は、分かっていてもどうにもしがたい感情のうねりを毎月経験します。
身体と心の波を内包しながら生きる女性は、
強く、大らかで神秘的な存在だと思います。
自分の内側に命を宿せる空間を持っていて、
そこを感じ、循環させる仕組みを持っているという特徴は
蟹座の心や生き方とも共通しています。
このような女性性と蟹座の「水」を合わせてみると、
赤ちゃんを包む羊水のイメージが湧いてきます。
内を満たす温かな命の水が
人に命を吹き込んで癒したり、元気にしたりします。
ほっと心がゆるむ場所。
懐かしい帰る場所。
そこを住処としながら、
ぐんぐん育て、環を広げ続けているのが蟹座です。
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■蟹座の人々について
セッションを通じて感じた、僕の個人的な蟹座の方の印象です。
※ここでの「蟹座の方」とは、
蟹座に太陽、月などの重要なポイントのある方や、
蟹座に天体が複数集まっている方のことです。
蟹座は、太陽の光を反射して輝く月にのように、
周囲の人や環境の影響に対して、敏感に反応します。
場の空気を読み、ごく自然にその影響に自分を調律してゆくので、
公の場でいきなり目立った行動を取ることはありません。
蟹座は常識的で庶民的な「集団」としての感覚を持ち合わせているので、
過去に多くの人が積み重ねてきたようなもの
例えば、伝統のあるお稽古ごとをしていたり、昔からの習慣を大切にしたり
やや古風なものを好む傾向があります。
そういう下地があるので、
蟹座の価値観や活動は自然な形で周囲の共感を得やすいようです。
ですが、面白いことに
世界中に広がる流行を生み出すのは蟹座だと言われています。
蟹座が作り出すのは、奇をてらった一発限りのムーブメントではなく、
気がついたらみんなに広まっていた、というような
新しいスタンダードなのだと思います。
「普及させること」は、
職業的な意味における蟹座のキーワードなのかもしれません。
先にも書いたように、蟹座の方には2つの側面があります。
蟹座は内側(=繊細でデリケートな裸の自分、水)と、
それを守る外側(=堅いパールのバリヤ)両方を持っているので、
そのどちら側を見ているのかで大きく印象が違います。
会って間もない初対面の人や慣れない場では、
愛想がよく、人当たりのいいチャーミングな感じか、
あるいは、控えめで大人しい印象を受けます。
パールの堅いバリヤによってデリケートな内側を守りつつ、
周囲の雰囲気にシンクロしようとしている状態です。
これは、いわゆる蟹座の「閉じたモード」なのですが、
蟹座の持つ親しみに満ちた可愛さや可笑しさは
自然と周囲に伝播して安心感を生みます。
なので、なんとなくいじられたり、可愛がられたりします。
蟹座のバリヤの内側は、
高度なセキュリティーによってさらに守られています。
一度内側に招き入れた人であっても、
自分や愛する仲間の安全を損なうと判断すれば、外へ排除しようとするか
集団に同意するように圧力をかける蟹座もいます。
守るためには、降り掛かる火の粉を払うように、
積極的に攻撃を仕掛けることもあります。
蟹座が「ここは自分の居場所だ」と感じたり、
感情の水の部分で互いが強く繋がり合った時、
いわゆる「開いたモード」になってダイナミックな表現をし始めます。
蟹座によるコミュニケーションは、
思考よる客観的な「理解」だけに留まりません。
ありのままの喜怒哀楽が蟹座の言葉です。
それは相手の内側にストレートに響いて感情を触発します。
例えば、蟹座のメールやブログは、
まるで目の前で話しているかのように自然で、等身大です。
蟹座は他の星座に比べて、内側に湛える感情の総量が圧倒的に多いので、
それを表現するためのボキャブラリーも豊富です。
蟹座の言葉はけっこう楽しいです。
ぐるんぐるんとか、にゃー!とか、はむはむとか、
内側から溢れてくる印象を、そのまま強引に言葉に変換したみたいな
オリジナルの擬音語を使う蟹座もいます。
言葉数は少なくても表情には表れます。
蟹座は決して顔で嘘をつけないタイプです(笑)
蟹座は聴き上手でもあります。
繊細な感受性を持ち、相手の反応を巧みに汲み取ります。
そして、相手のリズムに自分のリズムを重ねてゆくので
自然にリラックスする雰囲気ができあがり、親近感が湧いてきます。
言葉尻よりも、声のトーンや雰囲気にフォーカスします。
相手から受け取ったことを、自らの感情に変換して
それを膨らませて受け止めてくれます。
聴き手である蟹座が、話してる相手以上に喜んだり哀しんだりできるので、
そこから話し手の感情が喚起され、
どんどん盛り上がったり、深まったりします。
まるで同じ温度のお湯に浸かって揺られているように、
何時間も話し続けることもできます。
蟹座の敏感な感情のセンサーが行き過ぎると
相手の気持ちどこまでも先回りしてしまいます。
相手の心に共感し、まるで自分のことのように膨らますことが得意な蟹座は、
喜びや感動だけでなく不安や疑いをも倍々にします。
警戒心から、蟹座が自分の本意に反して
「閉じたモード」でしかいられない時には、
内側を流れる豊かな感情の水が相手との間を行き来できずに
自分の中でぐるぐるループして濁ってしまうこともあるようです。
ですが、成長した蟹座は違います。
心から嘆きや哀しみの声がどれだけ溢れてきて
自らが感情の濁流に押し流されそうになっても、
それを否定したり、隠したり、無理にプラス思考にしたりしません。
それどころか、自らを感情のうねりに飛び込み、
委ねながら、隅々まで感じ尽くします。
怒りや哀しみに揺れ動いて打ちひしがれながらも
一歩も引かず、まるごと真正面から受け止めます。
そして嵐が止むまでの間、何度も何度もそれを繰り返します。
まるで非合理的に思えるこの方法を蟹座が採用するのは、
感情は、決して都合よくコントロールしたり消したりはできないことを
よく分かっているからだと思います。
嵐の真っただ中にいる蟹座には、
その様子を静観するもう一人の大きな蟹座がついているように思えます。
欠けた月も時が来れば再び元の形に戻るように、
蟹座はおそらく、嵐の後の光景をイメージの片隅で描いているはずです。
嵐を経験した後で、蟹座は脱皮するかのように劇的に生まれ変わります。
そして、本当に不思議なのですが、蟹座は内側(感情)の動きと
外側(環境)の動きが連動していることが多いように思えます。
大きな脱皮の後、ごっそりと断捨離したり、引っ越したり、
肩書きや仕事、人間関係、行動範囲などが大きく変わる蟹座もいます。
蟹座の持つ感情の力は、今の自分にフィットする環境を
引き寄せるように作り出してゆく材料になっているのかもしれません。
ところで、今更ですが「感情」って何でしょうか。
僕が思うにそれは、
きゅんきゅんとか、むかむかとか、もやもやとか
感情は言葉にしがたく、なかなか捉えようのないものです。
ですがそれは確かに存在していて、
胸の内側を揺さぶったり締め付けたりして、涙を流させます。
感情は、ある時は可愛い子犬のようでもあり、
ある時は暴れ馬のようでもあります。
強い感情は眼鏡に色をつけて
思考や感覚が受け取る情報を、よくも悪くも歪曲させます。
それが人や自分を傷つけることもあれば、
逆に感動させたり、癒したり、救ったりすることもあります。
僕は、その動きの読めない感情をとても警戒していました。
感情を露わにして、それが周囲に与える悪影響に無自覚なまま
怒ったり、忙しなくワーワーキャーキャー言ったりする人が苦手でした。
なので、自分自身が彼らと同じことをしないように、
自分の感情の動きには注意しながら
(周囲の人にとって)それが問題なく運用されるように心がけました。
そのことと、コミュニケーションに関する学びや
占星術セッションを重ねるうちに自信もついてきて
僕はすっかり感情を制覇?し尽くしたようなつもりでいました。
ですが、ある時自分には「何かがまるで足りない」と強く思い知りました。
自分の中身が、スカスカでカラカラに乾切ってしまっているような、
空しさと危機感でした。
例えばセッションを通して、
僕は核心にまるで触れていないのではないか。
自分の本音に向き合えない人が、
相手の本音に向き合えるはずがない。
自分に必要なのは、自分の本音を出していくこと。
そのようにして、感情の全部を受入れることだと解りました。
そこに至るまでの数年の間、
僕は何人かの蟹座の方と親しくなりました。
そしてたくさんのギフトを受け取りました。
それは自分の価値観がひっくり返るような
ホスピタリティにも似た、心尽くしの信頼と応援でした。
蟹座には、どれだけ汲み出しても尽きることのない感情の源泉があります。
彼らとの深く楽しい関わりは、
カラカラに乾いてしまっていた自分の心の置き場所を
繰り返し豊かな水で潤していきました。
そして、自分にも最初から同じ源泉があったことに気付かせてくれました。
大きく揺れ動く自分の感情を前にしても蟹座は
逃げも隠れもしません。
なりふり構わず泣いたり怒ったりします。
それは以前の自分が嫌っていたことのはずですが、
今では、それでいいんだなあと思えます。
それどころか、そこに人間味や価値を感じます。
蟹座の神話で、大蟹は英雄ヘラクレスに捨て身の覚悟で立ち向かい、
死んでしまいました。
実は、ヒドラと大蟹は仮の姿でした。
冥王ハデスの掟を破って結婚したため罰として醜い姿を変えられたのでした。
ヒドラは人間の男で、大蟹は美しい花の妖精です。
だとすると、大蟹を突き動かしたのは愛情の力です。
神話の大蟹のように、
蟹座は自分の想いや仲間、愛する誰かのためになら捨て身になれます。
大蟹は死んでしまったという結末以外に目を向けると、
そのようにして誰かに注いだ愛情は、
おそらく何倍にもなって大蟹を幸せで満たしていたのではないかと思います。
感情は、損得や数値に換算できません。
そのため、感情を優先させることは
子供っぽいとか、頭わるいと思われたりします。
自分もそう考えてましたが、違ってました。
感情は、今自分がどんな状態なのか、
ぶっちゃけ幸せなのかどうかをストレートに教えてくれます。
また、感情が誰かと繋がって共有された時には、
もれなく全員に一層大きな幸福感がもたらされます。
今となってはごく当たり前のそのことを
僕に教えてくれた蟹座の方々に感謝しています。
ありがとうございました。
お誕生日おめでとうございます。
今年が、素敵な一年になりますように
心より願っています。
