東京ステーションギャラリーで開催中の展覧会へ行ってきました。

 

東京駅直結で、赤レンガの壁の展示も人気の美術館です。

スイス絵画の異才
「カール・ヴァルザー」展
世紀末の昏き残照

 

 

レンガの壁に囲まれた螺旋階段

 

カール・ヴァルザー

 スイスの画家 / イラストレーター
舞台美術家 / 壁画家
1877年-1943年

 

誰…? 泣き笑い

 

近年、母国スイスでは再評価されているそうですが、日本では ほぼ知られていない画家。


もちろん、私も知りませんでした。

公式サイトにも、

『知名度のかなり低い画家と言っていいでしょう。』

とあるくらい…笑

 

「じゃぁ、なぜ展覧会を?」と逆に興味が湧きました。

 

『そこはかとない昏(くら)さと精妙な色彩をあわせもつその作品群』

という説明にも魅かれました。

さらに、

日本にも半年ほど滞在して描いた作品

舞台美術のコスチュームのデザイン画

を残していることにも、興味が湧きました。

 

 

日本では知られざる画家の初回顧展ですから、作品もすべて初公開。

※館内は撮影禁止

 

初期の作品は、深くて暗い緑色、対照的な色使い、明暗コントラストが印象的で、ミステリアスな昏さが漂う独特の雰囲気でした。

 

チケット

 

「森」

 

シルエットみたいな枝が細かい!

 

暗い森には、心理的な内面が

投影されているらしい…

 

会場外フォトスポット

 

「婦人の肖像」

 

視線の圧がすごっ!

 

服と不明な背後の灰色

奥の緑地?と本の赤

周囲の樹々の暗緑色と手袋の暗赤色

が印象的

 

 

120年程前に京都(宮津)に滞在した時の作品群も、素晴らしかったです。

外国人の視点で色彩豊かに描かれていたのは、情趣に富んだそこに暮らす人々や風景、生命感あふれる祭りや踊り、息遣いを感じさせる芸妓さんや歌舞伎役者でした。

 

ヴァルザーの日本における再評価も期待されるのでは⁉︎

 

衝撃的だったのは、ヴァルザーの来日理由!

彼の心変わりを知った元恋人が、

目の前でピストルで命を絶つ

 

下矢印
落ち込むヴァルザー

 

下矢印
出版社が、挿絵を描く目的で

メンタルケア?

気分転換?

を兼ねて日本旅行に誘う
 

下矢印

日本の異文化に魅せられ、

創作意欲が湧く

 

 

知らない画家の絵は、予備知識も先入観もなく、作品そのものを新鮮な目で見られたのがよかったです。

 

会場外フォトスポット

 

「デルフトの街角」

 

傘をさしているように、

実物はもっと抑えられたトーン

 

東京ステーションギャラリーにて、

2026年6月21日(日)まで開催。

 

その後、大阪中之島美術館へ巡回予定。
7月4日(土)~9月27日(日)



 

 

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