雪が積もっていて、真っ白な函館。
見上げると、水色のよく晴れた空。
水色と白という組み合わせは、
夏によく見かける、さわやかな配色だけれど、
実はこんなふうに、一冬じっくり見つめる色でもある。
その水色は、遥かに澄んでいて、
白は、ふんわりと凍っている。
今日は真冬日。
すべてが、凍っている。
同人誌『視線』に、ここ7年ほど短編小説を書いている。
去年は、詩も出した。
詩は幼少期から、自分の心を鎮めるために書いてはいたけれど、
同人誌に発表したのは、あれが初めてだった。
今月が、今年の『視線』の締め切り。
短編小説と、詩を出すつもりでいる。
さきほど短編小説を書き終えて、
いまは少し呆けたまま、冬の青空を見ている。
たしかにこの地方都市に生きていて、
バスに乗ったり、
枯れ葉を踏んだり、
アスファルトの道を歩いたりしている。
曇る窓ガラスになにかを見つめたり、
聴こえない声に耳を澄ましたりしている。
心が、とくんと動く瞬間もある。
名前のない、なんでもないそれらの瞬間は、
バスの窓外の景色のように、
どんどん過ぎて行く。
私が書きたいのは、
このなんでもない日々の中にある、
とくんとした瞬間なのだと思う。
雪と、水色の空のあいだで。
誰でもない顔で、
ただ立ち止まっている時間。
書き終えたあとに訪れる、この静けさを、
人生の中心にできたらとてもいいと感じている。
――本日もお読みいただき、誠にありがとうございました――
本日も、みなさまにとって彩り豊かなすばらしい一日でありますように。
🌈どの色も人生の宝石🌈
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