今日は久しぶりにスタジオでの仕事です。
花を買って、ブルー(ラピスラズリ色)の花器に入れました。
手前に置いたガラス玉が、地球のようでなかなかおもしろい!
エレガントなゆりとはミスマッチかもしれませんが…。
ところで、ラピスラズリ(瑠璃)は、非常に貴重な鉱物です。
アフガニスタン等限定された地域でしか産出されません。
ツタンカーメン王のブレスレットに使われたと言われています。
また、キリスト教の宗教画では、聖母マリアの服の色に使われているので
マドンナ・ブルーと言われています。
海を越えて伝わったことから、ウルトラマリンとも呼ばれています。
群青色(ぐんじょういろ)という色は、もとはラピスラズリと同じ色をさして
いたようですが、ラピスラズリが高価なために、絵の具に岩群青である
アズライトを使うようになり、色名自体も別々に使われるようになりました。
群青色と同じように日本画で使う岩絵の具に白群(びゃくぐん)という色が
ありますが、これは群青色を白っぽくした色で、群青の粒子が細かくなった
ものです。銅の錆からの化合物である緑青(ろくしょう)も岩絵の具の色ですが、
その白っぽい色を白緑(びゃくろく)と言います。やはり、緑青の粒子を細かく
したものです。白(びゃく)の意味を知っていれば、わかりやすい表現ですね。
