年末の歌番組で、再びよく耳にする楽曲。
back number
「ブルーアンバー」
北川景子さん主演ドラマ
『あなたを奪ったその日から』主題歌
春に放送されたドラマ、観てましたか?
食品事故で幼い娘を失った母親が、罪を犯してまで事故の真相を追いかけるストーリー。
Snow Manの阿部亮平さんが、いつもとは違うギャップのある役柄を演じた"やさぐれ感"も反響を呼びました。
切ない歌詞と美しいメロディが、深い悲しみや愛おしさ、憎しみ、葛藤を描いたドラマの世界観とリンクしていて、強く印象に残っていました。
物語性のあるMVも話題に…
アンバーとは、琥珀(こはく)のこと。
ブルーアンバーは、紫外線を当てると青く光る希少な琥珀だそう。
琥珀は、数千万年の年月をかけてできる樹脂の化石。
古くから、宝石として珍重されてきました。
色名の「アンバー(琥珀色)」も、1500年に登場している古~い名前です。
「琥珀色」は、ウイスキーやビールの色に例えて使われますよね!
「アンバー」は、英語圏では黄色信号を指す呼び名。
青(green)・黄(amber)・赤(red)
瞳の色やサングラスなどの透明な製品の色名としても、ポピュラーなんだそう。
他に、白や乳白色、黄色、青みや緑みがかった色の琥珀があり、「アンバー・ホワイト」や「アンバー・ブラウン」という色名もあるようです。
オレンジ系のアンバーが、光を変えれば反対色のブルーにも見える。
楽曲「ブルーアンバー」も、相容れない二面性や可変性が描かれているように思います。
歌詞には、
とか、
私の中で誰にも見付けられずに
こんな色になるまで泣いていたんだね
とか、
本当を嘘で飾って
ごっこみたいな暮らしで慰めて
誰かの悲劇で自分の悲劇を癒して
とあります。
誰も知らない心の奥底の悲しみを閉じ込めたり、人に見せたくない心の濁りは隠したりしてしまうもの。
苦しくなって、綺麗ではない感情を抱く自分を否定するのではなく、最後に
「綺麗よ」
で終わるところに、"琥珀のように時間を経て、透明感のある色にも変われるんだ"と寄り添ってくれているよう。
心にじんわりと、琥珀色が染み入る曲です。
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